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希少で珍しい野菜【コールラビ紫系(パープル)】の特徴とは

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年8月 5日

日本ではめったにお目にかかれないコールラビという野菜。ドイツ語でカブとキャベツという意味がある。見た目はかなり個性的だが、くせのない淡白な味わいでどんな料理にも使いやすい。緑系と紫系があり、とくに紫系は皮や葉の鮮やかな色が美しい。入手困難であるコールラビ紫系(パープル)の特徴と栽培方法について紹介しよう。

1. コールラビ紫系(パープル)の特徴

コールラビは地中海沿岸が原産で、ヨーロッパでは一般的に知られる野菜だ。日本にも明治時代以降に伝わったものの普及せず、いまもスーパーなどで見かけることはめったにない。緑系と紫系の違いは葉と表皮の色のみで、皮をむけばどちらも白く味や食感、含まれる栄養素も変わらない。

日本ではあまり食べられることのない野菜だが、ほかのアジア諸国ではわりと出回っている。韓国ではコールラビ紫系(パープル)のほうが緑系より主流で、スーパーなどで入手できる。いっぽう南アジアでは緑系の品種が多く、カレーなどによく使われている。国や地域によって主流となる色が異なるというのは興味深い。

2. コールラビ紫系(パープル)が家庭菜園に向いている理由

日本ではコールラビは紫系も緑系も入手することが難しく、価格も高い。ということで、家庭菜園で自分で育てようとする人も少なくない。実際コールラビは、野菜としての流通はごくわずかだが、種子はイタリア産やスペイン産のものが出回っており、ネット通販などでも簡単に入手することができる。

■プランター栽培も可能

コールラビは根が深く張らない野菜のため、プランターでの栽培もできるのだ。栽培の目安は、幅60㎝サイズのプランターに2株程度だ。

■色が鮮やかで楽しい

せっかく栽培にチャレンジするなら、より色が個性的な紫系(パープル)がおすすめだ。皮をむいてしまえば白いカブみたいな見た目になるため、料理を華やかにする役割は期待できない。それなら、育てる過程で彩りを楽しんではいかがだろう。美しいワインレッドの葉や皮を眺めながらの家庭菜園は、心癒されるに違いない。

3. コールラビ紫系(パープル)の育て方のポイント

コールラビ紫系(パープル)は種まきから収穫までがおよそ2ヶ月と、比較的短期間なことも魅力。日本全国どこでも栽培できるが、発芽や栽培には適温があるため、どのタイミングで種まきをするかが重要だ。

■準備するもの

コールラビ紫系(パープル)の種、培養土、固形肥料
植え付けの容器:コンテナ・プランター(60㎝)・鉢(8号か9号)のいずれか

■種まきのタイミング

基本的には春と秋に種まきを行う。
発芽適温15℃、栽培適温10℃以上のため寒冷地では春まきのみ。時期も暖地では2月下旬だが寒冷地では4月以降がおすすめだ。秋の種まきは8~9月ごろ行う。

■植え付け方と育て方

株間は20㎝ほど確保し、土と元肥を入れたプランターやコンテナに植え付ける。たっぷりと水やりをし、2週間ほどしたら追肥。根が露出してきたら土を足そう。茎の丈が15㎝以上になったら、側面の葉や茎を切り落とし球状の部分の成長を促す。

■小さめで収穫

紫系(パープル)は茎の肥大した部分が直径6~8㎝ほどになったら収穫しよう。あまり大きくなりすぎると風味が損なわれる。ちなみに緑系は10~15㎝になるまで収穫しないため、混同しないよう注意が必要だ。

結論

コールラビ紫系(パープル)は温度管理に気を付けていれば、家庭で栽培するのもそれほど難しくはない。連作障害があるため、2年連続で育てる場合は土をすべて新しくすること。珍しい色と形の野菜なので、子どもと一緒に育てるのも楽しそうだ。緑系(グリーン)とミックスして育てても面白い。
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