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【世界の年越し】イタリアのお正月料理「ザンポーネ」って?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年12月31日

早いものでもうすぐ年末。年越しそばにはじまり、おせちにお雑煮、おなじみの料理の準備に追われる家庭も多いだろう。世界に目を向けてみると、やはり日本と同じように年末年始に欠かせない料理が存在する。イタリアの「ザンポーネ」もそのひとつだ。

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1. イタリアの年越し

料理の前に、イタリアの年越しの過ごし方について紹介しよう。地域によって違いはあるが、賑やかで刺激的に年を越すのがイタリアスタイルのようだ。

ナポリの年越し

クリスマスが明けた26日になると街中で爆竹がはじける音に包まれる。その数は日に日に増え、年越しの瞬間には四方八方から花火が飛び交うという。ちょっと危険な年越しが行われる。

ヴェネチアの年越し

水の都ヴェネチアでは、有名なサンマルコ広場に7万人もの人が集まりカウントダウンをするという。ただし「3、2、1、ハッピーニューイヤー」とカウントダウンするのかと思いきや、そんな声は聞こえず、年越しの瞬間にキスをするというもの。さすがイタリア、情熱的だ。やはりここヴェネチアでも花火が上がるという。

その他の地域でも、爆竹や花火で盛り上がり、スプマンテというイタリアのシャンパンで乾杯するというのが、定番の年越しのようだ。

またレストランでチェノーネと呼ばれる大晩餐をいただくというのも、イタリア特有の過ごし方。お客さんみんなでカウントダウンし、盛大に祝うのだとか。

2. ザンポーネについて

それでは本題の「ザンポーネ」について見ていこう。

ザンポーネとは

Zanponeと書く。肩、脚、首、頬、筋などさまざまな部位を合わせて挽いた豚のひき肉を塩こしょう、香辛料で味付けして豚足に詰めたもの。窯の中で乾燥させたり、加熱加工、真空包装したものなどが出回る。12月30日から1日水につけて皮をふやかし、31日に5、6時間ほどボイルする。

これに、縁起のよい食べ物をされるレンズ豆を添えていただく。

ザンポーネは豚足に詰めるが、同じものを腸に詰めた「コテキ―ノ」という料理もある。

ザンポーネの由来

ザンポーネとコテキ―ノの発祥は、モデナ近郊のミランドラだといわれている。1511年に教皇ユリウス2世の軍隊が町を包囲した際、民衆が食料資源を確保し蓄えようと、豚の皮や豚足に豚肉を練ったものを詰めたのがはじまりと考えられている。

3. イタリアのその他の年越しフード

ザンポーネやコテキーノ以外にも、イタリアの年越しに欠かせない料理がある。

カピトーネ

とくにナポリで食べられる、雌のうなぎを使った料理。油で揚げる方法が伝統的だが、グリルしたりソースで煮込む家庭もある。

パンツェロッティ

南イタリアでよく食べられている。パンのような生地にトマトとモッツアレラチーズ、オレガノなどのスパイスを入れて包み揚げた料理だ。

結論

国が変われば、年越しの過ごし方も料理もさまざま。しかし新年の幸せを祝うという気持ちは、どこも変わらないようだ。違った国で年越しを経験してみるのも楽しいかもしれない。

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