1. 食べ過ぎには要注意?おせんべいのカロリー

一口におせんべいといってもその種類はさまざまで、カロリーもそれぞれ異なっている。わかりやすい例を挙げるのであれば、ザラメをまぶしたおせんべいや油で揚げたおせんべいはその分カロリーも高くなる。ここでは、いくつかの代表的なおせんべいの100gごとのカロリーと、その比較対象として洋菓子のカロリーをいくつか紹介したい。
醤油せんべい......373kcal
甘辛い味付けのおせんべい......380kcal
揚げせんべい......465kcal
南部せんべい(胡麻)......431kcal
南部せんべい(ピーナッツ)......428kcal
ショートケーキ(フルーツなし)......327kcal
ケーキドーナツ......375kcal
このように見ていくと、カロリーが高く太りやすいというイメージが強い洋菓子類よりも、じつはおせんべいのほうが高カロリーであることを意外に思うかもしれない。しかし、おせんべいは1枚あたりの重さが10〜15gほどであるのに対し、ケーキは1切れで100g以上となることも少なくない。
おせんべいを7〜8枚ほど食べて初めて1切れ100g前後のショートケーキと同じカロリーと考えると、おせんべいのほうがカロリーは低めという印象になるのではないだろうか。
醤油せんべい......373kcal
甘辛い味付けのおせんべい......380kcal
揚げせんべい......465kcal
南部せんべい(胡麻)......431kcal
南部せんべい(ピーナッツ)......428kcal
ショートケーキ(フルーツなし)......327kcal
ケーキドーナツ......375kcal
このように見ていくと、カロリーが高く太りやすいというイメージが強い洋菓子類よりも、じつはおせんべいのほうが高カロリーであることを意外に思うかもしれない。しかし、おせんべいは1枚あたりの重さが10〜15gほどであるのに対し、ケーキは1切れで100g以上となることも少なくない。
おせんべいを7〜8枚ほど食べて初めて1切れ100g前後のショートケーキと同じカロリーと考えると、おせんべいのほうがカロリーは低めという印象になるのではないだろうか。
2. おせんべいで栄養補給?おすすめのおせんべい

基本的におせんべいは米を元に作られるお菓子だ。したがって含まれる栄養は炭水化物が多めなので、疲れを感じた時などの即席の栄養補給にもってこいなお菓子といえるだろう。また、おせんべいで少しでもさまざまな栄養を摂りたいと思うのであれば、ゴマや玄米といった、身体によい食材が使用されたおせんべいを選ぶのも手だ。
たとえばゴマはビタミンEやカリウム、カルシウムといった栄養素が豊富に含まれている。ビタミンEは抗酸化作用を持っており、動脈硬化のリスクをあげる過酸化脂質の生成を抑制する働きを持っている。カリウムは体内の浸透圧を調節し、摂り過ぎた塩分を排出してくれ、カルシウムは骨を丈夫にするといった働きを持っている。
小腹が空いておやつにおせんべいを食べたい時は、普通のおせんべいではなくこういった健康によい栄養素を含んだおせんべいを選ぶようにすることも健康を維持するうえでは大切だろう。
たとえばゴマはビタミンEやカリウム、カルシウムといった栄養素が豊富に含まれている。ビタミンEは抗酸化作用を持っており、動脈硬化のリスクをあげる過酸化脂質の生成を抑制する働きを持っている。カリウムは体内の浸透圧を調節し、摂り過ぎた塩分を排出してくれ、カルシウムは骨を丈夫にするといった働きを持っている。
小腹が空いておやつにおせんべいを食べたい時は、普通のおせんべいではなくこういった健康によい栄養素を含んだおせんべいを選ぶようにすることも健康を維持するうえでは大切だろう。
3. おせんべいの食べ過ぎは糖質過多になるかも...

小腹が空いた時や疲れた時の栄養補給におせんべいを食べることは決して悪いことではないが、1日に摂取する糖質量という観点からはおせんべいの食べ過ぎには十分注意したいところだ。
米や小麦粉といった主食になる食材によって作られているおせんべいの成分は、平均して7~8割ほどが炭水化物によって構成されている。必然的に糖質の量も多めなので、糖質の量を気にしている人はとくに、食べる量は気を付けたほうがよい。もし、ついついおせんべいを間食で食べ過ぎてしまったという場合は、その日の夕食で主食を減らすなど糖質の量を調整するのがおすすめだ。
おせんべいの中にも糖質をカットした製品がいくつか出回っているので、糖質を制限している人はそういったおせんべいを意識して選ぶようにするとよいだろう。
米や小麦粉といった主食になる食材によって作られているおせんべいの成分は、平均して7~8割ほどが炭水化物によって構成されている。必然的に糖質の量も多めなので、糖質の量を気にしている人はとくに、食べる量は気を付けたほうがよい。もし、ついついおせんべいを間食で食べ過ぎてしまったという場合は、その日の夕食で主食を減らすなど糖質の量を調整するのがおすすめだ。
おせんべいの中にも糖質をカットした製品がいくつか出回っているので、糖質を制限している人はそういったおせんべいを意識して選ぶようにするとよいだろう。
結論
おせんべいは100gあたりのカロリーで比べると洋菓子よりもハイカロリーではあるが、1回の間食で食べる量を基準に考えると低カロリーでも満足感を得られやすいお菓子だ。ちなみに、せんべいの歴史は非常に古く、いわゆるお菓子、間食としてのおせんべいが食べられるようになったのは室町時代以降のことだとされている。姿形を変えていまもなお愛され続けているおせんべいに、たまには思いを馳せてみるのもよいのではないだろうか。