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サラダの彩りに最適!【紫白菜】の特徴や品種をチェック

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年8月25日

変わった色や形の野菜を見かけると、つい手に取ってしまうという人も多いのではないだろうか。どこにでも売られている、あまりにもなじみのある野菜である白菜にも、紫色をした珍しい品種がある。色の鮮やかさだけでなく栄養面でも魅力のある「紫白菜」を詳しく紹介しよう。

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1. 紫白菜の特徴

紫白菜は葉が紫というわかりやすい特徴の白菜で、大きさは一般的な白菜の約半分の1.5kgほどだ。カットされていないものは外葉に緑色が残っているためそこまで個性が際立つことはないが、内側を見ると驚くほど全体的に鮮やかな紫色である。ふっくらとした巻き方と葉の柔らかさも特徴で、サラダ用として重宝されている。

■食べやすさが魅力

紫白菜の魅力としては色が注目を集めがちだが、味や食感も優れている。柔らかくサクサクとした食感だけでなく、一般的な白菜によく見られる表面のうぶ毛がほとんどないことも食べやすさの理由だ。ほんのりと甘みもあり、生でも食べられる美味しい白菜なのである。

■アントシアニンが豊富

紫色はアントシアニンと呼ばれる色素によるものだ。ブドウやブルーベリーなどにも含まれるポリフェノールの一種である。紫白菜には100gあたり30mgのアントシアニンが含まれているため、一玉の10分の1を食べれば45mg摂取できることになる。また、ビタミンA・C、カリウム、カルシウム、食物繊維なども含まれている。

2. 紫白菜の誕生と入手方法

紫白菜は、ほかの白菜のように中国から伝えられた品種ではなく、国内で作り出された新品種だ。現在出回る紫白菜は「紫奏子(むらさきそうし)」という品種である。

■紫奏子の誕生

紫奏子は奈良県にあるナント種苗株式会社が開発した紫白菜だ。野菜や果物の新品種開発に力を入れている会社で、紫色の白菜という斬新な野菜は多くの人に支持され広がっていった。現在も直売所販売に適した野菜として種子が販売され、出荷の際に包装する専用シートや袋も用意されている。ちなみに紫奏子という名前は2015年から使用されており、開発された当初は「紫色舞」という名称だった。その名残か、種子のパッケージには平安時代の女性を思わせるイラストが描かれている。紫色の雅なイメージを大切にしているのだろう。

■入手は直売所で

紫白菜は9~12月頃にかけて収穫されるため、旬もこの時期になる。あまりスーパーなどでは見かけない品種だが、見た目の鮮やかさや栄養面で優れていることから人気を集め、農産物直売所などには比較的出回るようになってきた。種子での販売も行われており、一般的な白菜に比べてサイズも半分ほどのため、家庭菜園で育てるという手もある。

3. 紫白菜の美味しい食べ方

紫白菜を選ぶときには、色の鮮やかさはもちろん葉先まで巻きがしっかりとしていることや弾力・重量感をチェックしよう。きれいな紫色が最大の魅力のため、色の美しさを生かした料理がおすすめだ。

■サラダが一番

紫奏子がサラダ用白菜として販売されているのは、やはり一番色を生かせる食べ方がサラダだからである。サクサクと柔らかい葉は生のままで美味しくいただけるため、彩り野菜として加えればおしゃれなサラダが簡単に作れる。生春巻きに入れたりカルパッチョの下に敷いたりサンドイッチの具材にしたりと、生のままアレンジを楽しもう。

■漬物もおすすめ

次に試してほしいのが漬物だ。浅漬けにすればしばらく食べられるし、色もきれいなままの状態を楽しめる。甘酢漬けにすると汁ごとピンク~紫色に発色し、とても鮮やかだ。

■加熱は工夫が必要

生や漬物を勧めるのは、加熱調理では退色してしまうからだ。茹でる・煮るなどの水を使った加熱方法の場合は色素が汁に流れ出て、紫白菜自体は色あせてしまう。蒸したり酢を使用してサッと加熱したりすれば多少は色を残せるが、やはり生の状態には劣る。

結論

白菜は鍋の具材というイメージが強いが、柔らかく色が鮮やかな紫白菜はまったく違う使い方が向いている。色がきれいなだけでなくアントシアニンも豊富という優れた野菜のため、見かけたらサラダに取り入れてみてはいかがだろう。
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