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長い旬を楽しめる!かますの産地や栄養についての豆知識

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

2019年5月19日

かますは家庭での登場頻度は少なめかもしれないが、塩焼きや干物、刺身など幅広いアレンジで食べられる魚だ。脂のたっぷりのったかますの身は、その美味しさから高級魚と呼ばれている。ここでは、そんなかますの旬の時期や特徴などについて詳しく見ていこう。

1. 1年に2回も!?かますの旬っていつ?

かますは旬が長い魚として知られる。産卵期である夏を除けば、どの季節でも常に味がよい。市場に出回るのは、主に4〜7月と9〜12月の産卵期を挟んだ2回だ。

かますは秋刀魚よりも早く秋を告げるとされ、なんと「秋かますは嫁に食わすな」ということわざがあるほど脂がのって美味しく上品な味わいだ。

2. かますの体の特徴や名前の由来は?

・かますの種類と体の特徴

かますは日本では9種類存在している。主に流通しているのは、あかかます、あおかます、やまとかますの3種類である。あかやあおと名前に付く色は体の色とは関係はない。背側の色は飴色で、腹側の皮は白である。頭は小さく体は細長い形をしているのが特徴だ。一般的にかますというと、あかかますを指している。

また、かごかますやくろたちかますなど、かますの仲間ではなくても、かますと付く魚がいるので覚えておこう。

・名前の由来

かますという名前は、わらやい草で編んだむしろを袋状にした「かます(叺)」のように口が大きいことが由来である。江戸時代には梭子魚(さしぎょ)と呼ばれていたこともあるそうだ。

いずれにしても、口が大きく歯が鋭いということに由来する名前であることは確かだ。鋭い歯は触れるだけでも怪我をする可能性があるので注意しよう。ちなみにかますの歯はチョウツガイ状になっており、普段は寝かせた状態であるが、獲物を追う時はピンと立つ不思議な性質を持つ。

3. かますは日本全国で食べられる?産地について

かますの主な入荷地は長崎県、和歌山県、富山県などであるが、基本的には九州地域が多い。紀伊半島から四国に渡っては、かますを姿のままシャリに乗せた「かますの姿寿司」という郷土料理が存在する。四国では特産品のゆずやすだちを合わせて食べることから、フルーティでさっぱりとした味わいを楽しむことができる。

家庭では食べられることはないが、沖縄には鬼かますと呼ばれるバラクーダーが生息している。体長は2mになるものもあり、人を襲うこともあることから海のギャングと呼ばれている。日本では暖かい海に生息しているため、関東よりも南の沿岸で漁獲されることが多い。外国では、ハワイ、台湾、オーストラリア、アフリカなどさまざまな国に分布しているようだ。

4. かますはヘルシー?気になる栄養成分について

魚は主に2つのタイプに分類される。まずは脂質の多い青魚と、脂質が少なくたんぱく質の多い白身魚だ。かますは、後者の白身魚に当てはまり、たんぱく質の他にもビタミンやミネラルを幅広く含んでいる。

特に多く含まれるのがビタミンDである。ビタミンD(※1)は、骨の形成に関わるビタミンで、肝臓や腎臓で活性化されて、腸管でのカルシウムの吸収を高める働きがある。圧力鍋で骨まで柔らかくして食べると、骨によいとされるビタミンDもカルシウムも同時にとれて効果的だ。

かますのカロリーは、100gあたり148kcalである。脂質が少なめなので、青魚と比べるとヘルシーな魚といえる。かますはダイエット中の脂質制限食のときにも役立つはずだ。

結論

かますは旬の時期が長く、年に2回ほどあることから長い期間美味しく味わうことができる魚だ。脂質が少なくたんぱく質が豊富なので、健康面から見ても安心して食べることができる魚といえるだろう。最近は寿司ネタとしても人気が高まっているため、スーパーの鮮魚売り場ではなく、寿司屋の方が目にする機会が多いかもしれない。まだかますを食べたことがないという人も、店でかますを見かけたときには是非チャレンジしてみてほしい。
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(参考文献)

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