1. ビビンバには欠かせない!ナムルってどんな料理?
ナムルは韓国の定番料理である。韓国料理店に行くと、ナムルというメニューをよく目にする。ナムルという名前を知らなくとも、誰しも1回は食べているといっても過言ではないほどだ。
ナムルの一般的な意味は、野菜などを茹でて味付けしたものである。味付けは塩やニンニク、鶏がらスープの素など。調味料をしっかり混ぜるという過程が必須である。ナムルは簡単なようで実は奥深い料理だ。ナムルを作るポイントについて見てみよう。
まずは、野菜をたっぷりの湯でしっかりと茹で、しんなりしたらザルにあげて水をきる。味をしっかりつけるためには、水気をきちんと絞ることも重要なポイントである。味付けは塩やニンニク、醤油、白出汁などレシピによって異なる。ポイントは塩とニンニク。本格的なナムルを作りたいのならこの2つの味付けは必須だ。
2. ビビンバにのせるナムルにおすすめの野菜とは?
ナムルは野(ナ)物(ムル)という言葉からきている。野菜であれば、どのようなものでもナムルの材料として使える。ビビンバによく使われている野菜のナムルはやはり外せない具材だ。まずは定番のナムルをマスターし、慣れたらアレンジをしてみよう。
人参のナムル
ビビンバには必ずといっていいほどのっている人参のナムル。オレンジ色が華やかで、彩りとしても欠かせない野菜である。細すぎない千切りをして鍋で茹で、歯ごたえを残してザルにあげる。余熱が取れたら味付けをして、冷蔵庫で冷やしたら完成だ。
ほうれん草のナムル
葉物野菜の代表的存在であるほうれん草は、ナムルの味付けとも美味しく馴染む。芯のほうから茹でて葉にもサッと湯通ししたら、やわらかくなりすぎないように水でしめよう。味付けをしてから冷蔵庫に入れて完成させる。
もやしのナムル
韓国では「ナムルといえばもやし」ともいえるほど定番の野菜だ。もやしのヒゲをとってから茹でるほうが美味しい食感に仕上がる。一方、豆もやしのように、あえてヒゲの先に大豆が残っているものを選んでもよい。コリコリとした食感がほしいときは、豆もやしがおすすめである。
ビビンバに乗せるナムルには、このほかにもゼンマイやきゅうりなどさまざまなものがある。定番の野菜を使うのもよいが、味や食感がマンネリ化してしまったときは変わり種でアレンジしてみるのも楽しいだろう。
3. 冷凍ナムルでいつでもビビンバを楽しもう
急にビビンバが食べたくなったときに、一から野菜を茹でたり味付けしたりするのは面倒だと感じる人もいるかもしれない。しかし、ナムルは作ってから冷凍保存することも可能である。一度にまとめて作っておき冷凍庫に保存しておけば、ビビンバが食べたくなったときにすぐ準備できる。ここでは、ナムルを冷凍保存するときのポイントについて見てみよう。
ナムルの冷蔵保存
冷蔵で保存する場合、水分の多いもやしやほうれん草を使ったナムルは2〜3日が保存の目安である。人参などの根菜は水分が少なめなので、保存期間はやや長い。4〜5日を目安に食べきろう。しかし、毎日同じ料理を食べ続けるのはマンネリ化の原因になる。一度で食べきれない分は冷凍しておくのがおすすめだ。次に食べるときに手間がかからないという点と、マンネリ化を防止できるという点がメリットとして挙げられる。
ナムルの冷凍保存
ナムルを冷凍保存するときは、1食分を小分けにしておくのがポイントである。1食分ずつをラップに包み、保存袋などに入れて冷凍庫に保存する。食べるときは数時間前に冷凍庫から出して自然解凍させよう。ビビンバのトッピングだけではなく、弁当のおかずとしても活用できる。野菜を1種類ずつ茹でて味付けをするのは、手間も時間もかかる。いつでもビビンバが食べられるように、ナムルはまとめて作り置きをし、冷凍保存をしておくのが時短のポイントである。
結論
ビビンバに使うナムルは、野菜を茹でて塩やニンニクで味付けをした料理である。ビビンバのトッピングとしてだけではなく、弁当作りにも役立つ料理だ。ナムルはまとめて作り、小分けにして保存をしておくのがおすすめ。ナムルを冷凍保存しておけばいつでも好きなときにビビンバが食べられる。ビビンバファンにはぜひとも試していただきたい裏ワザだ。