1. 手作りの定番たれで、生姜焼きを作る

まず、美味しい生姜焼きを作るためにおさえておきたいのが、定番のたれで作ることだ。基本を知っておくことで、自分好みの味付けにアレンジすることもできるようになる。最近はスーパーでも生姜焼きのたれが売られているが、手作りのたれも混ぜるだけなので難しくはない。
・下準備
では、さっそく手作りしてみよう。たれの材料は、しょうゆ・酒・砂糖・生姜の4つだ。生姜はすりおろした生の生姜でもいいし、チューブのおろし生姜でもいい。香りを楽しみたいなら、生をすりおろすといいだろう。2人前の分量は、しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、砂糖小さじ1、おろし生姜小さじ1/2だ。このたれとは別に、前もって豚肉に下味をつけておくことも大切なポイントになる。しょうゆ・酒・生姜(おろし、またはしぼり)を小さじ1ずつ混ぜて、豚肉を漬け込んでおこう。
・豚肉を焼く
下味をつけた豚肉の汁気をきり、小麦粉をまぶす。小麦粉を事前にまぶしておくことで、たれが絡まりやすくなり、しっかりとした味の生姜焼きにしあがる。油を熱したフライパンに、豚肉を並べる。すべての豚肉が並ばなければ、半量ずつ焼くなど、重ならないようにしよう。片面に焼き色がついてから、豚肉をひっくり返す。豚肉の両面が焼けたら、一度フライパンから取り出す。フライパンの余分な油を拭き取り、たれをフライパンに入れて煮詰めよう。煮詰まったら豚肉を戻し入れ、手作りしたたれを絡めて完成だ。
美味しい生姜焼きにしあげる鍵は、「豚肉を焼きすぎない」こと。肉が固くならず、ジューシーな豚肉の生姜焼きを食べたければ、ここはおさえておこう。
美味しい生姜焼きにしあげる鍵は、「豚肉を焼きすぎない」こと。肉が固くならず、ジューシーな豚肉の生姜焼きを食べたければ、ここはおさえておこう。
2. 生姜焼きのたれに、はちみつを加えて甘みを足す

生姜焼きのたれにはちみつを加えると甘さがプラスされ、子ども受けバツグンだ。
・たれにはちみつを加えるレシピ
たれを作るときに、はちみつを好みの分量だけ加えておけばよい。定番のたれに、大さじ1ほどのはちみつを加えてみよう。甘さが強くなるので、砂糖は加えないのもありだ。あとは、定番のたれで作る生姜焼きと同じ手順で作ればよい。はちみつが入っている分、焦げやすいところは注意すべき点だ。たれを煮詰めるときには、焦げないように注意しておこう。
・はちみつに豚肉を漬け込んでおくレシピ
豚肉をたれに漬け込むことで、しっとりとした生姜焼きを作ることができる。ポイントは、はちみつと玉ねぎ。定番のたれに、はちみつ大さじ1と玉ねぎのすりおろし半玉分を足そう。たれを豚肉と絡めたら、冷蔵庫で30分ほどなじませる。焼くときは、まず豚肉だけを焼き、しっかりと火を通そう。豚肉に火が通ったら、漬け込んでいたたれを流し入れ、煮詰めて豚肉と絡めて完成だ。玉ねぎに含まれる酵素によって、肉がジューシーにしあがる。いつも肉がパサついてしまうという人には、ぜひ試してもらいたい。
3. 簡単に生姜焼きを作りたいなら、めんつゆがおすすめ

しょうゆや酒、砂糖の分量を量って混ぜなくても、めんつゆを利用すれば、簡単に生姜焼きを作ることができる。たれの材料は、めんつゆとチューブのおろし生姜。4人分の分量だと、2倍濃縮のめんつゆ100mlとおろし生姜大さじ1を混ぜ合わせれば、たれの完成だ。
ついつい残りがちなめんつゆも、生姜焼きなど炒め物のたれとして利用すれば、残さずに済むだろう。めんつゆを活用したレシピには、煮物やからあげ、炊き込みごはんなどたくさんある。ぜひ、いろいろな料理に活用して、レパートリーの幅を広げてみてほしい。
ついつい残りがちなめんつゆも、生姜焼きなど炒め物のたれとして利用すれば、残さずに済むだろう。めんつゆを活用したレシピには、煮物やからあげ、炊き込みごはんなどたくさんある。ぜひ、いろいろな料理に活用して、レパートリーの幅を広げてみてほしい。
4. 生姜焼きのたれの黄金比

料理をしていると、たれや出汁で黄金比と呼ばれる比率を目にしたり耳にしたりすることもあるだろう。生姜焼きのたれにも、黄金比は存在する。それは、しょうゆ・酒・みりんをそれぞれ、1:1:1で混ぜたものだ。おろし生姜も同じ割合で加えればよい。とても覚えやすい比率である。この黄金比で作れば、炒め物の味を外すことなく、さっと決めることができる。ぜひ、覚えておこう。
結論
美味しい生姜焼きを作るためには、たれをていねいに作ってもらいたい。分量を正確に量り、しっかりと混ぜることで、均一な絶品のたれにしあがる。定番のたれで生姜焼きが作れるようになれば、自分好みの味へとアレンジしてみよう。ちなみに、生姜焼きに使う豚肉は肩ロースがおすすめだ。肉の部位にもこだわれば、さらに美味しい生姜焼きが作れるだろう。