1. ガパオの食材の選び方

ガパオは、必要な食材の種類が多い。おおまかに分類したうえで、それぞれの選び方を紹介する。
肉の選び方
肉はひき肉、あるいは細かく切った肉を使うことが多い。また、何の肉を使うかはレシピにより異なる。よくあるのは鶏肉のミンチやむね肉を使う場合だが、中には豚ひき肉などを使う場合もある。自分で細かく切る前提なら好きなものを買えばよいが、楽をしたいなら何らかのひき肉を手に入れるのがおすすめだ。
野菜の選び方
ガパオに使う野菜について、大枠は決まっている。パプリカや赤唐辛子、バジルあたりはほとんどのレシピで使われる。ほかにも、ピーマンや玉ねぎなどを使う場合もある。独自に野菜を足すなら、歯ごたえのあるものを選べば間違いないだろう。
香味野菜の選び方
香味野菜として、にんにくが使われることが多い。ほかに、しょうがも使われる場合がある。基本的に、好みの香味野菜を使えば問題ないはずだ。ただし、ガパオの特徴であるバジルの香りを消さないよう注意したい。
タレの材料の選び方
タレのベースとなるのはナンプラーで、そこに中華系の調味料を足すことが多い。オイスターソースや中華スープの素など、気になる調味料を使ってみてはどうだろうか。
2. ガパオの下ごしらえ方法

材料が揃ったら、下ごしらえに移ろう。大きく3つの下ごしらえについて解説する。
下ごしらえ①材料を切る
塊の肉を用意した場合は、なるべく常温に戻してから、小さく切る。野菜も小さく切る。おおまかに、パプリカやピーマンは縦の細切り、赤唐辛子は斜めのそぎ切り、そのほかの野菜はさいの目切りにすることが多い。もちろん、ほかの切り方で仕上げてもまったく問題ない。ただ、大きさのばらつきは控えたい。火の通り具合をなるべく均等にするためだ。時間と気力が許す範囲で丁寧に切っていこう。
下ごしらえ②目玉焼きを作る
ガパオは最後に目玉焼きをのせて完成だ。そのため、目玉焼きを作っておこう。火の通し具合は好みだが、型崩れしない程度には火を入れておきたい。
下ごしらえ③タレの作る
タレの材料として用意した調味料を混ぜ合わせればよい。ナンプラーはガパオらしい味を出す調味料なので、積極的に使いたい。中華系の調味料を混ぜると、濃厚な香りと味になるはずだ。あまりにも濃過ぎる場合は、水で薄めるなどして調整しよう。具材に赤唐辛子が含まれるため、タレの濃さ以上の味が付く。そのため、味が薄いという心配はそれほどないだろう。
3. ガパオの調理方法

下ごしらえが終われば、ほぼ完成に近づいている。最後の仕上げとして作り方を紹介する。まず、肉と野菜をよく炒める。ひき肉を使っている場合は、中途半端にダマができないよう、しっかりほぐしたい。塊肉を切った場合は、中までしっかり火が通るよう、弱めの火で時間をかけて炒めるとよいだろう。ひと通り火が通ったら、タレを絡める。適度に水分を飛ばしたら、皿に盛ったごはんにのせ、最後に目玉焼きをのせれば完成だ。ごはんと具材とを絡めつつ、温かいうちにどんどん食べよう。
結論
ガパオ作りのポイントは、具材の切り方とタレの配合だ。その2点さえ気を付ければ、あとはさほど難しくない。基本をおさえたうえで好みの野菜や調味料などを加えれば、簡単にアレンジもできる。ただ、気を付けたいのは塩分過多だ。ただでさえ味が濃くなりやすいので、調味料の分量には気を配ろう。
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