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初夏から秋が旬!【うすひらたけ】の特徴と食べ方と注意点

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年10月23日

ひらたけの仲間である「うすひらたけ」は、古くから世界各地で食べられてきたキノコだ。天然物は春から秋にかけて収穫され、形などにもひらたけとは異なる特徴がある。あまりなじみのない人も多いうすひらたけの魅力や食べ方、また天然物を食べる際の注意点など解説していく。

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1. うすひらたけの特徴

ひらたけと比べてかさが薄く小さいうすひらたけ。かさの色もひらたけが灰黒色であるのに対し、黄色っぽい褐色でやや薄めという印象だ。うすひらたけは成長過程でも見た目が変化する。

■成長すると平たい形に

幼菌時には丸っこい饅頭型だが、成長していくにつれ貝殻型もしくは皿型へと平たくなっていく。形の違いは発生場所により決まるという。たとえば貝殻型は枯れ木の側面で発生しやすく、倒木の上面では漏斗のような形の皿型が発生する。また軸の長さに関しても同様で、発生場所によって長いものもあれば短いもの、さらには軸がないものもあるようだ。天然物のうすひらたけの形状にはこのように個性がある点が興味深い。

■肉質は柔らかい

うすひらたけはかさが薄いため、食感も柔らかい。ヒダは密に並んでいるものの、薄く柔らかいため気にならない。さらに薄さゆえに茹でるとギュッと小さく縮むという特徴もある。大きなものだとかさの直径が10cmほどのものもあるが、加熱するとあまり大きく感じないのはこのためだろう。

2. うすひらたけの美味しい食べ方

柔らかく食べやすいというだけでなく、風味も豊かなうすひらたけは、さまざまな調理に向く。加熱することで香りも引き立ち、ほかの食材との相性もよいため、和食・洋食・中華などどんな料理にも使えるのが魅力だ。

■天ぷらやフライに

うすひらたけは油との相性もよいため、衣をつけて天ぷらやフライにすると美味しい。あっさりとしているが風味があるため、味付けも塩だけで十分だ。アヒージョにするのもおすすめ。

■鍋など煮込み料理に

煮ると多少縮むが、鍋料理や煮物にも使いやすい。ほどよくボリュームが出て満足感が得られるだろう。

■バターで炒める

薄いため火の通りも早いうすひらたけは、サッとバターで炒めればほどよい食感と風味を楽しめる。肉や魚の付け合わせにもおすすめだ。また、炒めたものをパスタなどと合わせるのもよい。

3. うすひらたけに似た毒キノコに注意

春から秋が天然物のうすひらたけの旬だ。菌床栽培のものは年中収穫できるため季節を問わず出回るが、天然のキノコが食べたい場合は、旬の時期になれば直売所などで購入できる。ただし天然物にこだわる場合、うすひらたけに似ている毒キノコがあることは知っておいたほうがよい。

■ツキヨタケ

キノコを自分で採取して食べる人でも見分けるのが難しいのが、ツキヨタケだ。うすひらたけに見た目がそっくりで、かさを割り中にあるシミを確認しなければ区別できないというから恐ろしい。素人は間違える可能性がかなり高いため、触らないようにしよう。

■スギヒラタケ

かつて食用キノコとして扱われていた時期もあったが、急性脳症を疑う事例の発生などから現在は毒キノコということで注意喚起されている。キシメジ科に属しひらたけの仲間ではないが、見た目がうすひらたけによく似ているため誤食が怖いキノコだ。
天然物のキノコの味は格別といわれるが、キノコに詳しくない人はうっかりこれらの毒キノコを食べてしまうリスクもあるため、十分気を付けたい。自己判断のキノコ狩りは絶対にやめておこう。

結論

よく出回るキノコではないものの、どんな料理にも使いやすく食べやすいうすひらたけは、ぜひ食卓に取り入れたい食材といえるだろう。似ている毒キノコが存在するのは怖いが、素人判断を避け、販売されているものを選べば問題ない。美味しいキノコであることは間違いないため、見かけたらシンプルな調理でぜひ味わってみてほしい。
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