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山口県オリジナル野菜である【白オクラ】は普通のオクラとどう違う?

投稿者:
ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年7月26日

オクラは、ネバネバ食材として私たちになじみ深い野菜の1つであるが、白オクラは初めて聞いたという人も多いのではないだろうか。実は、山口県で栽培されている「白オクラ」は、生でも食べやすいオクラなのだ。今回は、その白オクラがどんな野菜か、また美味しく食べる方法についても紹介する。

1. 山口県の伝統野菜「白オクラ」

海外から山口県に持ち込まれた白オクラ

約60年前に海外から山口県にやってきて、栽培されるようになったのが白オクラである。主に長門市の三隅地区の生産者により、種が受け継がれて栽培されるようになり、いまでは山口県の伝統野菜の1つになっている。
もともとは三隅地区でのみ栽培されていたが、現在では市内全域にまで生産地域が広がり、主に夏から秋にかけて市場に出回っている。

栽培が難しいので貴重な白オクラ

白オクラの栽培方法は、基本的には一般的なオクラと同じである。しかし栽培方法が難しく、花落ちが悪いため、花を取り除く作業を常に行わなければ、商品として出荷することができる量を収穫できないという。そうしたことから、山口県外ではなかなか見かけることが少ないオクラとなっている。

2. サクサク食感と粘りの強さが特徴の白オクラ

淡い緑色をした白オクラ

オクラといえば濃い緑色であるが、果皮が淡い緑色で白みがかっていて、基本的には丸形のカット面をしているのが白オクラの特徴である。オクラの特徴でもある産毛は一般的なオクラと比べると薄く、肉厚である。

粘り気が強いのが特徴

オクラといえばネバネバが特徴であるが、白オクラは粘り気がとくに強く、一般的なオクラの約3倍といわれるほどだ。また、白オクラはさやの大きさが一般的なものとほぼ同じで、約10㎝のものが多い。オクラは大きくなりすぎると硬くなってしまう傾向が強いが、この白オクラは大きくなりすぎても柔らかく食べられる。加熱調理して食べるのもよいが、生でも美味しく食べることができるのも、おすすめポイントである。
外がシャキシャキしていて、中がプチプチ・ネバネバしているのが、ほかのオクラとは異なる食べた時の食感の特徴である。

小さめサイズを選ぼう

さやが大きいものでも柔らかいという特徴ではあるが、やはり小ぶりなもののほうが、より柔らかさを感じることができるだろう。柔らかさを求めるのであれば、ほかのオクラと同様に小ぶりなものを選ぶほうがよい。

3. 加熱よりも生で食べるのがおすすめの食べ方

アクが弱いので生で食べやすい

白オクラの特徴として、アクが少ないというのがある。先述のように、大きくても硬くなりすぎないので、オクラの中でも生で食べるのにもっとも適した品種であるといえるだろう。白オクラは、サラダオクラとも呼ばれている。板ずりして産毛を落とし、細かく刻んで粘り気をしっかりと出して食べることがおすすめである。

生でなくてもサッとボイルもおすすめ

淡い緑色の白オクラであるが、サッと湯通しすると、一般のオクラほどではないが、鮮やかな緑色に変化する。そのため、サッと湯通ししたものを和え物やお浸し、酢のものなどにして食べるのも美味しい。
また、外側がシャキシャキしているという特徴があるので、揚げ物や炒め物などにしても美味しく食べることができる。

結論

白オクラは山口県オリジナルの伝統野菜であり、オクラの中でもとくに、生でいろいろな食感を楽しむことができる品種だ。生産地が限られていることもあり、どこでも手に入るというわけではないので、もし取り寄せなどができるのであれば、一度は生でも加熱調理でも楽しんでもらいたいオクラのひとつである。
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