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もやしはなぜ安いのか?その理由を徹底検証

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年9月18日

節約料理の代表食材であるもやし。料理のボリュームアップに使ったり、メイン食材にもなったりと活用の幅は広い。しかし、なぜもやしはこんなにも安く販売できるのだろうか。もやしの価格の秘密を探り、その素晴らしさを感じてみよう。

1. もやしの適正価格ってどれくらい?

もやしは、スーパーの特売で1桁台の価格で販売されることもある。安売りの目玉商品として利用されやすいもやしは、一体いくらが適正なのだろうか。

総務省の家計調査によると、もやしは100gあたり15.61円とされている。一袋あたり200g弱のものが多いので、大体一袋30円以下で購入されているということになるだろう。野菜は200円、300円が当たり前のなかで、もやしの価格だけは異常に低い。節約の味方であることは確かなのだが、これで大丈夫なのだろうかと心配な気持ちになってしまうほどだ。

実は、もやしは40年前よりも価格相場が下がっているという。原料の高騰や人件費、輸送費の上昇などを考えると、もっと売値も上がってよいような気もするが、なぜもやしの相場はなかなか上がらないのだろうか。なかには、卸値よりも安い値段で店頭に並ぶもやしもあるようだ。スーパーでは、身銭を切ってまでもやしを安く販売し、客足を増やそうとする。

もやし業者は年々減少し、厳しい環境に取り巻かれているようだ。このような状況を受けて、もやし生産者協会が声明を発表しており、そのなかでせめて「40円」で販売してほしいと訴えているようだ。

2. それでも低い!もやしを低価格で提供できる理由とは?

40円が適正価格とはいっても、ほかの野菜と比べるとかなり低価格であることに間違いはない。もやしの生産は屋内で行われ、天候に左右されず安定した量を供給できるというのが最大のメリットだ。さらに栽培から収穫まで長い時間が必要ない。約1週間ほどで収穫できるもやしは、1年中安定した供給量を維持できる貴重な野菜といえるだろう。

天候の影響を受けないことと、収穫までの時間が短いことに加え、もやしの栽培が機械化されたこともコストダウンにつながっている。

しかし、安価なもやしが特売品としてさらに低価格で売られる現状を打破しなければ、もやし業界発展への望みは薄いだろう。生産者と消費者の双方が納得できるような価格の見直しが重要だ。

3. もやしは家庭でも栽培できる

もやしは、実は家庭でも簡単に栽培することが可能である。土も光も必要とせず、初心者や子どもでも簡単に作れるので、ぜひ新鮮なもやし作りにチャレンジしてみよう。

必要なもの

もやしの種、広口の瓶、ガーゼ、輪ゴム、ザル、ボウル、遮光用の箱

作り方

1.瓶を熱湯消毒する。
2.水切りのザルに種を入れて、汚れなどを取り除く。洗ったときに泡が出なくなればOK。
3.広口の瓶にガーゼを被せて輪ゴムで止め、種を入れる。乾燥した種に吸水させるため、一晩水に浸けておく。遮光用の箱に入れておこう。
4.一晩たったら水を捨てて、水がきれいになるまで水道水で洗う。
5.この作業の後は、1日2〜3回の水切りと水交換を繰り返し、もやしができるまで待つ。水交換はガーゼの上からでOKだ。

もやし栽培のポイント

・清潔第一なので、豆は直接触らないように注意しよう。
・もやしの生育に適正な温度は、人が快適に過ごせる室温が目安だ。遮光用の箱がなければ戸棚でもよい。
・3日目頃になると殻が外れて浮いてくる。そのままでは腐敗の原因となることもあるので、竹串などで取り除こう。

一度作ってみると感覚や食べ頃がわかるはずだ。もやし栽培に興味があるなら、まずは種と瓶を用意することから始めてみよう。

結論

もやしは安価で購入することができる食材で、節約の強い味方である。しかし、安すぎる店頭価格は、もやし業者を苦しめる原因となることもある。現状を把握し、必ずしも安ければよいわけではないと理解を深めることも大切だ。もし興味があれば、家庭でのもやし栽培にもチャレンジしてみてほしい。
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