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鶏卵とどう違う?うずらの目玉焼きのカロリーや含まれる栄養素

鶏卵とどう違う?うずらの目玉焼きのカロリーや含まれる栄養素

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年11月 4日

突然だが、皆さんはうずらの卵を目玉焼きにして食べたことがあるだろうか。茹でて酢豚・八宝菜・ミートローフ・中華おこわに入れることが多いうずらの卵だが、あるメーカーではうずらの卵専用の目玉焼き型を販売している。しかもハート型や星型など、弁当映えしそうな形が作れるという。今回は、うずらの目玉焼きのカロリーや含まれる栄養素を紹介しよう。

  

1. うずらの目玉焼きのカロリー

まず、うずらの目玉焼きのカロリーについて紹介しよう。その前にうずらの卵そのもののカロリーを把握しておきたい。うずらの卵のカロリーは100gあたりで179kcalだ。水煮缶詰の場合は、同じく100gで182kcalである。うずらの目玉焼きは、一緒に使用する油の種類や使用量によってカロリーが異なるようだ。たとえば、うずらの卵を輪切りにしたピーマンの中に割り入れ、サラダ油で焼いた場合は1人前で87kcalである。また、しいたけのうえにのせ、まわりにマヨネーズを付けたうずらの目玉焼きのカロリーは、1人前で181kcalだ。

ちなみに一般的な鶏卵は100gで151kcalなので、同じ量ならうずらの卵のほうがカロリー高めといえよう。うずらを目玉焼きにして食べる機会は少ないかもしれないが、一度試しに作ってみてはいかがだろうか。とくに弁当の色がさみしいときに、おすすめの一品だ。

念のため作り方を紹介しておこう。まず、フライパンを弱火で温めてからオリーブオイルを入れ、キッチンペーパーで余分な油を軽く拭きとる。器に割り入れておいたうずらをフライパンに入れたらフタをして弱火のままで焼く。焼き方は片面でも両面でも好みでOK。あとは塩こしょうやソース、しょうゆなどの調味料をかけて味わおう。

2. うずらの目玉焼きに含まれる栄養素

ここでは、うずらの目玉焼きに含まれる栄養素について紹介しよう。うずらの目玉焼きに使用するうずらの卵には、鶏卵の5~6倍ものビタミンB12が含まれている。ビタミンB12は神経の働きを正常に保ったり、睡眠リズムを整える栄養素だという。

また、ビタミンB12とともに血液を作る働きのある葉酸は、鶏卵の2倍ほど含まれている。葉酸は胎児の正常な発育に関係する栄養素といわれており、妊娠初期の女性には不可欠だという。さらに、うずらの卵にはホウレン草の1.5倍の鉄分が含まれている。体内にある鉄分の70%は血液中の赤血球を作るヘモグロビンの成分で、25%ほどが肝臓に貯蔵されているそうだ。

ほかにも牛乳の2倍ものリンが含まれている。体内にあるリンの85%は、マグネシウムやカルシウムと協力して骨や歯を作っている。残りの15%は脳・筋肉・神経といった組織に含まれており、エネルギーを作り出すのを助ける働きがあるという。また、うずらの卵にはビタミンB1・B2・B6・Kをはじめ、レチノールなどの栄養素が含まれている。うずらの目玉焼きを食べれば、紹介した栄養素を摂取できるのだ。

3. うずらの目玉焼きをカロリーオフして食べる方法

最後に、うずらの目玉焼きをカロリーオフして食べる方法を紹介しよう。うずらの目玉焼きはシンプルに油を使用して焼くだけの料理なので、カロリーオフするなら油の量をなるべく少なくするしか方法はないようだ。テフロン加工のフライパンを使用して、油を使用せず焼けばカロリーオフできる。うずらの目玉焼きをカロリーオフして食べる方法は以上だ。

ちなみにうずらの卵は、ヨーロッパでアレルギー症状を緩和する民間薬として使用されていたらしい。また、アレルギー反応を起こしにくいという理由で風疹などのワクチンにも、うずらの卵が使われていることがあるという。

結論

うずらの目玉焼きのカロリーや栄養について紹介した。水煮タイプや味付きタイプのうずらの卵も販売されているが、生を購入してうずらの目玉焼きを作ってみてはいかがだろうか。先述したように、うずらの卵専用の目玉焼き型も販売されているので、気になる人は調べてみてはいかがだろう。
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  • 公開日:

    2019年8月 9日

  • 更新日:

    2020年11月 4日

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