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パッションフルーツの食べ方特集!基本からアレンジした食べ方まで!

パッションフルーツの食べ方特集!基本からアレンジした食べ方まで!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年11月 2日

甘酸っぱい味わいが特徴のパッションフルーツ。分厚い皮の中はぷるぷるのゼリー状で種ごと食べる。そのまま食べても美味しいが、ジュースやヨーグルトに混ぜる、ピューレにしてシャーベットやゼリーにするなど、多彩なアレンジができるフルーツだ。今回はそんなパッションフルーツの食べ方を一つずつ詳しく解説する。

  

1. パッションフルーツの基本的な食べ方

さわやかな酸味とほんのりとした甘さのパッションフルーツの原産はブラジルとされており、日本では九州南部や沖縄など、比較的暖かい地域での栽培が主流となっている。
パッションフルーツの可食部分はゼリー状になっているため、最もオーソドックスな食べ方は、そのまま切ってからスプーンで食べる方法だ。このほかにもさまざまな食べ方があるが、ここではパッションフルーツの定番の食べ方について確認しよう。

パッションフルーツの食べ方と手順

  • キウイを食べるときのように、上下で半分にカットする。
  • スプーンを使って中の種と実をすくい食べる。食べられる部分は、黒い種とその周りにあるゼリー状の部分だ。

2. パッションフルーツを美味しく食べるポイント

パッションフルーツは、甘酸っぱさと芳醇な香りが特徴の南国のトロピカルフルーツだ。店頭などの市場に卸されている時点で食べ頃ではあるが、パッションフルーツは酸味や甘みをコントロールできる。自身の好みに合わせ、酸味が強調される食べ頃と甘みが強調される食べ頃をそれぞれ確認しよう。

ポイント1.冷やして酸味を強くする

パッションフルーツは外皮がツルツルした状態であるほど、果実が未熟な状態なため酸味を味わえる。酸味が強調されているパッションフルーツが好きな人は、冷蔵庫で前日からしっかり冷やしておくと酸味がより強調され、美味しく食べられるので覚えておこう。また、常温で置いておくほど追熟してしまうので、すぐに食べない場合もポリ袋に入れ冷蔵保存するのがポイントである。

ポイント2.追熟して甘くする

パッションフルーツの甘みをより引き出すためには、追熟させる必要がある。追熟とは、適当な段階まで成熟するまで何もせず待つことである。追熟することで皮の着色や状態に変化が起こる、軟らかくなる、糖分の増加などが期待される。(※1)
パッションフルーツの場合、追熟することで酸味が抜けて甘みが残る。見分け方のサインとして、ツルツルした外皮がシワシワになるので一目で分かるだろう。

3. パッションフルーツの裏ごしのやり方

食べ頃のパッションフルーツのオーソドックスな食べ方は、スプーンですくってそのまま食べる方法だが、ヨーグルトやアイスに混ぜるといった簡単なアレンジで途端に洒落たデザートに変わる。また、そのままでもじゅうぶん美味しいが、パッションフルーツを裏ごししてピューレ状にすると滑らかな舌触りになるのだ。少しの手間をかけるだけで食べ方の幅も広がるので覚えておきたいテクニックといえる。ピューレの方法について詳しく確認していこう。

パッションフルーツのピューレの作り方

  • 半分にカットしたパッションフルーツの中から、スプーンで果肉部分を取り出す。
  • ザルに果肉を入れ、こして種を取り除く。
  • こした果肉を鍋に移し、グラニュー糖を加えたら、中火でゴムヘラなどを使用して混ぜながら加熱する。
  • アクを取り除き、沸騰したら弱火にする。約5分煮詰めたら火から下ろす。
  • ボウルなどに氷水を準備し、鍋ごと冷やし粗熱をとり完成。

4. パッションフルーツのピューレの美味しい食べ方5選

ピューレにしたパッションフルーツは、デザート以外にもドリンクや料理にも使用できるため、アレンジ調味料としてよいスパイスになる。そこでいくつかパッションフルーツのピューレを使用した美味しい食べ方を紹介していく。

食べ方1.パッションフルーツソース

ピューレのなかでもソースとして使用するのが定番の食べ方といえる。甘いヨーグルトやバニラアイスにかけると、パッションフルーツのもつほどよい酸味との塩梅を楽しめる。また、さっぱりとした味わいはオレンジソースのように肉料理との相性もよい。
シンプルにソテーした肉と一緒に煮詰めることで、肉の旨みとさわやかな酸味のハーモニーを味わうことができる。

食べ方2.パッションフルーツシャーベット

パッションフルーツのピューレはシャーベットにもできる。ピューレにヨーグルトと練乳、グラニュー糖を混ぜ合わせたものを一晩冷凍庫で冷やすだけの手軽さだ。ピューレにしていない状態のパッションフルーツと練乳、ヨーグルトのみでもシャーベットを作ることが可能だ。
種のプチプチとした食感も味わえるので自身の好みや気分で作ってみよう。

食べ方3.パッションフルーツゼリー

パッションフルーツと相性のよいオレンジジュースと混ぜて作るゼリーは、トロピカルでさわやかな味と香りが堪能できる。パッションフルーツの皮を容器として使用すれば、ゼリーにしか出せない涼やかな見た目も相まって、オシャレでかわいらしい、映えるデザートとなる。

食べ方4.パッションフルーツジュース

ピューレをジュースやスムージーにすると手軽に沢山のフルーツを摂取できる。まろやかで甘みの強いバナナや、同じ南国フルーツのマンゴーをはじめ、さまざまな果物との組み合わせを楽しめる。南国のフルーツで作ればエキゾチックでトロピカルな味わいに。酸味の少ないフルーツと作ると角のないマイルドなドリンクに仕上がるので、いろいろ試してみよう。

食べ方5.パッションフルーツサワー

ピューレを使用したフルーツサワーは、炭酸水と焼酎を使うと酎ハイになり、炭酸水とジンを使うとカクテル風のサワーになる。ピューレではなくパッションフルーツの果肉を、酒にひと晩から一週間ほど漬け込んでも美味しいサワーが作れる。酒は20歳以上からなので、20歳未満の人はライムなどを絞りノンアルコールカクテルを楽しもう。

結論

夏を思わせるさわやかな香りと、プチプチとした独特の食感はパッションフルーツならでは。ほかの果物にはないトロピカルな味わいで、根強いファンも多くいる。まだ、パッションフルーツを食べたことがない人も、これを機にさまざまな食べ方で余すことなくパッションフルーツを味わってみてほしい。
(参考文献)
※1一般社団法人日本植物生理学会
URL:https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1572
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  • 公開日:

    2019年12月 5日

  • 更新日:

    2021年11月 2日

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