1. アウトドアで本格料理!ダッチオーブンの使い方を解説
ダッチオーブンは本体だけではなく蓋までも調理器具になる万能鍋である。基本の調理方法をマスターしてバリエーション豊かな料理を作ろう。
焼く
ダッチオーブンの最も基本的な使い方。鍋全体に熱が伝わることで、上下から熱を加えられまるでオーブンのような加熱が可能となる。そのため、鶏を丸ごと焼いたり、パンやケーキも調理できる。
煮る
ダッチオーブンは本体と蓋がしっかりと密閉されているため、圧力鍋のように使用できる。少しの熱源でしっかりと熱が加わるので、アウトドアであっても本格的なシチューやポトフがあっという間に完成する。
炒める
ダッチオーブンの蓋を裏返せばフライパンのように使用できる。目玉焼きやベーコンを焼いたり、素材を蓋で炒めてから鍋に入れるといった使い方も可能だ。
揚げる
家庭用のフライヤーでは珍しく蓋をしながら揚げ物ができる。揚げている最中に蓋をすればしっかりと中まで熱が通るので大きいサイズの揚げ物もおいしく作ることができる。
燻す
ダッチオーブンの特徴の1つが燻製器の代わりとして使用できることだ。専用の燻製器がなくても鍋に入るサイズの網とアルミ、スモークチップがあれば簡単な燻製が作れる。ベーコンやソーセージ、魚介類などをスモークすればリッチなおつまみになるだろう。
2. ダッチオーブンで作る『ローストチキン』
次は実際にダッチオーブンを使ったオススメレシピを紹介する。まずはダッチオーブンを使った料理の中でも定番と言える「ローストチキン」だ。ごろっと大きな鶏はバーベキューやキャンプを盛り上げてくれる。
用意する鶏はまるごと1羽でも骨付き肉でも良い。丸ごと調理する場合には鶏の中に詰めものとしてにんにくや玉ねぎを入れよう。また、お肉以外に鍋に入れる野菜はにんじん、じゃがいも、玉ねぎなどがおすすめだ。焦げ付き防止のためにアルミホイルを敷いたらダッチオーブンを火にかけてあたためる。余熱ができたら野菜を敷き詰め、鶏を乗せ蓋をして、ゆっくり加熱して完成だ。
用意する鶏はまるごと1羽でも骨付き肉でも良い。丸ごと調理する場合には鶏の中に詰めものとしてにんにくや玉ねぎを入れよう。また、お肉以外に鍋に入れる野菜はにんじん、じゃがいも、玉ねぎなどがおすすめだ。焦げ付き防止のためにアルミホイルを敷いたらダッチオーブンを火にかけてあたためる。余熱ができたら野菜を敷き詰め、鶏を乗せ蓋をして、ゆっくり加熱して完成だ。
3. ダッチオーブンで作る『スペアリブ』
次に紹介するのは煮込みスペアリブだ。ダッチオーブンを熱したらスペアリブを入れうっすら焦げ目が付くまで焼く。その後調味料を入れてアクを取りながら煮込んで完成だ。赤ワイン煮や味噌ベースのスタミナ煮、ジンジャービア煮など幅広いアレンジが楽しめる。
4. ダッチオーブンで作る『アクアパッツァ』
ダッチオーブンを使えば肉だけでなく魚もおいしく調理できる。中でも魚をまるごと豪快に調理するアクアパッツァをおすすめしたい。魚をまるごとダッチオーブンにいれて焦げないように表裏の両面を加熱する。その後えびやあさりなどの魚介と調味料を入れて15分ほど煮たら完成だ。お頭付きで調理すればパーティなどにもぴったりの料理になる。
5. ダッチオーブンで作る『ピザ』
オーブンと同様の使い方もできるダッチオーブンなら野外でピザも楽しめる。おいしいピザに仕上げるために、ダッチオーブンの底上げネットを使用するのがおすすめだ。底上げをすれば焼き面が上の蓋に近くなり効率よく加熱ができる。あらかじめ焼くだけの状態のピザを持っていけばすぐに調理開始できるだろう。
6. ダッチオーブンで作る『蒸し野菜』
ダッチオーブンは密閉性に優れているので蒸し料理も上手に作ることができる。特に野菜は水を入れなくても野菜の水分だけで蒸し上がるため、素材の味そのままを楽しめるだろう。トウモロコシやパプリカ、かぼちゃなどを蒸してバーニャカウダーソースに付けて食べるのもおすすめだ。
結論
今回は今話題のダッチオーブンの使い方やオススメレシピなどを紹介した。ダッチオーブンは上下から加熱ができるため、家では難しいような料理も短時間で簡単に作れる。また、材料を入れてそのまま放置すればできるようなレシピも多く、手間がかからないのも嬉しいポイントだろう。外で遊んでいる間に調理ができるため、アウトドアが好きな方にはぜひおすすめしたい。便利な万能鍋を使って今まで以上に料理のレパートリーを増やそう!