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クリームシチューの冷凍保存のやり方!美味しく冷凍するポイントも!

クリームシチューの冷凍保存のやり方!美味しく冷凍するポイントも!

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年8月11日

寒い日にはとくに食べたくなるクリームシチューだが、ついつい作りすぎてしまう人も多いだろう。作りすぎたクリームシチューは、一体どのように保存したらよいのだろうか。今回はクリームシチューの冷凍保存の方法やメリット、解凍方法などを詳しく紹介したい。冷凍保存する際のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. クリームシチューを冷凍保存するメリット

クリームシチューを冷凍保存するイメージがあまりない人も多いと思うが、じつはおすすめの保存方法なのだ。まずは、クリームシチューを冷凍するメリットを見てみよう。

メリット1.長期保存が可能になる

クリームシチューは冷蔵保存の場合、2日程度しか保存できない。一方で冷凍保存であれば1ヶ月程度保存できるため、長期で保存するなら冷凍がおすすめである。野菜や肉の入ったクリームシチューは傷みやすいため、すぐに食べないときは冷凍保存しておいたほうがよいだろう。

メリット2.1食分を手軽に食べられる

作ったクリームシチューを1食分ずつ小分けにして冷凍しておけば、好きなときに手軽に食べられる。1食分のクリームシチューを作るのは面倒だが、まとめて作って冷凍しておけば好きなときに好きなだけ食べられるのだ。ジッパー付きの袋や保存容器などを活用し、1回に食べきれる量ずつ冷凍しておこう。

2. クリームシチューの冷凍保存の基本的なやり方

クリームシチューを冷凍するメリットが分かったところで、次は実際に冷凍方法を見ていこう。

クリームシチューの冷凍保存のやり方・手順

クリームシチューを冷凍する手順は以下の通り。
  • 熱いうちにクリームシチューに入っているじゃがいもやにんじんを潰す
  • ボウルやバットに移して、できるだけ短時間で粗熱をとる
  • 食べきれる量ずつ小分けにし、ジッパー付きの袋や保存容器に入れて密閉する
  • 金属のバットの上などにのせ、冷凍庫で凍らせる
粗熱をとる際は菌が繁殖しないよう、できるだけ短時間で行うようにしよう。また、金属のバットの上で冷凍すると冷気が伝わりやすく、短時間で冷凍できる。

3. クリームシチューを冷凍保存する際のポイント

クリームシチューを冷凍保存する際には、いくつかの注意点がある。ここでは、美味しく冷凍保存するためのポイントを見ていこう。

ポイント1.じゃがいもなどは潰しておく

じゃがいもやにんじんはクリームシチューには欠かせない具材だが、じつは冷凍すると食感が悪くなってしまう。そのため、あらかじめ潰してから冷凍するのがおすすめだ。また、きのこやブロッコリーなど、冷凍しても食感や風味の変わりにくい具材で代用してもよい。最初から冷凍する予定があるなら、じゃがいもやにんじんはできるだけ使わずに作ってみよう。

ポイント2.素早く粗熱をとるようにする

粗熱をとる際は、できるだけ早く冷ますのがポイントだ。バットなどに薄く広げたり、ボウルに入れて氷水につけるなどして粗熱をとろう。長時間温かい状態が続くと菌が繁殖しやすくなり、食中毒の原因となるので注意してほしい。

ポイント3.小分けにしてから冷凍する

解凍するときに量が多いと時間がかかってしまうため、1回に使う分だけを袋や容器に入れて冷凍保存するのがおすすめだ。浅いタッパーなどを使えば、より短時間で解凍ができる。また、ブロッコリーなどを入れたい場合は解凍後にトッピングとしてのせると色合いが悪くならずに済む。クリームシチューを大きな容器で冷凍してしまうと、再冷凍したくなる場合もあるだろう。しかし、再冷凍すると食感や風味が悪くなるだけでなく、食中毒のリスクが高まるので避けたほうがよい。

4. 冷凍したクリームシチューの基本的な解凍方法

クリームシチューを冷凍した場合、食べる際には解凍が必要になる。解凍方法を間違えると、せっかくのシチューが台無しになってしまうので正しい解凍方法を覚えておこう。

その1.電子レンジで解凍する

電子レンジで解凍する場合は、保存容器のふたをずらして電子レンジで5分程度加熱する。一度かきまぜてから再度3分ほど加熱すればムラなく解凍できるだろう。容器のふたが電子レンジ非対応の場合は、ラップをかけて加熱するとよい。

その2.湯煎して解凍する

保存袋などで冷凍した場合は、湯煎での解凍がおすすめだ。湯煎する場合は鍋にお湯を沸かし、その中に保存袋を入れて解凍する。ただし、保存袋が鍋肌に直接当たると溶けてしまう可能性があるので注意が必要だ。お湯の温度を調整するか、ザルに保存袋をのせるなどして鍋肌に当たらないようにしよう。温めたお湯に保存袋を入れ、火を消してふたをしておくだけでも余熱で十分解凍できる。

5. 1~2日以内に食べるなら冷蔵保存がおすすめ

クリームシチューは長期間保存するなら冷凍保存がおすすめだが、1~2日で食べきるなら冷蔵保存でもよい。正しい冷蔵保存の方法を覚えておけば、傷ませることなく美味しさをキープできるだろう。

クリームシチューの冷蔵保存のやり方・手順

クリームシチューを冷蔵保存する場合の手順は以下の通り。
  • 粗熱をとる
  • 空気に触れないように保存容器などに入れる
  • 冷蔵庫に入れて早めに食べきる
冷蔵保存の場合も、冷凍と同じようにできるだけ短時間で粗熱をとるとよい。熱いままで冷蔵庫に入れると庫内の温度が上がってしまい、ほかの食材を傷める危険があるのだ。また、鍋ごと冷蔵庫に入れるのはおすすめしない。隙間から空気が入ってしまうため、できるだけ密閉できる容器に入れて保存してほしい。

結論

シチューは冷凍しておけば長期間保存できるだけでなく、食べたいときに食べたいだけ解凍できて便利だ。作るのに時間のかかるクリームシチューだが、まとめて作って冷凍しておけば手軽に食べられる。いままで冷蔵保存していた人は、今回紹介した手順やポイントを参考に、ぜひ冷凍保存にチャレンジしてみてほしい。
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  • 公開日:

    2019年1月16日

  • 更新日:

    2021年8月11日

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