1. アーモンドバターとは何か

アーモンドバターは、バターという名前がついているが、アーモンドから抽出されたバターという訳でもなく、必ずしも乳製品の「バター」が使われている訳でもない。
生のアーモンドをローストして砕き、粗い粉末状のところに食用油脂やバターを混ぜて、使いやすくペースト状に加工したものである。アーモンドの香ばしい香りとコクが特徴だ。市販でもさまざまな商品があるが、自宅でも簡単に作ることができる。砂糖やはちみつを加えればスプレッド風に、塩を少し加えれば調味料としても使える。
生のアーモンドをローストして砕き、粗い粉末状のところに食用油脂やバターを混ぜて、使いやすくペースト状に加工したものである。アーモンドの香ばしい香りとコクが特徴だ。市販でもさまざまな商品があるが、自宅でも簡単に作ることができる。砂糖やはちみつを加えればスプレッド風に、塩を少し加えれば調味料としても使える。
2. アーモンドの栄養と健康効果とは?

アーモンドバターの原料となるアーモンドは、近年その健康効果が注目されている食材である。まずはアーモンドの主な栄養成分を知っておこう。
- ビタミンE
抗酸化力を有することで広く知られており、「若返りのビタミン」とも言われている。アーモンドは、ナッツ類の中でも群を抜いて含有量が多く、ピーナッツの3倍、ゴマの300倍にもなる。
- ビタミンB2
脂質をはじめ、体内のさまざまな代謝を助ける成分である。
- オレイン酸
不飽和脂肪酸であるオレイン酸は、オリーブオイルなどの植物油に多く含まれることで知られている。
- 各種ミネラル
カルシウム、マグネシウム、リンなど、身体に必要なミネラルがバランスよく含まれている。
- 食物繊維
アーモンドはまるごと食べられて食物繊維も豊富。便通を整えて便秘を防ぐうえで欠かせないものである。
3. アーモンドバターのおすすめの食べ方

アーモンドバターを美味しく食べる方法を見てみよう。
- パンに塗る
パンに塗れば間違いはない。甘いスプレッド風ならそのまま塗って、砕いたナッツをトッピングすればさらに旨い。塩味の効いたアーモンドバターなら、チーズをのせてトーストすれば栄養価がさらにアップ!時間のない朝にササッと作れる栄養満点の朝食のできあがりだ。
- サラダや温野菜のドレッシング&ディップソースに
塩や醤油、酢、オイルと混ぜれば、香ばしくコクのあるドレッシングに仕上がる。マヨネーズや乳製品を混ぜればディップソースにも!
蒸し鶏や冷しゃぶなどに用いれば手軽にアーモンドを摂取できるおかずが一品仕上がる。
蒸し鶏や冷しゃぶなどに用いれば手軽にアーモンドを摂取できるおかずが一品仕上がる。
- 練りごまやピーナッツバターの代用品に
ゴマ和えや冷しゃぶ、棒棒鶏、担々麺などに使う練りごまやピーナッツバターの代わりに使ってみよう。ごまドレッシングやごまダレを使う料理ならほぼ代用できるので味のイメージがしやすいはずだ。
- 肉料理の味付けに
肉の下味でアーモンドバターを使うと香ばしくコクのある味になる。まずは唐揚げや豚の生姜焼きなど定番料理にちょっと加えてみよう。ただし、アーモンドは焦げやすいので加熱し過ぎに注意が必要だ。
- スイーツにも使える
クッキーやパンケーキの生地に混ぜて焼けば、簡単にアーモンド風味の菓子ができる。バニラアイスに自家製のアーモンドバターをちょっとだけ添えれば、シャレたデザートのできあがりだ!
結論
アーモンドの粒を食べ続けるのは飽きてしまいそうだが、アーモンドバターなら使い道も多く毎日飽きずに食べられそうだ。ただし、アーモンドバターはカロリーが高い。食べ過ぎだけには注意して、ぜひいろいろな料理に使ってみてはどうだろうか。
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