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わさびの旬の時期はいつ?水わさびと畑わさびとは

わさびの旬の時期はいつ?水わさびと畑わさびとは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年10月31日

ピリッとした辛みで料理の味を引き立てる食材、わさび。今回はわさびの旬の時期をテーマに、さまざまな観点からわさびについて解説する。普段はチューブ入りのわさびしか使わない人も、これを機にわさびの魅力を知ろう!

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1. 本わさびと西洋わさび

チューブのわさびはわさびじゃない!?

刺身や寿司に欠かせないものと言えば、やはりわさびである。わさびと聞いた時、どのようなものを思い浮かべるだろうか?多くの人が、家庭でよく使うチューブ入りのわさびを想像するだろう。チューブ入りのわさびは必要な分だけを出しやすく、冷蔵庫で保存ができるなど利便性に優れており、多くの家庭の冷蔵庫にストックされている。しかし、チューブ入りのわさびは厳密には加工食品。メーカーや商品にもよるが、原料となるわさびに食塩や砂糖などを混ぜて作られている。そして、「西洋わさび」が原料に含まれているものもある。

西洋わさびはわさびじゃない!?

西洋わさびとは、東ヨーロッパやフィンランドなどを原産とする「ホースラディッシュ」という多年草の和名である。根にわさびのような辛みがあるためにこのような和名がつけられたが、「ラディッシュ」とは大根を意味する。薬味として使う根の色も白である。西洋わさびはチューブ入りのわさびの原料ともなっている。生産コストが低く、わさびに似た辛さのある西洋わさびを使い、わさびの緑色に着色してチューブ入りのわさびを作っているのだ。近年では、西洋わさびとの区別を目的とし、本来のわさびを「本わさび」と呼ぶ。

2. 水わさびの旬は?

本わさびは、日本原産のアブラナ科の多年草である。栽培方法によって「水わさび」と「畑わさび」に分けられる。ここでは水わさびについて詳しく解説する。

水わさびについて

水わさびとは清流を利用して栽培されるわさびで、「谷わさび」や「沢わさび」とも呼ばれる。わさびの中ではもっとも一般的な栽培方法である。わさびの栽培には水温が非常に重要で、8~18度で栽培しなければならない。12~13度がもっとも適した温度であり、真夏に水温が上がってしまうような場所では栽培できないため、栽培できるのは限られた場所でのみとなる。地沢式や畳石式、平地式などさまざまな栽培方法があり、場所によりもっとも適した方法で育てられている。わさびの栽培期間は長く、1.5~2年かかってようやく収穫時期となる。

水わさびに旬はなし

わさびは多年草の植物であり、水わさびはいつでも収穫可能だ。しかし、面白いことに、季節によって風味が変わる。わさびらしい辛みが強いものを好むのなら冬がよい。わさびは2月頃から花を咲かせ、種が実る。この時期、わさびは花と種に栄養を重点的に送る。反対に、秋から冬にかけては茎に重点的に栄養を送るため、実が引き締まって辛みが増すのだ。このため、秋から冬に収穫されたわさびは辛みが強く、春のわさびは辛さがマイルドなのだ。

3. 畑わさびの旬は?

畑わさびについて

続いて、畑わさびについて解説する。流水を利用して栽培される水わさびに対し、畑わさびは一定の水量で栽培される。湿度が高く、夏でも比較的涼しい場所で育ち、畑わさびのほか「陸わさび」とも呼ばれる。栽培方法は異なるが、畑わさびと水わさびはどちらも同じ種類の本わさびである。ハウス栽培も可能な畑わさびはあまり手間がかからず、一般的に栽培しやすい。また、開畑や生産にかかるコストも安価だ。これらは大きなメリットだが、栽培に手間がかかり生産コストも高い水わさびと比較すると、品質は一般的に劣るといわれている。そのため、水わさびに比べて安値で取引されている。

畑わさびは6月頃から収穫される

畑わさびの生産量は、岩手県が5割以上を占めている。日本一の生産地、岩泉町のわさびの収穫期間が5~9月ともっとも長く、大槌町は7~8月、遠野町は5~7月となっている。畑わさびは主に加工用として栽培されており、チューブ入りのわさびやドレッシング、漬物などが作られている。

結論

わさびについて解説した。生わさびはあまり見かけることはないかもしれないが、チャンスがあれば自分ですり下ろして食べてみよう!ちなみに、チューブ状のものは原料のわさびのうち、本わさびを5割以上使用したものは「本わさび使用」、5割以下のものは「本わさび入り」と表示されている。
  

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