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【管理栄養士監修】おかきのカロリーと糖質|栄養図鑑

【管理栄養士監修】おかきのカロリーと糖質|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2020年2月 4日

食べはじめると、ついつい手が止まらなくなってしまうおかき。おかきのカロリーや糖質、栄養成分について解説しよう。カロリー制限や糖質制限をしている人はチェックしてほしい。

  

1. おかきのカロリー

おかきはちょっとしたときに手が出せる、腹持ちのよいおやつだ。せんべいと同じだと思っている人もいるかもしれないが、原料や製法が違う。せんべいが主食として白飯として食べている「うるち米」を原料としているのに対し、おかきは「もち米」だ。

おかきはせんべいより高カロリー

おかきは米が原料なので、カロリーも高い。では、おかきと同じく米を原料とするせんべいも同じようなカロリーなのだろうか。実は、せんべいのカロリーが100gあたり190kcalなのに対し、おかきは283kcalと、約100kcalも違う。それは、せんべいが網などで焼いて食べるのに対し、おかきは餅を干して一口サイズにしたものを油で揚げて作るため。揚げる仮定で油をたっぷり吸うことが、おかきを高カロリーにしているのだ。

2. おかきの栄養

おかきはもち米から作られているため、もち米の栄養素を摂取できる。おかきの栄養素についてまとめていこう。

炭水化物

一番多い栄養成分は炭水化物で、100gあたり約44g。炭水化物はブドウ糖などを含んでおり、身体に必要なエネルギーのもととなる。健康に動くためには欠かせないが、摂りすぎると肥満の原因となる。大きさが小さいものほど、たくさん食べてしまう傾向があるだろう。

脂質

次に多いのが脂質だ。「脂質が多い」と聞くと体重管理によくないと思いがちだが、脂質は身体に必要な栄養素だ。体内で作れない必須脂肪酸を作れたり、脂溶性ビタミンの吸収をサポートしたりする役目もある。適量を上手に食べたいところだ。

タンパク質

タンパク質は骨や肉などを作る栄養素であり、身体の機能そのものを上手に働かせるのが特徴である。おかきにも少量のたんぱく質が含まれている。
ほかにはビタミンやミネラルといった栄養素も含まれている。ナトリウムが多いため、食べすぎると血圧があがる原因にもなる。

3. おかきの糖質

おかき100gの糖質は約42g前後。糖質制限をしたい人は40g以下の糖質摂取が理想とされているため、100gのおかきを食べてしまうとそれだけで1日分の摂取量になってしまう。市販のおかきは個包装になっているものが多い。1袋でやめておけばよいが、手が伸びてしまうのが危険なのだ。また、種類があるため、ザラメなどがかかった甘めのおかきは、もっと糖質があがってしまう。

おかきの糖質を減らすなら手作り

糖質制限中におかきを食べたくなってしまったら、できるだけ小さめのものを選ぶのがベスト。また、油揚げをレンジでカリカリにするなど、手作りの低糖質おかきを作るのもよいだろう。糖質の多い餅より低糖質な食材をうまく活用しよう。

結論

おかきの栄養やカロリー、糖質について紹介した。おかきはせんべいと違い、油で揚げて作るためカロリーがより高くなる。糖質制限中の人は、食べる量を控えめにするのがベターだ。また、油揚げなど低糖質な食品を利用しておかきを手作りするなど、工夫して食べるのもおすすめだ。市販のおかきを食べる場合は、栄養成分表示を確認しよう。
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  • 更新日:

    2020年2月 4日

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