1. チーズタッカルビに最適なチーズの種類とは

「韓国版チーズフォンデュ」とも呼ばれるチーズタッカルビは、使用するチーズの種類によって仕上がりの味も変わってくる。美味しいチーズタッカルビに仕上げるには、どのようなチーズを使うのが最適なのだろうか。
チーズタッカルビに使うチーズは「とろみ」が命!
甘辛く炒めた鶏肉やトッポギを、とろとろのチーズにくぐらせてディップしながら食べるのが、チーズタッカルビの醍醐味。そのため、加熱することでとろみが出やすいチーズを選ぶことが、美味しいチーズタッカルビを作る秘訣である。また、すぐには固まりにくいということも、作るポイントとなる。ふたつの特徴を押さえたチーズの種類を選べば、味も見栄えもいいチーズタッカルビを作ることができる。
ナチュラルチーズよりもプロセスチーズを選ぶべし
スーパーなどで販売されているチーズは、「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2種類に分類されているのはご存知だろうか。チーズタッカルビに向いているのは、ナチュラルチーズに加工をほどこした「プロセスチーズ」だ。プロセスチーズの種類もたくさんあり、ブロックタイプやスライスタイプなど、さまざまなものがある。しかし、チーズタッカルビに向いているのは、「シュレッドタイプのプロセスチーズ」だ。ピザやグラタンに使うタイプのプロセスチーズである。シュレッドタイプのプロセスチーズは、ほかのタイプのものにくらべ、加熱後溶け出すまでの時間が短い。簡単にとろとろの状態にすることができるので、チーズタッカルビにも使いやすいといえる。
2. チーズタッカルビにNGなチーズとは

チーズタッカルビを作るときに、絶対使用してはいけないチーズというものはない。しかしながら、不向きなチーズは存在する。チーズタッカルビにとってNGなチーズとは、どのようなチーズなのだろうか。
超硬質タイプのチーズはNG
チーズには、カゼインと呼ばれるたんぱく質が豊富に含まれている。このカゼインと呼ばれるたんぱく質が、加熱によって壊れることで、チーズが溶けるのだ。しかし、パルミジャーノ・レッジャーノやグラナ・パダノなど、超硬質タイプのナチュラルチーズは、とろとろの状態を維持するのが難しい。やわらかくするまでにも時間がかかるので、チーズタッカルビにはNGなチーズと考えておいたほうが無難である。
隠し味として使うのはOK
チーズタッカルビにはNGなチーズである、超硬質タイプのナチュラルチーズ。しかし、チーズタッカルビを提供している店によっては、隠し味として使用しているケースもある。超硬質タイプのチーズは、長い熟成期間を経ているため、旨み成分が凝縮されている。そのため、メインとなるチーズに少しだけプラスすることで、コク深い味わいにすることができるのだ。美味しいチーズタッカルビを作るコツとして頭に入れておくと、ワンランク上の一品を作ることができるだろう。
3. チーズタッカルビと相性バツグンのおすすめチーズ

チーズタッカルビに使うチーズは、鶏肉との相性がいいものを選ぶのがポイントである。ピリッと辛い味付けのチーズタッカルビには、まろやかな味わいのチーズがぴったり。おすすめチーズのラインナップとしては、モッツァレラやゴーダなどである。美味しいチーズタッカルビに仕上げるためには、おすすめチーズのラインナップからチョイスするだけでなく、数種類のチーズを混ぜて使うのもポイントだ。
おすすめチーズの使い方としては、チーズタッカルビと相性のいいピザ用チーズと、モッツァレラやゴーダを混ぜ合わせるのがベスト。どのチーズもスーパーなどで手に入りやすい種類なので、買い物ついでに見てみるといいだろう。
おすすめチーズの使い方としては、チーズタッカルビと相性のいいピザ用チーズと、モッツァレラやゴーダを混ぜ合わせるのがベスト。どのチーズもスーパーなどで手に入りやすい種類なので、買い物ついでに見てみるといいだろう。
結論
美味しいチーズタッカルビを作るには、まずチーズ選びから始めるのがポイント。理想の味に近づけるには、ピリ辛な味付けの鶏肉と相性のいいチーズを選ばなければならない。おすすめしたチーズを参考にして、さっそく家族にチーズタッカルビをふるまってみよう。