1. ゼリーは低カロリー?

ひと言でゼリーといっても味の種類はさまざまで、オレンジやグレープなどのフルーツ系やコーヒーなど多岐に渡る。フルーツ系のゼリーの場合は果肉が入っているものもあり、種類によってカロリーは大きく異なる。そのため、ここでは文部科学省が発行している日本食品標準成分表に記載されているゼリーのカロリーを目安として紹介する。
ゼリーのカロリー
成分表には4種類のゼリーが記載されており、カロリーは以下のようになっている。すべて可食部100gあたりのカロリーだ。
オレンジゼリー 89kcal
コーヒーゼリー 48kcal
ミルクゼリー 109kcal
ワインゼリー 66kcal
成分表には4種類しか記載されていないが、それでも味によってカロリーに大きな差が出る。ミルクゼリーは牛乳自体のカロリーによって、ゼリーであっても100kcalを超えている。一方で、コーヒーを使ったコーヒーゼリーは一番カロリーが低い。ただし、コーヒーゼリーを食べるときにミルクをかけたり、アイスをトッピングしたりすれば、実際にはもう少し高くなる可能性がある。同様に成分表にはフルーツ系のゼリーとしてオレンジゼリーが記載されているが、果肉の有無によってカロリーは変動する。
オレンジゼリー 89kcal
コーヒーゼリー 48kcal
ミルクゼリー 109kcal
ワインゼリー 66kcal
成分表には4種類しか記載されていないが、それでも味によってカロリーに大きな差が出る。ミルクゼリーは牛乳自体のカロリーによって、ゼリーであっても100kcalを超えている。一方で、コーヒーを使ったコーヒーゼリーは一番カロリーが低い。ただし、コーヒーゼリーを食べるときにミルクをかけたり、アイスをトッピングしたりすれば、実際にはもう少し高くなる可能性がある。同様に成分表にはフルーツ系のゼリーとしてオレンジゼリーが記載されているが、果肉の有無によってカロリーは変動する。
最近ではカロリーオフのゼリーも市販されており、成分表に記載されているカロリーと大きく異なる場合もある。そのようなときは、パッケージに記載されている栄養成分表示をチェックしよう。ゼリーの場合はふたの部分に記載されていることが多い。
2. ゼリーに栄養はあるの?

ゼリーは水分が多く、重量の7~8割は水分が占めている。しかし、まったく栄養がないわけではない。たんぱく質、脂質、炭水化物の3つの栄養素を「3大栄養素」と呼ぶが、成分表に記載されているゼリー可食部100gあたりの含有量は以下のようになっている。
ゼリーの3大栄養素
オレンジゼリー たんぱく質2.1g 脂質0.1g 炭水化物19.8g
コーヒーゼリー たんぱく質1.6g 脂質0g 炭水化物10.4g
ミルクゼリー たんぱく質4.3g 脂質3.7g 炭水化物14.4g
ワインゼリー たんぱく質1.7g 脂質0g 炭水化物13.3g
カロリーと同様に種類によって含有量は大きく異なる。ミルクゼリーは乳たんぱく質と乳脂肪の影響でたんぱく質と脂質がほかのゼリーと比べて非常に多い。一方で炭水化物量はオレンジゼリーがもっとも多い。しかし、この値もあくまで目安であり市販されているゼリーはさらに多岐に渡る。3大栄養素量もカロリーと同じく栄養成分表示に記載されているため、チェックしてみてほしい。
コーヒーゼリー たんぱく質1.6g 脂質0g 炭水化物10.4g
ミルクゼリー たんぱく質4.3g 脂質3.7g 炭水化物14.4g
ワインゼリー たんぱく質1.7g 脂質0g 炭水化物13.3g
カロリーと同様に種類によって含有量は大きく異なる。ミルクゼリーは乳たんぱく質と乳脂肪の影響でたんぱく質と脂質がほかのゼリーと比べて非常に多い。一方で炭水化物量はオレンジゼリーがもっとも多い。しかし、この値もあくまで目安であり市販されているゼリーはさらに多岐に渡る。3大栄養素量もカロリーと同じく栄養成分表示に記載されているため、チェックしてみてほしい。
フルーツ系のゼリーにはビタミンが含まれていることが多い
また、フルーツ系のゼリーの場合ビタミンの含有量も記載されていることが多い。ちなみに成分表に記載されているオレンジゼリー(100gあたり)の場合はビタミンCの含有量が40mgとなっている。ほかのゼリーにはほとんど含まれていないため、オレンジ由来のビタミンCだ。
フルーツ系のゼリーに必ずしもビタミン類が含まれているわけではなく、栄養成分表示にも記載がないことが多いのだが、ビタミンの入ったゼリーを購入したい場合はパッケージをチェックしてみよう。
フルーツ系のゼリーに必ずしもビタミン類が含まれているわけではなく、栄養成分表示にも記載がないことが多いのだが、ビタミンの入ったゼリーを購入したい場合はパッケージをチェックしてみよう。
3. ゼリーの糖質量は?

つづいてゼリーの糖質量についてみていこう。日本食品標準成分表にはゼリーの糖質量の記載はない。しかし、糖質量は、炭水化物量から食物繊維量を差し引くことで計算することができる。この計算式を使って糖質量を求めると各ゼリーの糖質量(100gあたり)は以下のようになる。
ゼリーの糖質量
オレンジゼリー 19.6g
コーヒーゼリー 10.4g
ミルクゼリー 14.4g
ワインゼリー 13.3g
口どけのよい食感であることからも分かる通り、ゼリーには食物繊維がほとんど含まれておらず、そのため炭水化物量がそのまま糖質量となっている。例外としてオレンジゼリーのみわずかに食物繊維が含まれていたが、炭水化物量と糖質量はほぼ変わらない。市販されているゼリーのサイズや果肉の有無によって糖質量も変動するため一概にはいえないが、ゼリーは糖質量が多めだ。そのため糖質の摂取量を控えたい場合は炭水化物量の少ないゼリーか、糖質オフや糖質ゼロのゼリーを購入するとよいだろう。
コーヒーゼリー 10.4g
ミルクゼリー 14.4g
ワインゼリー 13.3g
口どけのよい食感であることからも分かる通り、ゼリーには食物繊維がほとんど含まれておらず、そのため炭水化物量がそのまま糖質量となっている。例外としてオレンジゼリーのみわずかに食物繊維が含まれていたが、炭水化物量と糖質量はほぼ変わらない。市販されているゼリーのサイズや果肉の有無によって糖質量も変動するため一概にはいえないが、ゼリーは糖質量が多めだ。そのため糖質の摂取量を控えたい場合は炭水化物量の少ないゼリーか、糖質オフや糖質ゼロのゼリーを購入するとよいだろう。
結論
日本食品標準成分表を基に、ゼリーのカロリー、栄養素、糖質量について解説した。しかし、ゼリーの容量や味の種類によって、それらの値は変動するため一概には言えないため、あくまで今回紹介した数値は目安として、正確な値はパッケージに書かれている栄養成分表示をチェックしてほしい。水分量の多いゼリーだが、糖質が意外と多く含まれているため、糖質を控えたい場合は糖質オフや糖質ゼロなどのゼリーをうまく活用しよう。