1. ヨーロッパ原産のハーブ レモンバームとは

レモンバームはその名前からレモンの仲間と思う人も多いが実は全く違う種類の植物である。では、レモンバームがどんなハーブであるか紹介する。
原産地はヨーロッパのシソ科のハーブ
レモンバームは東地中海地方を原産地とするシソ科コウスイハッカ属の植物である。
誰もが知っているハーブのひとつ、ミントの一種である。比較的、栽培しやすいハーブなので、家庭菜園などでも手軽に栽培することができる。
レモンバームの葉はハートに似た形をしており、その縁は少しギザギザになっているのが特徴である。そして、初夏から初秋にかけて薄黄色や白色のかわいらしい小さな花を咲かせる。
誰もが知っているハーブのひとつ、ミントの一種である。比較的、栽培しやすいハーブなので、家庭菜園などでも手軽に栽培することができる。
レモンバームの葉はハートに似た形をしており、その縁は少しギザギザになっているのが特徴である。そして、初夏から初秋にかけて薄黄色や白色のかわいらしい小さな花を咲かせる。
別名「メリッサ」とも呼ばれる
レモンバームは「メリッサ」や「セイヨウヤマハッカ」「ビーバーム」のような呼ばれ方をすることもある。その中のひとつの「メリッサ」は学名として使用されているが、みつばちという意味である。レモンバームはみつばちが好きなハーブであり、みつばちがレモンバームに集まってくることから、この名がつけられたといわれている。そのため、昔から養蜂家に重宝されているハーブでもある。
2. さわやかな香りが特徴のレモンバームティー

レモンバームの特徴は名前からも分かるようにその香りがレモンに似ていることである。レモンのような甘くてさわやかな香りがすることから好まれている。風味に関しては、レモンとは関係ないので、酸味はなく、まろやかな口当たりをしており、クセもないので、ハーブティー初心者の人でも挑戦しやすい。
レモンバームは料理にも重宝される
レモンバームティーがレモンの香りを楽しむことができるお茶であるように、レモンバームは料理に使用することで、エスニック料理のアクセントづけに重宝されている。ただし、レモンバームの香りは揮発しやすいので、料理に使用する場合は加熱のしすぎに注意が必要である。そのため、ハーブティーのような香りを楽しみたいときは、サラダへのトッピングや、炒めたり煮たりの加熱調理が完了後に仕上げとして加えるのがおすすめの食べ方である。
また、レモンバームの精油も人気なので、ハーブティーを飲むのが苦手という場合には、お風呂に浮かべたり部屋で精油を使用したりして香りを楽しむのもよいだろう。
また、レモンバームの精油も人気なので、ハーブティーを飲むのが苦手という場合には、お風呂に浮かべたり部屋で精油を使用したりして香りを楽しむのもよいだろう。
3. レモンバームティーのおすすめの飲み方

大半のハーブに当てはまることであるが、レモンバームは生と乾燥の2種類で楽しむことができるハーブティーである。生のレモンバームを使用する場合には、ティーカップ1杯分のお湯にティースプーン2杯のレモンバームが目安量である。香りをしっかりと楽しむためには、はさみではなく、手でレモンバームの葉を細かくちぎることがおすすめである。断面の表面積が増え、レモンバームの香りをより楽しむことができる。
お湯に入れて約5分蒸らし、お湯の色がレモンイエローに変わったらできあがり。生の場合は鮮度が落ちてしまうと、渋みを感じやすいので、収穫後できるだけ早く使用することがおすすめである。生はフレッシュな香りを楽しみたいときにおすすめだ。
お湯に入れて約5分蒸らし、お湯の色がレモンイエローに変わったらできあがり。生の場合は鮮度が落ちてしまうと、渋みを感じやすいので、収穫後できるだけ早く使用することがおすすめである。生はフレッシュな香りを楽しみたいときにおすすめだ。
乾燥のレモンバームを使用する場合には、ティーカップ1杯分のお湯にティースプーン1杯のレモンバームが目安量である。お湯の中にレモンバームを入れて約5分蒸らす。乾燥したレモンバームは葉が開くのに時間がかかるので、乾燥の場合は2杯目も十分に楽しめる。乾燥はふくよかで丸みのある芳香を楽しみたいときにおすすめである。
ブレンドティーも美味しく飲める
レモンバームティーはほかのハーブとブレンドしても、また異なる風味を楽しむことができるので、ぜひとも試してもらいたい。リフレッシュしたいときにおすすめの組み合わせは、「レモンバーム・ラベンダー・ローズマリー」や「レモンバーム・ペパーミント・スペアミント」「レモンバーム・ジャーマンカモミール・レモングラス」などがある。
結論
レモンではないが、レモンの香りを楽しむことができるレモンバームティー。クセがない味なので、飲みやすい口当たりであり、初心者にもおすすめのハーブティーである。手軽に手に入れやすいハーブでもあるので、ハーブティーをまだ飲んだことがない人にこそ、ぜひ試してもらいたい。シングルティーはもちろん、ブレンドティーも美味しく楽しめるので、自分に合った飲み方を見つけてみてはどうだろうか。