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【里芋】冷凍保存のコツと解凍方法を解説!正しい下ゆでのやり方も

【里芋】冷凍保存のコツと解凍方法を解説!正しい下ゆでのやり方も

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年5月21日

本稿では、里芋を冷凍保存する際のコツや解凍方法、冷凍保存した里芋を使ったおすすめレシピなどを紹介していく。後半では、里芋の下ゆでのやり方についても詳しく解説しているので、ぜひあわせて参考にしてほしい。

  

1. 里芋の冷凍保存方法

さっそく、里芋を冷凍保存する方法を紹介しよう。生のまま冷凍する方法と加熱してから冷凍する方法があるので、それぞれ手順を解説する。

生のまま冷凍する方法

  • 流水で、里芋に付いている泥を落とす
  • ペーパータオルなどで水気をしっかりと拭き取る
  • 1個ずつラップに包む
  • ジッパー付きの冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍保存する
里芋は生のまま丸ごと冷凍保存できる。すぐに使いたいときは味噌汁用などにカットしてから冷凍保存すると便利だ。なお小さめの里芋であれば2〜3個まとめてラップをしてもよい。冷凍保存できる期間は3〜4週間程度が目安だが、なるべく早く食べるようにしよう。

下ゆでしてから冷凍する方法

  • 里芋の皮を水で丁寧に洗う
  • 鍋に、里芋が浸かるくらいの水を入れて3〜5分茹でる
  • 茹で終わったら里芋を冷水に浸し、粗熱を取って皮をむく
  • ペーパータオルなどで水分をしっかりと拭き取る
  • ジッパー付きの冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍保存する
里芋は下ゆでをしてから冷凍保存することも可能だ。下ゆでを済ませておけば調理時間の短縮にもなって便利だ。しかも、冷凍してから解凍すると里芋の細胞が壊れ、味がしみ込みやすくなるという利点もある。

冷凍保存をするときのコツ

濡れたまま冷凍をすると里芋同士がくっついてしまうため、水分はキレイに拭き取っておこう。また小分けにして、できるだけ平らに入れると使うときに取り出しやすい。とくに下ゆでした里芋は、目的別に切り方を変えて小分けに保存しておくと便利だ。たとえば味噌汁用に輪切り、炒め物用に半月切りにしておくなど、切り方を分けて保存すると使いやすくなる。

2. 冷凍保存した里芋の解凍方法

続いて、冷凍した里芋の解凍方法を解説する。皮の有無によってコツが変わるので覚えておこう。

皮付きで冷凍した場合の解凍方法

ラップに包んだ状態のまま電子レンジで加熱する。目安としては500Wで1分30秒程度、さらに上下をひっくり返して1分30秒程度、トータル3分ほどを見ておこう。火が通ったかどうかは、竹串を刺してみてスッと刺さるかどうかで判断できる。なお大きさにもよるが、2〜3個ずつ加熱するのがよいだろう。加熱後は、火傷にくれぐれも注意しながらペーパータオルなどで包みつつ、皮をむいていこう。

皮をむいて冷凍した場合の解凍方法

煮物または汁物に使いたいときは、解凍せずにそのまま調理するとよい。解凍することによって食感が変わったり水っぽくなったりするのを防ぐためだ。それ以外のケースでは、電子レンジで解凍できる。耐熱性の容器に里芋を入れたら、半分くらい浸かる程度に水を加える。加熱時間は500Wで4分、上下をひっくり返して3分が目安だ。最後は1分程度蒸らすとよい。ただし先述のように加熱時間はあくまで目安なので、竹串を刺して確認しよう。

3. 冷凍保存した里芋を使ったおすすめレシピ

里芋はいろいろな料理に使える便利な野菜だ。冷凍保存した里芋のおすすめレシピをいくつか紹介する。

豚汁や煮っころがしに

冷凍里芋を解凍せずそのまま使えて便利なのが、豚汁や煮っころがしなどである。火が通りやすいので、にんじんなどの野菜は里芋より小さめにカットするのがおすすめだ。

コロッケや揚げ物に

マッシュしてから冷凍保存すれば、コロッケや揚げ物などにもすぐに使えて便利だ。じゃがいもよりもなめらかでクリーミーな味わいに仕上がる。

サラダにもおすすめ

電子レンジで解凍した里芋をフォークなどで粗くつぶし、青じそや梅干しなどを使って和風サラダにしても美味しい。あるいは塩やマヨネーズ、ベーコンや胡椒などを加えたポテサラ風もおすすめだ。

4. 一度覚えれば簡単!里芋の下ゆで方法

料理によっては里芋のとろみを活かして下ゆでをしないこともあるが、含め煮のように味を浸透させたいときや煮汁を濁らせたくない場合は、里芋を下ゆでしてぬめりを取るほうがよい。ここでは、簡単にできる里芋の下茹で方法を紹介する。

下準備

里芋は水に濡れると滑りやすくなり、かゆみ成分が出てくるため、土付きのまま包丁で皮をむく。皮をむいた里芋をボウルに移し、塩を加えてもむ。里芋5〜6個に対して塩を大さじ2程度加えるとよい。塩を入れることでぬめりを落とすことができる。塩でもんだら里芋を水で洗う。里芋の大きさが異なると加熱ムラが起きるため、大きいものはカットしておく。

鍋で茹でる

下準備をした里芋を鍋に入れる。里芋が浸るくらいの水を入れて、強火にかける。沸騰したら火を弱め、2〜3分茹でる。

ぬめりを水で洗う

里芋をザルに取り出す。火傷に注意をしながら里芋を水で洗い、ぬめりを取ったら完成だ。

5. 下ゆでをより手軽に!里芋をレンジで下処理する方法

里芋の下ゆでは鍋で茹でるだけではなく、レンジを使って行うことも可能だ。ここでは、手軽にできるレンジを使った里芋の下処理方法を紹介する。

下準備

里芋の土や汚れを水で洗い流す。あとで皮をむきやすいように、里芋の表面に深さ1mm程度の切り込みをぐるっと一周入れる。

レンジで加熱する

里芋を耐熱皿に並べ、ラップをして加熱する。里芋5個に対して600wで2〜3分を目安に加熱するとよい。

皮をむく

里芋を水で冷やして皮をむく。切り込みを入れた部分を指でグッと押し出すとむきやすい。もし皮が固くてむきにくい場合は、レンジで30秒ずつ追加して加熱する。レンジを使えば時短になるだけではなく、面倒な皮むきも簡単にできる。

結論

里芋は生のままでも下ごしらえをしてからでも冷凍できる。とくに下ゆで済み・カット済みの里芋は常備しておくと便利なので、大量に入手したときなどはぜひ冷凍保存をしよう。また里芋の下ゆでは下準備・茹でる・洗うの3工程で簡単にできるうえ、電子レンジでも下処理が可能だ。本稿を参考に、ぜひ里芋を下ゆでして料理に活用してみてほしい。
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  • 公開日:

    2019年7月18日

  • 更新日:

    2021年5月21日

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