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「塩ひとつまみ」と「塩少々」。本当はどう違うの?

「塩ひとつまみ」と「塩少々」。本当はどう違うの?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年6月 9日

雑誌や書籍、またはテレビの料理番組のレシピに、塩「少々」とか「ひとつまみ」とよく書いてある。しかし、それはいったい厳密にはどれくらいの分量をさすのだろうか。気になる計り方、適量について考えてみよう。

  

1. 「少々」というのはどれくらい?

塩、こしょう、スパイスなど少々と書いてあるレシピがちまたにはかなり多い。実はこの「少々」、決して適当な量ではなく、実際に計り方があるのをご存知だろうか。少々とは、計量スプーンでは計りにくい極少量を表していて、親指と人差し指の2本でつまんだくらいが目安で、約0.3g~0.6g程度のことを指す。塩少々とは、塩味がもうひと味足りない時などに、ほんの少し塩を加えることだ。ただし、料理によって、また好みによって調節をしてもよいとされている。

2. 「ひとつまみ」というのはどれくらい?

「ひとつまみ」の量にも基準がある。一般的には、少々よりやや多めで、こちらは親指、人差し指、中指の3本の指でつまんだ量が目安となり、約0.6g~1g程度。塩ひとつまみは、野菜を下茹でするときや、肉や魚に下味をつける場合に使うことが多い。ちなみに「ひとにぎり」というのは軽く手でにぎったくらいの量で、大さじ2杯程度。漬け物やパスタをゆでるときに使うことが多い。これもあくまで目安で、人によって指の太さも大きさも違うので、「ひとつまみ」より多めというのを覚えておくとよいだろう。また、「適量」とは決まった計り方や量があるのではなく、適宜分量、味見をして自分の味に調節するという意味合いである。

結論

料理のレシピはあくまで目安の分量で作られている。実際のところ、ほんの少しの量を入れ間違えることだけで、味が台無しになることもあるので注意したい。初めはレシピの分量通りに作り、味見をしてから仕上げの塩、胡椒をほんの少しずつ増やすなどして、味を決めると良いだろう。最後は作り手自らの舌と経験がものをいうというワケだ。

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  • 公開日:

    2018年10月24日

  • 更新日:

    2021年6月 9日

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