1. ホワイトデーのスイーツ選び

義理チョコのお返しには
ホワイトデーのお返しは、大きく分けてふたつ。そのひとつが義理チョコのお返しだ。いわゆる会社の部下や友人など、ステディな人以外からもらったチョコレートのお返しである。これには、自家製よりも買ったものを選ぶ方がベター。
ホワイトデーの流儀
とは言え、適当に買ったものでは格好がつかないし、感謝の気持ちも伝わりづらい。そこでおすすめしたいのが、トレンドの流れを汲んだスイーツだ。これなら「センスがいい!」と株が上がるかもしれない。オーガニックなビーントゥバーのチョコレートや、パッケージがおしゃれなハーブティーは、比較的手頃な価格帯で購入できる。
本命チョコのお返しには
妻やパートナーへのお返しは毎年のこと、とおざなりになりがち。しかし、いくら近い間柄と言っても、これは礼儀に反するので、しっかりと選ぶ必要がある。スイーツとギフトなど、モノに頼るのもひとつの手ではあるが、これも数年続くとマンネリになりがち。そんな人には、プチサプライズをおすすめしたい。少し嗜好を凝らした、お返しのアイデアと言い換えてもよいだろう。
2. ホワイトデーのギフトアイデア

時間を共有する
話題のスイーツショップなど、相手好みのスイーツが食べられる場所に連れていく。普段はあまり行くことができないレストランなどに一緒に行く、なども、ホワイトデーならではのアイデアだろう。この場合は、事前のリサーチと、時間を共有すること自体がお返しのひとつとなる。センスのよい花やプチジュエリーなど、ちょっとしたギフトを用意しておくとさらに安心だ。
自家製スイーツでおもてなし
もうひとつおすすめしたいのが、自分で作ったスイーツでお返しをするというアイデア。スイーツと聞くと「難しいのでは?」と身構えてしまうが、素材やレシピを厳選すれば、簡単でおしゃれに見えるスイーツは意外と多く存在する。いつも料理をしない人であれば、より感動してもらえるかもしれない。
3. ホワイトデー向き自家製スイーツ

オーブンいらずのティラミス
初心者でもとにかく簡単に作ることができるうえ、味も本格的でおしゃれに見せてくれるティラミスは、頼れる存在だ。ベース部分に市販のフィンガービスケットやカステラを使用すれば、オーブンいらず。しかも事前に準備しておくことができるので、ホワイトデー当日はさっとサーブするだけ。美味しいマスカルポーネチーズとコーヒーを使って作ると、お店顔負けの味になる。ラム酒を効かせたコーヒーを、ベースにしみ込ませてもよい。
トレンドのドライフルーツブラウニー
ブラウニーはアメリカを代表するケーキのひとつ。材料を順に混ぜて焼くだけと、とても簡単なので、ホームメイドされることも多い。焼き上がりはもちろん美味しいが、少し休ませることでしっとり感がアップするので、こちらも前日に準備するとよい。シンプルなブラウニーではやや華やかさに欠けるので、トレンド感を演出するためにドライフルーツをトッピングするのがおすすめ。ぎっしり散りばめると、美味しさはもちろん、見た目にもおしゃれに仕上がる。
甘いものが苦手な人には
女性だからと言って、みんなが甘いもの好きというわけではない。そんな場合は、そば粉のガレットとシードル、簡単なタパスとワインなど、お酒と手料理のマリアージュをサーブするのもおすすめだ。
結論
海外ではバレンタインデーと言うと、双方でギフトを贈り合うものらしいが、日本では、バレンタインデーは女性から、ホワイトデーは男性からという方法が一般的である。「もらうのはありがたいが、お返しは面倒」という人は、いわゆるホワイトデー向きのギフト探しにマンネリを感じているのかもしれない。今年はいつもとは違うアイデアで、新鮮に楽しんでみてはいかだだろう。