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正しい【日本茶】の淹れ方をマスター。温度やコツをまとめました

正しい【日本茶】の淹れ方をマスター。温度やコツをまとめました

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年3月30日

緑茶、ほうじ茶、玄米茶など、みなさんは日本茶には、優れた効能があると言われているのを知っているだろうか?基礎知識と淹れ方をマスターしていこう。

  

1. 日本茶とは

チャノキの秘密

緑茶、紅茶、烏龍茶など、世界には、さまざまなお茶が存在する。皆さんは、このお茶がすべて同じチャノキの葉からできていることをご存知であろうか?育成地の環境や人為的な交配によって、特性は異なるもののチャノキの葉が原料であることに変わりない。

チャノキの加工

同じチャノキの葉が原料といえども、緑茶、紅茶、烏龍茶は、見た目も味わいも大きく異なる。収穫後の加工工程によって、それぞれのお茶に変化するのだ。ちなみに大まかな分類は、葉を十分に発酵させたものを紅茶、発酵させないものを緑茶。その中間が烏龍茶の3つである。

日本茶って何?

では、日本茶とは何か?これは、日本で栽培されているお茶のこと。日本で栽培されているお茶は、ほとんどが緑茶なので、日本茶は緑茶を指す場合が多い。緑茶の中にも煎茶、玉露、抹茶、玄米茶、ほうじ茶など、数多くの種類が存在する。なかでも生産量は、煎茶が多く、ついで番茶、玉露と続く。

2. 煎茶の基礎知識

煎茶とは

緑茶の中でも、もっともよく知られ、飲まれているお茶のこと。煎茶は、まず収穫した葉を新鮮なうちに蒸すことで、酸化酵素の働きを制止=発酵が進まないようにする。その後数時間かけて揉み、乾燥させ、荒茶として販売される。その荒茶を買い求めるのが、製茶問屋。ここでさらに選別し、乾燥、ブレンドなどをして、販売されるのだ。ちなみに煎茶は、ビタミンCが豊富に含まれている。

浅蒸しと深蒸し

一般的に蒸し時間が長くなるほど、コクのあるまろやかな味わいになり、色も濃い色になるといわれている。いわゆる煎茶として売られているものは、中蒸しと呼ばれ、蒸し時間は30〜40秒ほど。浅蒸しは20〜30秒、深蒸しは40〜60秒ほど。

上手な淹れ方

2人分の茶葉の量はおよそ4g。お湯の温度は、普通の煎茶であれば90度で200ml。湧いたお湯を止めて、2秒待ってから注ごう。抽出時間は、30秒ほどでOKだ。急須に茶葉を入れ、お湯を注ぎ、均等になるよう、すこしずつ交互に注ぐ。最後の一滴まで入れてOK。
湯呑みは、あらかじめお湯を入れ、温めておくといい。

3. ほうじ茶と玄米茶の基礎知識

ほうじ茶も緑茶?

茶色のほうじ茶は、緑茶ではないと思っている人が多いが、実は緑茶のひとつ。ほうじ茶は、煎茶や番茶、茎茶などをきつね色になるまで強火で焙じたお茶のこと。200度の高温で焙じることであの香りが出るのだ。

玄米茶も緑茶?

玄米茶は、その名の通り、玄米が入ったお茶。水に浸した玄米を蒸し、炒った玄米を番茶や煎茶などと合わせたものを玄米茶と呼ぶ。その配合比率は、およそ5:5なので、普通の煎茶を飲むよりもカフェインがぐっと少ない。お年寄りや子供に勧められるのは、こういう理由だ。

上手な淹れ方

2人分の茶葉の量は、ほうじ茶でおよそ10g、玄米茶で4g。この大幅な違いは、ほうじ茶が、玄米茶に比べて、一枚一枚の葉が軽いから。茶さじでいうと玄米茶は2杯に対して、ほうじ茶は山盛り4杯になる。一見多いが心配は無用だ。シュンシュンと沸騰したお湯をそのまま急須に注ぎ、30秒待ち、あとは煎茶同様、湯呑みに注ぐだけ。

結論

お茶は、最後の一滴に旨味が凝縮されているので、残らないようにすべて注ぐのが正解。苦味や雑味が出て、美味しさが半減するので、決してやかんなどで煮出さないこと。おいしいお茶を淹れて、食後の時間を楽しもう。
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  • 更新日:

    2020年3月30日

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