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くちなしのカロリーは?天然の着色料で料理に彩りをプラス

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年5月 5日

「くちなし」というと食品としてのイメージが湧かない人も多いかもしれないが、意外なところで使われる食材である。おせちの重箱の中で黄金色に輝く栗きんとん。栗きんとんは栗とさつまいもで作られるが、それだけであの鮮やかな黄色にはならない。栗きんとんは、くちなしの色素によって色づけられているのだ。今回は、和食で使われる天然の着色料であるくちなしに注目し、カロリーや栄養、糖質などを調べた。

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1. 見た目に鮮やかなくちなしを低カロリー食に取り入れよう

天然の着色料として古くから日本で親しまれるくちなしの実。カロリーは100gあたり421kcalと一見高カロリーに見えるが、食品として使用されるくちなしの実1個は約1g程度。1個あたりは約4kcal程度しかない。さらに、くちなしの実はそのまま食べるわけではなく、煮出して食品の色づけに使用するため、食品としてのカロリーはゼロに近い。
ダイエット中はカロリーに気を使ってシンプルなメニューになりがちだ。食事に大切なのは味だけではなく、見た目やにおいも美味しく食べるための大切な要素だ。くちなしの鮮やかな黄色は、食事中の気分を明るくしてくれる。食卓を楽しく彩ってくれるので積極的に取り入れたい。

2. くちなしの栄養はほとんどない?含まれる成分は

くちなしの実は漢方の生薬として使われるほど栄養の詰まった食品だ。生薬としては「山梔子(さんしし)」と呼ばれ、解熱作用や炎症を抑える効果、精神を安定させる効果があるとされる。くちなしは口当たりの悪さから食材としてまるごと食べられるものではないが、煮出して色素を抽出することで栄養が得られると考えられる。
また、くちなしの栄養で注目すべきは色素成分のクロセチンだ。クロセチンは人の体内では作ることができない成分。食品から栄養として摂取することで紫外線から皮膚を守り、眼精疲労の回復に効果を発揮するといわれている。また、上質な眠りが得られる効果にも注目が高まっている。パソコンやスマホなどで目を酷使し、睡眠負債を抱える人はくちなしを積極的に摂ることをおすすめする。栗きんとんの着色料としてお正月だけ摂取するのではなく、煮出し汁で炊いたごはんを食べる習慣を取り入れてみてはいかがだろうか。

3. くちなしに糖質はある?

くちなしは100gあたりの炭水化物が68.6gと、比較的糖質の高い食品である。ただし、着色料として使用する際の使用量は500mlの水に対し1g(1個)程度のため、くちなし自体の糖質は気にしなくてよい。一方、くちなしで着色することが多い栗きんとんは、糖質の多い栗とさつまいもをメインの食材として使用するため、どうしても糖質が高くなる。手作りなら砂糖の使用量を抑えるなどして、多少糖質を抑えることは可能だ。また、おせち料理として食べる際には野菜や糖質の少ないものから先に食べ、血糖値の上がり方をゆるやかにすることが大切である。

4. くちなしを使用する黄飯のカロリーオフする食べ方

くちなし自体にカロリーはほとんどないため、カロリーオフする食べ方としてくちなしを使った料理のカロリーオフ方法を紹介する。くちなしは栗きんとん以外にもごはんやたくあんの着色料として使用される。大分では、古くから「黄飯(おうはん)」というくちなしごはんが伝わっており、けんちん汁を炒め煮したような「かやく」と一緒にいただく。時代の変化とともに、現在ではかやくそのものを「おうはん」と呼ぶようになった。最近では食文化の振興のため、自治体や協議会が本来のセットにする食べ方をPRしている。
黄飯を炊くときは、といだ米に細かく刻んだ白滝を加えて炊くのがカロリーオフする食べ方。米2合に対し白滝200~300g程度なら、食べたときにそれほど不自然さを感じない。麦や雑穀を加えるよりも、くちなしの色鮮やかさが損なわれないのでおすすめだ。

結論

今回は、くちなしのカロリーや栄養素、糖質、カロリーオフする食べ方を紹介した。食事に取り入れれば食卓がぱっと明るくなるくちなし。料理を引き立て、見た目の楽しさも与えてくれる。一般的に正月くらいしか出番のないくちなしだが、意外に汎用性は高いので普段の料理に使用してみては。
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