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飲酒後のラーメンは何故おいしい!?その理由と対処法

飲酒後のラーメンは何故おいしい!?その理由と対処法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2020年12月 2日

お酒を飲んだ後に恋しくなるものと言えばラーメン。アンケートをとっても飲酒後にラーメンを食べたくなるという人は多い。一体なぜ人はお酒の後にラーメンを食べたくなるのだろうか?ここではその理由と、食べたくなったときの対処法について解説する。

  

1. 飲んだ後にラーメンを食べたくなる理由

お酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのには理由がある。お酒を飲むと身体はアルコールを分解し始めるが、ラーメンに含まれる成分がアルコールの分解に一役買うのだ。

アルコールを分解するのは肝臓の役割だが、アルコール分解のプロセスで肝臓は糖分を必要とする。必要な糖分は血液中から消費されるので、アルコールを摂取すると血糖値が下がり、空腹を感じやすくなる。

ラーメンの麺は小麦粉でできており、その主成分は炭水化物。糖質を含む炭水化物はアルコールを分解するためのエネルギー源となるので、自然と体が欲するという訳だ。

しかし、炭水化物が必要なのであれば、おにぎりやうどん、いやパンでもよいはずだ。そうではなく、ラーメンが食べたくなるのは、実はスープにも秘密が隠されているのだ。

ラーメンのスープには煮干し、鰹節、豚肉などが使われており、これらの素材には旨み成分の「イノシン酸」が含まれている。このイノシン酸は体内で分泌されるアルコール分解酵素の働きを活発にする働きがあるのだ。

人は体が必要とするものを摂取しようとする。飲んだ後のラーメンを美味しく感じるのは、いわば生理的欲求の産物と言っても過言ではないだろう。

2. シメのラーメンは体によい?悪い?

ラーメンの成分がアルコールの分解に役立つと聞くと、健康によいのでは?と思われがちだが、そうとは限らない。

考えてもみよう。ラーメンのカロリーは一杯500~800kcalはある。アルコールやおつまみだけでも結構なカロリーになるが、その上さらにラーメンを食べたら完全にカロリーオーバーだ。

ご存知の通り、過剰摂取した栄養は消費されずに、脂肪として体内に蓄積される。ラーメンを食べた後、すぐに帰宅して寝たら、そっくりそのまま体に溜めこむ羽目になる。真夜中のラーメンはダイエットの天敵だ。

また、ラーメンのスープは塩分や脂質が多いので翌朝のむくみや食欲不振の原因になる。誘惑に駆られてもぐっと我慢する方が得策だ。

3. 食べたくなったときの対処法

健康のためにはシメのラーメンはやめた方がいいと分かっていても、どうしても食べたくなったときは以下の方法を試してみよう。

■しじみが入った味噌汁を飲む

しじみの味噌汁に含まれるタウリンは、アルコールを分解する際の肝臓の負担を軽減する働きがあるといわれている。また、味噌汁の出汁には鰹節や煮干しが使われており、アルコール分解に一役買うイノシン酸も含まれている。しじみの味噌汁なら炭水化物はほとんど含まれていないのでカロリーオーバーの心配もない。居酒屋のメニューにあれば最後に注文しよう。

■温かいお茶を飲む

ラーメンを食べたくなったら、代わりに温かいお茶を飲むのも効果的だ。飲んだ後はアルコールの代謝で脱水状態になりやすいので、水分は積極的に摂るようにしたい。

■ファミレスでカフェ

仲間内でラーメンを食べる流れになったら、ファミレスでカフェをすることを提案してみよう。おすすめのメニューはコーヒー、低カロリーのフルーツやシャーベットなどだ。なるべく罪悪感の少ないメニューを選ぼう。

結論

お酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのは、気分的なものではなく、生理的な理由がある。ラーメンの麺は血糖値を高める働きがあり、スープに含まれるイノシン酸はアルコール分解酵素の働きを活発にする。しかし、真夜中のラーメンは健康によいとは言えないので、どうしても食べたいときは、味噌汁やお茶、コーヒーなど低カロリーな飲み物でお腹を満たそう。
  • 公開日:

    2018年9月29日

  • 更新日:

    2020年12月 2日

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