1. 麻婆豆腐よりも簡単!麻婆茄子の正しい保存方法

油を吸収した茄子には、とろけるような食感とコクのある風味がある。どんな料理でも、やはり作り立てに敵うものはないが、時には保存しなければならないときもある。麻婆茄子の美味しさをキープできる保存方法にはどのようなものがあるだろうか。
常温保存は厳禁
まず、一番してはいけないことは、常温で鍋のまま放置するというもの。食中毒の原因となる細菌は、室温で活発になり増殖のリスクが高まる。加熱すれば大丈夫だと思っている人も多いが、なかには加熱しても死滅しない菌もいるため、くれぐれも気を付けよう。
冷蔵保存するなら密閉は必須
麻婆茄子は、作ってから食べるまでの時間が数時間〜1日程度であれば、冷蔵保存が可能である。ただし、注意したいのは密閉できる容器に入れておくということ。鍋のままや、皿に入れてラップをしておくだけでは、におい移りの原因になるのでやめたほうがよい。また、冷蔵保存でも、作り立ての味が維持できるかと言うとそうではないので、多少味は落ちるものとして心得ておこう。
麻婆茄子は冷凍保存がおすすめ
豆腐を冷凍すると、解凍後に内部の水分が抜けてボソボソとした食感にかわってします。そのため、麻婆豆腐は冷凍は適してはいない。しかし麻婆茄子の場合は、多少食感や風味は変化してしまうが、豆腐よりは冷凍しても美味しく食べられる。麻婆茄子を冷凍するときは、冷凍用の保存容器や袋に入れて、なるべく密閉できるようにして冷凍しよう。また冷凍保存したとしても、2週間程度で食べきるのがベストである。
2. リメイクできる裏技!麻婆茄子は茄子を抜いて冷凍保存

茄子は揚げたてが一番!
茄子を切って油通しをする作業が手間でなければ、茄子を抜いた肉あんのみ冷凍保存しておき、食べる際に茄子を混ぜるという方法もある。茄子は揚げたてが美味しいので、やはり食べる直前に油通ししたほうがよい。麻婆茄子の基本的な作り方でも、肉あんと茄子は別々に調理してあとで合わせるので、茄子を調理する部分を後日行うと考えれば、難しくはないはずだ。
ストックした肉あんはリメイクも可能!
肉あんの作り方は簡単。ごま油にみじん切りしたニンニク、生姜、長ネギなどを入れて炒め、ひき肉を追加してよく火を通す。そこに鶏がらスープ・豆板醤・酒・醤油・砂糖などを加えて調味する。味が整ってから、水溶き片栗粉で全体にとろみをつけて完成だ。この肉あんだけをストックしておけば、茄子だけではなく、豆腐や春雨、もやしといったさまざまな具材に変えて麻婆料理を楽しむことが可能だ。そのままご飯にかけて食べたり、ラーメンの上にのせたりと、さまざまな食べ方が楽しめる万能アイテムとしても重宝するだろう。
3. 新鮮さをキープ!麻婆茄子のメイン食材、茄子の保存法は?

新鮮な茄子を買ってきたら、できればすぐに調理するのが望ましい。しかし、当日中に使わない場合は、少しでも美味しさをキープできるように正しい保存法でストックしておこう。
茄子はインド発祥の野菜なので、寒い環境に弱いという性質を持つ。冷蔵庫の冷蔵室に入れると低温障害を起こしてしまうので、野菜室での保存が望ましい。野菜室に入れる場合、買ってきた袋のままではなく一つずつラップで包み、さらに密閉できる袋に入れて保存するのが望ましい。水気が付いている場合は、しっかり拭き取ってから保存しよう。野菜室での保存の目安は10日と比較的長いので、時間のあるときに買い物してストックしておくと便利だろう。
茄子はインド発祥の野菜なので、寒い環境に弱いという性質を持つ。冷蔵庫の冷蔵室に入れると低温障害を起こしてしまうので、野菜室での保存が望ましい。野菜室に入れる場合、買ってきた袋のままではなく一つずつラップで包み、さらに密閉できる袋に入れて保存するのが望ましい。水気が付いている場合は、しっかり拭き取ってから保存しよう。野菜室での保存の目安は10日と比較的長いので、時間のあるときに買い物してストックしておくと便利だろう。
結論
麻婆茄子は、麻婆豆腐に比べると冷凍保存に適した料理である。時間のあるときに多めに作っておけば、レンジで温めるだけで食べることができるので、忙しい毎日には便利だ。また、肉あんのみを冷凍保存しておけば、具材を変えてさまざまな料理に使いまわすことが可能なので、作り置きをして料理のバリエーションを広げよう。