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食べても美味しいミニカボチャ【プッチィーニ】とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

2019年10月31日

ハロウィンのころによくみかける、手のひらサイズのオレンジ色のかぼちゃ、プッチィーニ。おもちゃかぼちゃと同じような扱いで、観賞用だと思われがちだが、これは立派な食用のかぼちゃである。しかし色がきれいでかわいらしいフォルムは、つい飾りたくなってしまう。見た目よし食べてよし、さらに育ててもよしの日本生まれのミニカボチャ、プッチィーニについて紹介したい。

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1. プッチィーニは食用かぼちゃ

ついつい飾っておきたくなるかわいい手のひらサイズのかぼちゃ、プッチィーニは食べても美味しい。
果肉は黄色がかったオレンジ色で、ほくほく感はあるが、すこし水分が多く粘質な味わいもある。西洋かぼちゃ「みやこ」をベースに改良したとされ、西洋かぼちゃらしい甘さもある。
平均200~300gという、小型かぼちゃなので調理が容易で、食べきりサイズなのもいい。単身者でも無駄なく使いきれる。まるごと電子レンジで3~5分加熱するだけで食べられてしまう手軽さだ。
鮮やかな黄色地に、オレンジのしましまが、バランスよく入っている。基本的にヘタの部分がへこんだ扁平型をしているが、まれにぽこんと膨らみ、円錐型になるものある。味に変わりはなく、これはこれでかわいらしく、また飾るにはぴったりだ。
ハロウィンに飾られることの多い、日本ではおもちゃかぼちゃと呼ばれるペポかぼちゃは、食べても日本人の口に合わないものが多い。それらは八百屋だけでなく花屋で販売されることもある完全な観賞用の扱いだ。プッチィーニは同じようにかわいらしいが、普通のかぼちゃと同じように美味しいかぼちゃでもあるのだ。飾りすぎて食べる旬を逃さないように気を付けたい。

2. プッチィーニは日本生まれ

登録品名「プッチィーニ」はときにブッチーニとも記載される。神奈川県の種苗会社が品種改良を繰り返して作りあげた、日本生まれのミニカボチャである。1998年に品種登録がされたので、比較的新しい種類といえる。
かぼちゃは大きく3つに分類される。ほくほくとした味わいで栗のように甘い「西洋かぼちゃ」、伝統野菜になるような地域に密着したものが多い「日本かぼちゃ」、そしてその他、おもちゃかぼちゃなどを含む「ペポかぼちゃ」である。プッチィーニはペポかぼちゃに分類されてしまうことがあるが、西洋かぼちゃである「みやこ」の血統であり、西洋かぼちゃらしい独特の甘みがある。西洋かぼちゃは、ほくほくとした食感に特徴があるため、蒸かしかぼちゃやサラダ、コロッケなど素材の味を楽しむものが多く、プッチィーニもどちらかというと素材の味を、そしてかわいらしい見た目を活かした調理法が多いようだ。
収穫は7~9月頃だが、保存性が高いため、冬にも販売され食べられている。もちろん、ハロウィンのころにも大活躍である。

3. プッチィーニの美味しい食べ方

先述したが、プッチィーニは見た目も楽しむ料理法が好まれるようだ。もちろん、煮物やてんぷらなどの普通の調理方法でも美味しい。

まるごとプッチィーニ

柔らかいと作業が楽になるため、まるごと調理する場合はあらかじめ電子レンジで加熱して柔らかくする。上部3分の1ほどを、ふたになるようにカットする。ワタと種をとり、再度レンジで、ほくほくするまで加熱する。ここは好みのやわらかさで。そして熱々のうちにバターをひとかけ放り込み、そのままいただく。プッチィーニは皮ごと食べられるので、素材の味を味わいたいときは、これが一番手軽だ。シナモンやはちみつをかけても美味しい。

プッチィーニを器に

器にする場合も、適度に加熱してワタと種をとり、ふたになるように上部をカットする。そして食べごろまで、再度加熱する。その後は、サラダやスープ、アイスクリームなど何を詰めてもかわいらしいし、見映えもいい。チーズとホワイトソース、ベーコンなどの具材をいれて焼き、かぼちゃグラタンにしてもよい。パーティーメニューにもぴったりだ。

かぼちゃプリン

ここでは、プッチィーニをやわらかくしてワタを取ったりカットしたりしたあとは、あまり加熱しなくてもいい。柔らかくした果肉を、スプーンですくい出す。皮は器にするので、皮を破らないように慎重に果肉を取り出そう。取り出した果肉を潰して濾す。少ないようなら、普通のかぼちゃを足してもいい。かぼちゃペーストと同量の生クリームと牛乳、砂糖は好みで入れて、沸騰寸前まで温める。別のボウルに卵を割りいれほぐしたものと、温めた液と合わせてプリン液をつくり、濾す。これをプッチィーニの皮に流し入れ、オーブンで湯煎焼きする。ちょっと手間はかかるがが、滑らかで美味しいことは間違いない。

4. 育ててみようプッチィーニ

プッチィーニは流通量があまり多くないのが、家庭菜園でも人気の品種である。小さいのでベランダや庭のプランターでも実をつけることができる。苗を購入するのが簡単だが、種から育てる場合は、種まき専用のポットを購入することをおすすめする。
芽がでて、本葉が4、5枚出てからプランターに植え替えをしよう。その際、割りばしなどでいいので、根がきちんと張るまで仮支柱をたてて、ゆるく結わえて苗が倒れないようにするといい。
育つまでの注意点としては、かぼちゃは乾燥に強いので、水をやりすぎないこと。肥料もあまり必要としないので、手をかけすぎないことだ。プランターで育つと、かぼちゃの実が地面につかないので、まんべんなく日が当たり、きれいな外皮のかぼちゃをつくることができる。

結論

そのかわいらしい見た目から、観賞用としても重宝されるかぼちゃプッチィーニだが、実はとても味わい深い美味しいかぼちゃであることも分かった。見た目もかわいいかぼちゃプッチィーニを手に入れたときはぜひ、飾ってから美味しくいただいてみてはいかがだろうか。目にも舌にも美味しいかぼちゃであるに違いない。

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