1. 缶詰で作るキャンプ飯とは?

素材の準備や難しい味付けが不要で持ち運びが簡単、長もちもする缶詰は、キャンプ飯にピッタリだ。缶を開け、簡単に温めたりご飯や麺にからめるだけでも立派で美味いキャンプ飯となる。失敗がないことから注目の、缶詰でキャンプ飯の便利レシピを紹介しよう。
2. 焼鳥缶で炊き込みご飯

●材料(1~2人分)メスティン使用
- 米 1合
- 焼き鳥缶 1個
- 水 200cc
- 人参:少々
- 油揚げ:適宜
- 醤油:大さじ1
- 料理酒:大さじ1
- 顆粒だし:小さじ1
●作り方
- 30分以上浸水したお米に、材料と調味料をすべて入れ固形燃料に着火する。
- 火が消えたら10~15分蒸らす。このとき、タオルなどでくるむのがポイント。
- 混ぜ合わせて完成。
※調味料が多く必要な炊込みご飯も缶詰を使えば簡単に美味しく完成する。特に焼鳥缶は他にも様々な便利レシピがあるので試してもらいたい。
3. イワシ缶で香草パン粉焼き

●材料(1人~2人分)
- オイルサーディン缶
- パン粉
- 卵1個
- 牛乳か生クリーム適宜
- パルメザンチーズ
●作り方
- オイルサーディン缶の油を少し捨てる。
- 牛乳か生クリームで解いた卵をかける。
- パン粉とパルメザンチーズをかけたら火にかける。
- 火が通れば完成。バーナーがあれば炙るとオーブンで焼いたような仕上がりになる。
※シングルバーナーなど直火で調理する場合は、危険が無いようにバーナーパット(網)や、五徳を置いた上に缶詰を置いて調理しよう。バーナーパットは手ごろな値段で用意でき、缶詰を使った便利レシピには必需品だ。
4. サバとトマトの冷製パスタ

●材料(1人分)
- トマト缶
- サバの味噌煮缶
- にんにく1かけ
- スパゲティ100g
- 塩
- オリーブオイル
(・ビニール袋)
●作り方
●作り方
- スパゲティを茹でる。このとき、ビニール袋にスパゲティと水・塩を入れて2時間おくことでもできるので、災害時なども調理が可能だ。
- スパゲティをフライパンに入れ、火が通ったらオリーブオイル、サバ缶、トマト缶を入れて混ぜ合わせたら完成。
※水を入れたビニール袋でスパゲティを作る時は、フライパンへ水ごと入れ2分くらい火を通す。その後は同様に作る。災害のときも簡単にスパゲティ料理を食べられる便利なレシピだ。
5. サバ缶deカレー
●材料
- サバ缶
- レトルトカレー
- ごはん
●作り方
- ごはんにサバをのせ、温めたレトルトカレーをかけて完成。
※サバ缶とレトルトカレーを鍋で煮込んでも美味しく食べられる。缶詰もレトルト食品も備蓄をして置ける食材だ。便利レシピを覚えておけばいつもと違った美味しいカレーに早変わりすることだろう。もしも煮込むのであれば、ミニトマトやナス、ズッキーニなど野菜を入れることでレベルアップした味わいとなる。
6. トマト缶でリゾット

●材料
- トマト缶(ダイスカット)
- 生米または、ごはん
- 塩
- バター、コンソメ適宜
- ツナ缶
- パルメザンチーズ適量
●作り方
- トマト缶の中身は半分にしておく。
- 生米を1合の半量入れ、パルメザンチーズ、バター、コンソメ、ツナを入れる。
- 水を少し足しながら様子を見て、米に火が通ったら完成。
※ごはんで行う場合も味がしみ込んだら完成。米で作ることで歯ごたえのある本格的なリゾットができる。缶詰本体を使うことでクッカーがいらず、放っておけばできる簡単・便利なレシピだ。本格的な味を缶詰で堪能しよう。
結論
缶詰は賞味期限が長く、予定が変更になっても保存がきく万能な食材だ。また、調理済みのため他の素材と併せた料理ができ、アウトドアやキャンプでも簡単にバリエーションが広がる利点がある。バーナーパットや五徳があればクッカーがなくても缶詰で調理ができるのもワイルドで楽しいだろう。しかも複雑な調理は必要なく、美味しくできるのもキャンプには嬉しいのではないだろうか。ぜひともトライしてみてほしい。