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スキレットとは?特徴や調理方法、お手入れ方法まで一挙紹介!

スキレットとは?特徴や調理方法、お手入れ方法まで一挙紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年2月25日

SNSなどでも話題になっている「スキレット」、もう試しただろうか。もともとスキレットはアウトドア用の調理器具として使われていた。ところが「便利でおしゃれ」であると料理好きな人たちの間で話題になり、スキレットを使って家庭料理を作る方が増えている。今回は、今話題のスキレットの特徴、使い方、手入れ方法までを紹介しよう。

  

1. 特徴と種類

スキレットは鉄製のフライパンの一種。普通のフライパンに比べてずっしりと重量感があるもののことを、日本ではスキレットと呼んでいる。全体的に厚みがあるので、フライパンよりも熱が均一に素材に伝わり、素材の味をじっくりと引き出すことができるのが特徴だ。サイズは、小さいものなら15㎝位からある。格安なものだと、ワンコイン程度で購入できる。

もし本格的なスキレットを購入したいと思ったら、アウトドア専用のブランドが作っているものがおすすめだ。値段は高くなるが、しっかりとした構造になっているので長く使うことができる。スキレットは通常蓋が付いていない状態で売られているが、専用のスキレットカバー(蓋)も別途購入することができる。蓋を使うと圧力をかけることができ、料理のバリエーションがさらに広がる。

2. 使い方

スキレットの使い方は、基本的にはフライパンと同じだ。
  • 焼く...朝食の定番である目玉焼きやソーセージ、夕食にはハンバーグやステーキを付け合わせの野菜と一緒に焼いて、そのまま食卓へ。料理が冷めにくいだけでなく、お洒落な一品に仕上がるのも優れている。家族の人数分のスキレットがあれば、食卓がさらに盛り上がること間違いなし。
  • 揚げる...スキレットは深さと厚みがあるので、温度を一定に保ちやすい。揚げ物をカラリと揚げるのにも向いている。子どもにも人気の高い「鶏のからあげ」も、スキレットを使えばカラリとジューシーに仕上がる。
  • 煮物...ゆっくり火が通るので、素材の味を引き出すのにも向いている。最近人気の高いスペイン料理「アヒージョ」などもスキレットで作ることができる。アヒージョは、オリーブオイルで、キノコや魚介類などの素材にゆっくりと火を通せば、簡単に出来上がる。
  • オーブン料理...鋳鉄製なのでオーブンに入れることもできる。ハンバーグなどは軽くコンロで焼いてからオーブンに入れると、ジューシーな仕上がりになる。その他、パンやスイーツなども作ることができる。
  • 燻製...スキレットカバーをかぶせて密閉できれば、燻製を作ることもできる。アルミホイルを敷いた上に好きな香りの木チップを入れて、網の上に食材を並べて火にかけるだけ。燻製づくりが自宅で手軽に楽しめる。

3. 手入れの方法と留意事項

さまざまな料理に使える、使い勝手のいいスキレット。せっかく購入したら、できるだけ長く使いたいもの。スキレットは、テフロン加工されたフライパンなどとは異なり、洗った後水分が付いているとサビの原因になることがある。それを防ぐために行うのが「シーズニング」と呼ばれるお手入れだ。

シーズニングは、スキレットを洗って水分を拭きとった後に、オイルを薄く延ばしてなじませておくこと。油を塗ることで、表面をコーティングしてサビを防ぐことができる。最初は大変に感じるかもしれないが、慣れてくると簡単に出来るようになる。シーズニングを繰り返すことで、油の浸透も少しずつ良くなってくる。

もしスキレットを長期間使わない場合には、新聞紙などに包んで、湿気の少ない場所で保管するのがおすすめだ。こうすることで、サビ付きの原因になる水分から、スキレットを守ってくれる。

結論

今話題のスキレットは、オーブン料理だけでなく焼く・煮る・揚げるなどいろいろな料理に使うことができる。見た目も可愛らしくて食卓も盛り上がりそうだし、アツアツの料理をほおばれるのも魅力のひとつだ。アウトドアの調理器具と言うと「重たくて、手入れが面倒」というイメージを持つ方も多いが、スキレットのお手入れは意外にも簡単だ。ぜひスキレットを使って、いつもとは違う雰囲気の食卓を演出してみるのはいかがだろう。
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  • 更新日:

    2020年2月25日

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