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コーヒーの産地だけじゃなかった!【ケニア】の紅茶の魅力とは

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年9月30日

ケニアと聞くと、コーヒーの産地を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。実際ケニアからはコーヒーが多く輸出されているが、現地の人はコーヒーよりも紅茶を好むそうだ。実はインドやスリランカと同じく紅茶生産国としても有名なケニア共和国。そこで作られるケニア紅茶の魅力に迫る。

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1. ケニアってどんな紅茶?

ケニアという名前は、紅茶の名前としてよりも国の名前としてのほうが馴染みがあるだろう。ほかの国の紅茶には産地ごとの名前がつけられているが、ケニアの紅茶には地域による特徴の差があまりなく栽培の歴史も浅いため、すべてケニアという名前がつけられている。ケニアは生産性の高さや飲みやすさなどメリットも多く、知る人ぞ知る人気の紅茶なのだ。

すっきりとした味わいが魅力

ケニアは茶葉の色が濃く、抽出した水色(すいしょく)は赤みのある美しいオレンジ色。渋みはそれなりにあるが、味も香りもクセがなくマイルドな紅茶だ。ほんのりと甘みを感じられ、優しいコクがあるためとても飲みやすい。

小さく丸まった形状の茶葉

茶葉の種類によっては大きな葉のままで店頭に出されるものもあるが、ケニアの茶葉はほとんどが細かく刻まれて販売されている。そして、コロコロと丸く縮こまった形状が特徴だ。これは、CTC製法と呼ばれる作り方によるものだ。CTCはcrush・tear・curlの略で、つぶし・引き裂き・丸めるという工程で作られることにより、茶葉の抽出時間が短縮されるメリットがある。

ケニアの誕生

ケニア共和国は赤道直下に位置する国で、独立前はイギリスの植民地だった。インドでアッサム種が導入され紅茶の栽培が始まったのは1903年のことだが、ケニア紅茶の栽培が本格化したのは1963年の独立後。ほかの国に比べて紅茶生産の歴史はまだまだ浅いのだ。

ケニアの茶農園は雨季と乾季のあるサバナ気候の高地にある。一年中温暖な気候のため茶葉が早く成長し、生産量も多く流通は安定している。それにもかかわらず、いまだに知名度が低い理由は、歴史の浅さや主にブレンド茶の原料として使われていることが考えられる。

2. ケニアの美味しい飲み方

ケニアはすっきりとした味わいとマイルドなコクが魅力の紅茶だ。いい意味でノーマルであるため、ストレートや、蜂蜜や砂糖を加えて甘くするなど、どんな飲み方にも適している。

ミルクティーにぴったり

ケニアにはほどよい渋みがあり牛乳との相性もよいため、ミルクティーとしてもよく飲まれている。ミルクティー好きの人にはケニアファンも多いのだとか。また、クセがなくスパイスを入れてもケンカしないため、チャイにも向いている紅茶だ。

フレーバーティーにも

ケニアは、レモンティーにしたりジャムを加えたりとフルーツと合わせて飲んでも美味しい。さらにハーブや酒との相性もよいため、ほかにもさまざまな楽しみ方ができそうだ。どんなものとも組み合わせられるケニアは、ブレンド茶の原料として使われるのも納得である。

3. ケニア山の紅茶とは

ケニアは、紅茶専門店の実店舗やネットショップで購入することができる。輸出業者を通して買い付けが行われているものが多い中、「ケニア山の紅茶」という独特な商品があるため、紹介しておく。

ケニア山の紅茶は、「日本ケニア交友会」が輸入・販売を担っている特別な紅茶だ。安く購入できるケニアは大規模農園で栽培されたものがほとんどだが、この紅茶の産地は、ケニア山北東にあるメルー県ギドンゴ地区に限定している。この地区一帯はケニアの無農薬栽培に取り組んでおり、無農薬の美味しい紅茶を楽しむことができる。

また、直接輸入により無駄な仲介料がかからないため、利益を現地に還元できるというメリットがある。一般的なケニア紅茶よりは割高ではあるが、ケニアの応援にもなり美味しい紅茶を入手できるため、チェックしてみよう。

結論

ケニアは甘いお菓子だけでなく惣菜パンやサンドイッチとの相性もよいため、さまざまな飲み方を試してみよう。紅茶の名前としては聞き慣れないケニアだが、実は輸出量は現在世界一なのだ。ブレンド紅茶として知らないうちに飲んでいるかもしれない。
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