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美味しい大根の煮物を作るポイントは?決め手は煮付け方にあり!

美味しい大根の煮物を作るポイントは?決め手は煮付け方にあり!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2020年11月17日

日本でとてもポピュラーな野菜といえば大根だ。サラダ以外にもぶり大根や大根のステーキ、きんぴらなど、大根を使った料理は多数存在する。「大根料理といえば煮物!」と考える人が多いのではないだろうか。とはいえ、煮崩れせず、見栄えのよい美味しい煮物を作る方法がわからずに悩んでいる人も少なくないだろう。そこで今回は、大根を使った美味しい煮物の作り方やレシピを紹介していく。

  

1. 煮付け方がポイント!大根を使った美味しい煮物の作り方

見栄えがよい美味しい大根の煮物を作るポイントは、ずばり煮付け方にある
おさえておくべきポイントは、以下の3つ。
  • 最初に下茹でする
  • 火力は中火程度
  • 固さに注意しながら煮る
大根は、下茹ですることでえぐみが取れ、味がしみ込みやすくなる。味のしみ込んだ美味しい大根の煮物を味わうには、必須の工程だ。楊枝が刺さるまで10分程度茹でるとよいだろう。また米の研ぎ汁で下茹ですると、大根と米のでんぷんが合わさって甘く煮付けることができる。
大根の煮付けは火力も重要なポイントだ。早く火を通したいと思って強火で煮てしまうと大根が煮崩れし、せっかくの大根の歯ごたえが台無しになってしまう。中火で柔らかさを確認しながらじっくりと煮ることで煮崩れを防ぐことができる。
また、いくら絶妙な味付けを行っても、大根が固かったり、もしくは柔らか過ぎだったりすると食感を楽しむことができず、味わいも半減してしまう。
以上の3点を意識することで、見栄えのよい美味しい大根の煮物を作ることが可能だ。
それもすぐに実践できるポイントなのでぜひ試してみてほしい。

2. 大根の食感がやみつきになる煮物レシピ

大根の煮付け方が分かったところで、大根の旨みや食感を活かした絶品レシピを紹介する。
  • 大根と豚バラのこってり煮
半月切りにした大根を下茹でする。別の鍋で下茹でしても構わないが、あとに使用するフライパンで下茹ですれば、洗い物も少なくて済む。大根が下茹でできたらフライパンの水を捨て、豚肉と出汁、醤油・みりん・砂糖の合わせ調味料を加え、上下を返しながら煮詰める。
  • サバと大根のみそ煮
サバを2口サイズほどに切り、塩をふっておく。下茹でした大根も食べやすいサイズに乱切りしておく。そのあと、鍋に出汁と大根を加え、煮立ったら串が通るまで中火でじっくりと煮込む。そして、みそ・砂糖・酒の合わせみそ、サバを加え、サバに火が通るまで落しぶたで煮込み、完成だ。

3. 素材の味を楽しめる大根のいろいろ煮物レシピ

大根の煮物は丸い形のものだけではない。切り干し大根を使ったり、捨ててしまいがちな大根の葉を利用して煮物を作ることもできる。ここでは、そのレシピを紹介しよう。
  • 切り干し大根の煮物
切り干し大根を水にさらし、戻したら、フライパンにごま油をひいて強火でしんなりするまで炒める。そのあと、砂糖・醤油・みりんのきんぴらダレを加え、汁がなくなるまで煎る。好みで七味唐辛子やごまをふるとよいだろう。
誰でも簡単に作れるので、小鉢や酒のつまみに最適だ。
  • 大根の葉の煮物
大根の葉と油揚げをざく切りにする。油をひいたフライパンに入れ加熱していく。食材にある程度火が通ったところで、めんつゆ・酒を使用し味付けを行う。全体に味が馴染んだところで完成だ。最後に好みで白ごまを加えることにより、旨みが増すのでおすすめだ。

結論

美味しい大根の煮物を作るポイントは、下茹でと煮付け方にある。とくに下茹でをするのとしないのとでは、味のしみ込み方が格段に異なる。ひと手間加わり面倒に感じるかもしれないが、今回の記事を機に、下茹でを実践してみてはいかがだろうか。大根料理は今回紹介したような煮物だけでなく、炒め物や和え物など、さまざまな料理に使うことができる。創意工夫して、これからも大根料理を楽しんでみてほしい。
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  • 公開日:

    2019年8月 7日

  • 更新日:

    2020年11月17日

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