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茨城の顔【イバラキング】ってどんなメロン?誕生の背景とは

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年8月19日

イバラキングという名前を初めて聞いて果物を連想する人は少ないだろう。イバラキングは、茨城県で生まれた比較的新しい品種のメロンだ。ここでは、茨城県オリジナル品であるイバラキングの特徴や誕生の背景を詳しく紹介したい。

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1. イバラキングの特徴と由来

イバラキングは細かい網目が特徴のネット系青肉メロンの仲間だ。果皮の色や模様にほかのネット系メロンと大きな違いは見られないが、果実の大きさが特徴的である。甘みは強いがさっぱりとしていて、肉質はなめらかで果汁も多く食べやすい。

■とにかく大きい!肥大性が最大の特徴

イバラキングはほかのネット系メロンと比べて1割以上大きい。そもそも、茨城県でのメロン栽培はビニールハウス内での無加温栽培が主流である。無加温のため寒さや悪天候の影響を受けやすく、小玉になってしまうなど品質低下が課題となっていた。そのような背景のもと、果実肥大性に優れ品質が安定した品種の開発が進められたのだ。

■20年にわたる歳月をかけ誕生

イバラキングを生み出すまでには、なんと4万個体から選ばれた母親メロンと400通り以上の父親との交配を経たという。その中から最も肥大性がよく、食味やネット育成にも優れた掛け合わせにより誕生した。トータルで約20年にわたる歳月をかけての研究、育種・育成を重ねられた末に生み出された賜物なのである。

■茨城の誇るメロンの王様

2010年に商標登録されたイバラキング。そのネーミングの由来は、「メロンの王様として茨城の顔になってほしい」という茨城県の願いにある。全国一のメロン生産量を誇る茨城県が生み出した自信作なのだ。

2. イバラキングの旬と入手方法

イバラキングは主に鉾田市・茨城町を中心とした地域で栽培されている。4月下旬から6月にかけて出回る早生種だ。ちなみに値段は一玉あたり1㎏強で1500円前後と決して高くないが、生産者が多くないため希少なメロンでもある。

■4月末から5月がピーク

一般的なメロンの旬は6月頃だが、イバラキングが最も出回る時期は、4月末~5月末までである。6月中旬まで出荷は続くが、旬のピークに比べると量は減るため5月を狙って入手するのがいいだろう。

■県内の産直やスーパーで購入可能

イバラキングは、旬の時期になれば茨城県内の直売所やスーパーマーケットに並ぶ。茨城県オリジナルメロンのため、直接店舗で購入するには茨城県まで足を運ぶ必要がある。遠方の場合は通信販売での購入も可能だ。都内のアンテナショップにおいて取り扱われることもある。

3. イバラキングの美味しい食べ方

イバラキングは大きく甘く食感もよいメロンとして作り出されているため、加工せずそのまま食べるのがおすすめだ。見分けるポイントと美味しい食べ方をおさえておこう。

■網目が美しく重量感のあるものを

ネット系メロンは、網目が均一に美しく表れているものが育成も順調な証といわれている。イバラキングも網目のきれいなものを選ぶといい。また、ずっしりと果実に重みがあるメロンには、種が少なく実が詰まっている。

■常温で保管し直前に冷やそう

イバラキングは日持ちするメロンのため、購入したら常温で保管しよう。数日間追熟し、メロン特有の香りと果実の下部に弾力が出てきたら食べごろだ。メロンは冷やしすぎると甘みが感じにくくなるため、食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れ、冷やしすぎには気を付けよう。

■そのまま食べるのが一番

大玉が特徴のイバラキングは、カットして種を取り除いたら家族と分け合って食べよう。ジュースやシャーベットにしても美味しいが、大きなメロンをそのまま食べる贅沢を楽しんではいかがだろう。皮も薄めで食べごたえを感じられるはずだ。

結論

今回は、メロン生産量全国一の茨城県が生み出したイバラキングを紹介した。イバラキングは、お土産としても重宝するメロンでいえるだろう。旬の時期に茨城へ出かけた際には、長い歳月をかけて作られた茨城の自信作をぜひ堪能しよう。
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