1. まずは蒸し野菜鍋の魅力について

蒸し野菜鍋とは、その名が示す通り、野菜をメインにさまざまな具材を入れて蒸した鍋もののことだ、蒸し野菜鍋は、何も味付けをせずに蒸した具材を、タレをつけて食べるので、数ある鍋ものの中では、しゃぶしゃぶに近い。そのため、蒸し野菜鍋は、蒸ししゃぶなどとも呼ばれている。
野菜は蒸すと生よりたくさん食べやすい
蒸し野菜鍋は、蒸すことで、野菜のかさを減らせるため、生の野菜を食べるのに比べてはるかにたくさんの量の野菜を食べることができる。しかも、蒸すことで、野菜に含まれる栄養素の流出を大幅に防ぐことができる。野菜本来の旨みや甘みが最大限に引き出され、美味しさがパワーアップする点も見逃せない。もちろん、このことは野菜に限らず、肉や魚、きのこ類などほかの食材にも当てはまることだ。
野菜の旨みを余すことなくいただける
とどのつまりは、野菜をはじめそれぞれの具材の栄養や美味しさを余すことなくいただけるということが、蒸し野菜鍋の最大の魅力といえるだろう。
2. 蒸し野菜鍋はホットプレートが便利

蒸し野菜鍋は、専用の蒸し器がなくても、鍋やフライパンで問題なく作ることができる。ただ、鍋やフライパンの場合、火加減を調整しなければならないのが、思いのほか難点である。とくに初めて蒸し野菜鍋づくりにチャレンジする場合は、火加減をうまく調整するのは、かなりハードルの高い作業になりそうだ。
ホットプレートならスイッチ1つで温度調整簡単
しかしホットプレートなら、スイッチひとつで簡単に温度調節ができる。初チャレンジでも失敗なく美味しく作ることが可能だ。しかも、材料を入れてふたをすれば、後はホットプレートに任せて、蒸し上がるのを待つだけと、調理方法もいたって簡単だ。
卓上にそのまま置いて食べられる
また、鍋やフライパンと違い、ホットプレートは、そのまま食卓に直接置くことができ、ふたをして、みんなでワクワクしながら、蒸し上がりを待つことができる。待っている間にさぞかし会話が弾むだろうし、蒸し上がった時にふたを開けた瞬間の、みんなの表情を想像するだけで楽しくなってくるのではないだろうか。
家族団らんやホームパーティを盛りあげる、その立役者になってくれそうな点は、蒸し野菜鍋をホットプレートで作る何よりの魅力といえるだろう。
家族団らんやホームパーティを盛りあげる、その立役者になってくれそうな点は、蒸し野菜鍋をホットプレートで作る何よりの魅力といえるだろう。
3. ホットプレートでの蒸し野菜鍋の作り方のポイント

ホットプレートでの蒸し野菜鍋の作り方は、説明するまでもないほど、極めて簡単である。野菜をはじめとする鍋の具材を適当な大きさに切り、それをホットプレートに並べ、ふたをしてスイッチを入れるだけで、あとは、蒸し上がりを待つだけということになる。
野菜を入れる順番は肝心
作り方は簡単だが、いくつか押さえておきたいポイントがある。まずは、野菜を入れる順番だ。白菜やキャベツなどの水分が多い野菜を先に敷き、その上に火の通りにくい具材をのせるようにすること。そうすることで、ホットプレートにふたをしたときに、野菜から出た水分が蒸気となって、上にのせた具材をほどよく蒸し上げることができる。
ホットプレートの温度調節も大切
次にホットプレートの設定温度だ。具材の量によって多少異なるものの、最初は、高温(180~200℃程度)に設定し、そのまましばらく加熱し、蒸気が出てきたら、蒸気を維持できる程度に温度を下げるなどして適宜調整しよう。
多くの場合、温度調節さえうまくできれば、野菜から出た水分で焦げつくことなくうまく蒸し上げることができる。しかし、途中でふたを開け水気がなくなり、敷いた野菜が焦げそうな場合は、少量の水を加えることもポイントとして押さえておこう。
すべての具材に十分に火が通ったらできあがりだ。設定温度を保温にして、アツアツの状態をキープしながら、お好みのタレをつけて召し上がれ!
多くの場合、温度調節さえうまくできれば、野菜から出た水分で焦げつくことなくうまく蒸し上げることができる。しかし、途中でふたを開け水気がなくなり、敷いた野菜が焦げそうな場合は、少量の水を加えることもポイントとして押さえておこう。
すべての具材に十分に火が通ったらできあがりだ。設定温度を保温にして、アツアツの状態をキープしながら、お好みのタレをつけて召し上がれ!
結論
ホットプレートで作る蒸し野菜鍋の魅力について紹介した。いよいよ本格的な鍋もののシーズンが到来するので、これを機に、ホットプレートを使った蒸し野菜鍋も、鍋もののレパートリーに加えてみてはいかがだろう。