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生焼けを防ぐポイントは?シンプルだけど奥深いカヌレ作りを伝授

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年8月30日

フランス伝統焼き菓子のひとつであるカヌレは、手土産としても人気が高い。生地を混ぜてオーブンで焼くというシンプルな工程だが、中が生焼けだったり、生地が噴きこぼれてしまったりと、失敗することも多い。失敗することなく美味しいカヌレを作るためのポイントを紹介しよう。

1. カヌレは計算しつくされた焼き菓子

カヌレが誕生したのは、およそ200年前のフランスといわれている。統治領を多く保有していたフランスは世界各地の食材が集まる場所であり、なかでも世界各地の食材が届いていたという港のひとつがボルドー地域である。ボルドー地域は、美味しいワインが作られることで古くから有名だ。ワイン作りの工程には、卵白が使われることがあるが、卵黄は使わないことがほとんど。その余った卵黄を有効活用しようと誕生したのが、カヌレだという説がある。カヌレは、生地の混ぜ具合や焼く際の温度と時間など、すべてのことが計算しつくされてできた、伝統ある焼き菓子といえるだろう。

2. 生焼けにならないカヌレを作ろう

カヌレは計算しつくされた焼き菓子とあって、レシピや手順を間違えてしまえば、失敗することもたびたびあるようだ。中が生焼けになることも、失敗のひとつといえるだろう。どうすれば生焼けにならないのか、作り方のポイントを紹介しよう。そのほかのカヌレの上手な作り方も参考にしてほしい。

カヌレが生焼けにならないコツ

カヌレを生焼けにしないためには、焼く際の温度が重要だ。あらかじめオーブンを高めの温度でしっかり予熱しておき、200℃ほどの高温でしっかり焼く。焼きはじめは高温だが、その後徐々に温度を変えていくというワザもある。オーブンによって特徴が違うこともあり、焼きムラが生じてしまうこともある。焼きムラが気になる際には、カヌレ型を銅製へ変更してみるのもひとつの手だ。

カヌレ作りを成功へ導く生地作りのポイント

カヌレの生地を作る際、牛乳と生地を寝かすことも重要なポイントだといえる。牛乳は一度沸騰させて一晩寝かすことで、オーブンに入れた際に型から生地が吹きこぼれる可能性が低くなる。また牛乳を生地に混ぜる際、混ぜすぎも禁物だ。混ぜすぎたことによって、生地が膨らみ過ぎてしまう可能性がある。手間暇かけて完成した生地は、乾燥してしまわないようにラップを生地に密着させて、冷蔵庫でさらに一晩休ませよう。

カヌレを焼く前にひと手間加えよう

一晩寝かせた生地は、材料が沈殿して全体の濃度が均一でない可能性があるため、型に入れる前にもう一度混ぜる。ここでも混ぜすぎには注意しよう。生地の濃度を均一にしたら、型の8分目までを目安に生地を注ぎ、机などの硬い場所に生地が入った型を落とす。これは余分な空気を抜く大事な工程だ。焼きあがりの際、生地が型から外れやすいよう、バターをカヌレ型に塗るのも忘れないようにしよう。指でバターを塗ることで、まんべんなく塗ることができる。

3. 成功したカヌレの見極め方と食べごろ

カヌレのできあがりが成功したのか、失敗したのか、どのような点で見極めればいいのかを知っておこう。カヌレの食べごろも一緒に紹介する。

成功したカヌレはこんなカヌレ

外側にしっかりと焼き色がついているか、生地中央が膨らみ過ぎていないかをチェックしよう。焼きあがったカヌレを切り、断面に気泡が入っていれば、成功といえるだろう。気泡が少ないとベトっとした重たい食感になり、カヌレらしい絶妙な食感が味わえない。

カヌレの食べごろ

手塩にかけて作ったカヌレは、一番美味しい時に味わいたいもの。カヌレ本来のパリッとした外側の食感と、もっちりしっとりとした食感が味わえるベストなタイミングは、焼きあがり当日だろう。焼きあがりから日数が経過してしまえばしまうほど、外側のパリッとした食感が損なわれていく。

結論

バニラの奥深い香りと、ラム酒の香り、独特の食感が魅力的なカヌレ。作り方はシンプルだが、ひとつひとつの工程を丁寧にこなしていかなければ、成功へはたどり着けないだろう。生焼けや生地の噴きこぼれなどの問題点をクリアし、カヌレの作り方をマスターすれば、オレンジピールや抹茶など、さまざまなフレーバーでのアレンジも可能だ。ブレイクタイムに、手作りの美味しいカヌレを焼いてみてはいかがだろうか。
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