1. 砂糖を調理さじで量る

普段から料理をしている人ならば、調理さじはよく使うアイテムなのではないだろうか?調理さじには、大さじと小さじがある。調理さじで計量する際は、砂糖をすくってへらなどですり切って使う。すくったまますり切らずに使うと量が変わってしまうので、注意が必要だ。では、砂糖大さじ1杯・小さじ1杯は何グラムになるのだろう。
・砂糖小さじ1杯は何グラム?
砂糖小さじ1杯は3グラムになる。ただしこれは、上白糖の場合である。例えば、グラニュー糖の場合は、4グラム、ざらめの場合は5グラムとなる。ひと口に砂糖と言っても、種類によって重さも変わってくるのだ。
・砂糖大さじ1杯は何グラム?
上白糖は大さじ1杯=9グラム、グラニュー糖は12グラム、ざらめは15グラムとなる。
小さじ1杯は5ml、大さじ1杯は15mlなので、小さじ1杯×3が大さじ1杯ということになる。もし、小さじしかない場合に大さじ1杯を量りたかったら、小さじ3杯を計量すればよいのだ。逆に大さじしかない場合は、大さじ1/3杯を量れば小さじ1になる。大さじで砂糖をすくってすり切った後、へらなどで2/3の量を取り除くといいだろう。
小さじ1杯は5ml、大さじ1杯は15mlなので、小さじ1杯×3が大さじ1杯ということになる。もし、小さじしかない場合に大さじ1杯を量りたかったら、小さじ3杯を計量すればよいのだ。逆に大さじしかない場合は、大さじ1/3杯を量れば小さじ1になる。大さじで砂糖をすくってすり切った後、へらなどで2/3の量を取り除くといいだろう。
2. 砂糖を計量カップで量る

「調理さじがない!」「はかりがない!」調理中のそんなシーンで、砂糖を計量カップで量る方法を紹介しよう。
・計量カップの使い方
計量カップを使うときは、平らなところに置くようにしよう。砂糖のような粉末は、液体のように計量ラインがまっすぐにはならないので、軽く下に打ち付けるようなイメージでならしてから計量するといいだろう。計量する時に大切なことは、目盛りを真横から見ることだ。計量カップは1カップ=200mlとなる。砂糖1カップ分を計量したいときは、真横から見て「200」の目盛りラインに合うようにする。従って、2カップならば、「400」のラインに合わせるということだ。
・砂糖は1カップ何グラムなのか?
それでは、砂糖は1カップ何グラムになるのだろう。上白糖は1カップ130グラム、グラニュー糖は180グラム、ざらめは200グラムとなる。
計量カップでの砂糖の計量は、調理さじやはかりに比べると大まかなものになる。しかし、調理さじやはかりがない場合は仕方がない。大体の砂糖の計量ができれば、計量カップでもいいだろう。ただし、炊飯器についている計量カップは1カップ=180mlとなっており容量が異なるので、注意が必要だ。
3. 砂糖をはかりで量る

砂糖を調理さじや計量カップで量る方法を紹介した。簡単なかけ算ができればはかりがなくとも計量できるが、一番手っ取り早いのは、はかりを使用することだろう。はかりの正しい使い方をおさらいしておこう。
・はかりの使い方
まずははかりの使い方を確認しておこう。調理用のはかりには、アナログタイプとデジタルタイプがあるが、デジタルの方が使いやすいかもしれない。はかりは不安定なところに置くと誤差が出てしまうので、平らで固いところで使うようにしよう。また、砂糖を量るときは、できるだけ砂糖をはかりの中央部分に置くようにするのも大切だ。
・お菓子作りにははかりが便利
お菓子作りなどで大量の砂糖を量るときに、いちいち調理さじで量っていたら途方に暮れてしまうだろう。そんなときこそはかりの出番だ。通常パウンドケーキのような焼き菓子には100グラムほどの砂糖が必要だ。はかりを使えば、大量の砂糖をスピーディーに計量できる。ちなみに、上白糖100グラムを大さじで計量すると、大さじ11.1杯となり、時間も手間もかかる。
結論
今回は、砂糖の計量方法についてお届けした。各調理器具での基本的な計量単位を覚えておけば、「調理さじがない!」、「計量カップがない!」、「はかりがない!」というあらゆる場合でも対応が可能だ。覚えておくと便利なので、是非マスターしてほしい。