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【世界の年越し】南米の年越しフード「トールタデフランゴ」の作り方

【世界の年越し】南米の年越しフード「トールタデフランゴ」の作り方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年12月31日

日本で正月に食べられるおせち料理には「見通しが良くなるように蓮根を食べる」「腰が曲がらないように海老を食べる」など様々な云われがある。同様に、世界各地にはその土地ならではの正月料理があり、それぞれに云われがある。今回は、南米の正月料理「トールタデフランゴ」についてご紹介しよう。

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1. トールタデフランゴとは

トールタデフランゴとは、ブラジルなど南米で食べられる新年料理のひとつだ。ブラジルは国土の広い国であり一般的には地域によって食べられる料理が異なるが、このトールタデフランゴは比較的どの地域にも共通して食べられている。家庭料理として食べることもあれば、パーティー料理などで供されることもある。

どんな料理かと言えば、鶏肉とトマトや塩漬けにしたオリーブを具材にして、小麦粉、ベーキングパウダー、卵、チーズ、油、牛乳などで練った生地に包みオーブンで焼き上げたものだ。子どもから大人まで大人気のボリュームのある一品である。

その他、ブラジルでは新年に以下のようなものが食べられている。
  • 豚...豚は常に前を向き、鼻で匂いを嗅ぎまわっている。その習性から「豚は繁栄を意味する動物」と
    され正月にもよく食べられる。脂肪分も多いため、繁栄を意味すると言われている。
  • レンズ豆...ブラジルにはイタリアの移民が多く、イタリアでは「レンズ豆は幸運の象徴」と考えられ
    ている。「新年にレンズ豆を食べると金運が付く」とも言われている。
  • ザクロ...ザクロの内部にはたくさんの種が詰まっていることから「誕生と肥沃を表す果実」と言われている。ブラジルでは、「庭でザクロを育てると金運が付く」「新年になる前にザクロの種を7粒取り出しておくと金運が付く」という云われもある。

2. トールタデフランゴの作り方

では、トールタデフランゴの材料と作り方をご紹介しよう。

<材料(4~5人分)>
【生地】
小麦粉 80g
卵 3個
パルメザンチーズ 大さじ1
牛乳 300ml
サラダ油 150ml
塩 小さじ1

【具材】
鶏もも肉 1枚(250~300g程度)
(鶏肉下味用)
・塩 小さじ2/3
・コショウ 少々
トマト 1個
玉ねぎ 1/2個
ピザ用チーズ 50g
サラダ油  大さじ1

<作り方>
(1) 生地の材料をボウルに入れて、なめらかになるまでよく混ぜる。
(2) 鶏もも肉に塩・コショウで下味を付けた後、サラダ油を入れたフライパンで両面を焼く。粗熱が取れたら、手で細かく裂く。玉ねぎとトマトは細かく刻んでおく。
(3) オーブン皿にサラダ油(分量外)を薄く塗ってから小麦粉(分量外)をはたき、(2)の鶏肉・玉ねぎ・トマトを乗せ、(1)の生地をその上から流し入れる。
(4) ピザ用チーズを(3)の上に乗せて、180度のオーブンで30分程度焼く。

3. ブラジルの正月

ブラジルでは、年末年始のことを「ヘベイヨン」と呼んでいる。これはブラジルの母国語であるポルトガル語ではなく、フランス語の言葉であり「目覚めさせる」「活性化する」という意味がある。昔は、夜に寝ないように食べる軽食のことや、クリスマス・イブに食べる夜食のことを「ヘベイヨン」と呼んでいた時代もあったが、20世紀頃からは新年を示す言葉として使われるようになった。

ブラジルでの新年の風物詩のひとつに、花火がある。首都であるリオデジャネイロでは海岸沿いに見ごたえのある花火が打ち上げられており、毎年多くの観客を魅了している。

また、ブラジルでは海で新年を迎える人が多い。「新年の12時になった時に、7つの波を飛び越えると
イエマンジャーのパワーを取り込むことができる」と信じられている。イエマンジャーというのは、アフロ・ブラジル宗教に登場する女神のひとりで、海の女王でもある。イエマンジャーには、新年の苦難を乗り越えるパワーが宿ると言われているのだ。

ちなみに、ブラジルでは「7」は霊的な数字であるとされている。それぞれの波を飛び越える前に願い事をして、合計7つの願い事を唱えるのがこの儀式の正式なやり方だ。そして、7つの波を全て飛び越えた後、決して海側に背を向けてはいけない。逆に不幸を呼び込むとされているからだ。

結論

ブラジルの正月料理「トールタデフランゴ」は子どもにも喜ばれそうな料理だ。おせち料理に飽きてしまったら、作ってみるのもいいかもしれない。

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