1. 家庭の食材保存事情

毎日の食事作りのなかでも買い物は、なかなかの比重を占めている要素。時間的に余裕のない世帯では、週一の買い物や食品宅配サービスを活用している人も多いことであろう。すると週の後半には野菜がしなしな、肉や魚は色が悪くなるなど、食品の鮮度低下が起きる。これはどうしても免れられない。
大量買いの罠
スーパーで安売りになっていたからという理由で大量買いした食材を使い切れずに破棄してしまったという経験は、料理をしている人であれば、身に覚えがあるはず。忙しい毎日を助けるための作り置きメニューも時間経過とともに色が変わってしまったり、味が落ちたりして、結局は捨てる羽目になんて経験も多くの人がしているのではないだろうか。
フードロスと家計
近年、大きな問題になっているフードロスは食べられる状態のものを破棄することを指す言葉だが、実はその根源ともいわれているのが家庭での食べ残しや食材破棄だ。フードロスを防ぐことは、地球環境を守ることはもとより、家計の負担を軽くすることにも繋がる。食材を上手に保存することが、社会的にも家計的にも求められているのだ。
2. 食材や常備菜の鮮度を保つ画期的な方法

そんな食品保存に画期的な進化をもたらすキッチングッズがデリエアである。食品業界では、鮮度保持のためにガスを用いるのが一般的である。そのテクニックをヒントに産業ガスで世界トップシェアを誇るフランスの企業エア・リキード社が、家庭向けに開発したのがデリエアである。
鮮度と腐敗
まずは食材の腐敗の根本原因を探っていこう。食材の劣化、腐敗には酸素とバクテリアが大きく関係をしている。食材には栄養素が存在するが、この栄養素と酸素が結びつくといわゆる酸化が起こる。さらに空気中、いたるところに存在するバクテリアが食材に付着。こちらも酸素や栄養素、水を餌に繁殖を繰り返す。これが食材腐敗を招く要素である。
デリエアとは
腐敗の原因となる酸素とバクテリアから食材を遠ざけてくれるのが、デリエアである。使い方は簡単。専用の袋に食材を入れて、デリエアで天然素材ガスの窒素と炭酸ガスを注入するだけ。このガスに含まれる窒素が酸素を追い出し、酸化を防いでくれる。さらに炭酸ガスにはバクテリアの増殖を防ぐことができるのだ。ガスを注入することで鮮度を保つため、食材の形を崩すことなく保存ができるところも画期的だ。
3. 人気料理研究家リュウジ氏もおすすめ!デリエアを日常使いする方法

バズレシピでおなじみ人気料理研究家リュウジ氏もデリエアをすすめているひとり。その使い方を指南してもらうと「余った野菜や一度に使い切れなかったハーブの保存に活用しています。デリエアを使うと形も美しいまま。香りやシャキシャキ感も持続するので、無駄なく使い切ることができますよ。本当におすすめ」との回答が。プロも納得の実力なのだ。
節約にも効果大
余った食材や作り置きメニューを捨てる=お金を捨てているのと同意義。一説によると日本の家庭がフードロスによって失う金額は、年間約7万円にも上るといわれている。食品の鮮度を美しいまま保ってくれるデリエアを活用すれば、その金額は格段に下がる。家計にも地球にもうれしい構図ができあがるというわけだ。
結論
社会問題になっているフードロス、実は家計にも直結している問題である。食品を最後まで無駄なく、食べきることは、現代人に課せられた使命ともいえる。その使命をまっとうするためには、デリエアのような画期的なキッチングッズが必要不可欠だ。自分で活用するのはもちろん、両親や一人暮らしを始めた子供、パートナーへのギフトにもおすすめだ。