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急成長する食トレンド【ファストカジュアルフード】とは?安いだけの時代はもう終わり!

急成長する食トレンド【ファストカジュアルフード】とは?安いだけの時代はもう終わり!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年10月 2日

ファストカジュアルフードとは、アメリカで生まれたひとつの食文化である。現地ではとてもポピュラーで、ファストフードとファミリーレストランの中間業態として発展した。日本でもいくつかのブームを経て、新たな食トレンドとして広がりをみせる業態だと予測されている。

  

1. ファストカジュアルフードとは

ファストカジュアルフード は、ファストフードとファミレスの中間と評される食文化。価格面では確かに当てはまるが、アメリカで売上を伸ばしているファストカジュアルフード店は、必ずしもファストフードとファミレスの中間とは言えない。

アメリカのファストカジュアルフード

ファストカジュアルフードという食文化が生まれたのは、アメリカである。人気があるのは、ファストフードの形式でありながら、料理にはこだわるというハイブリットな業態。ファストフード全盛期を超えた頃のアメリカでは、肥満がひとつの社会問題となっていた。そこで登場したのが、ファストフードより少し高くても、安心して食べられるヘルシーなものだったのだ。時代の流れとともに生まれ、進化してきた食文化であるといえよう。

オーガニック流行の追い風

近年、遺伝子組み換え食品への配慮やオーガニック食品への注目度が後押しとなり、ファストカジュアルフードは、瞬く間に全米に広がった。現在では、多くのファストカジュアルフード店が存在する。

2. ファストカジュアルフードの特徴

作り置きせず、できたてを提供

ファストカジュアルフードでは、オープンキッチンが主流だ。調理場を見せることで、消費者に安心感を与えるといった意味合いがあるからだろう。さらに、あらかじめ作り置きをせずに、目の前で作られることが多い。できたてが食べられるということも大きな特徴といえそうだ。

こだわりのメニュー

さらにファストカジュルフードの特徴と言えるのが、食へのこだわりである。厳選された素材を使用することで、新たな価値を生み出しているのだ。また、コアな料理が提供されることでも知られている。ファミレスのようなオールラウンダーではなく、各国料理やサラダ、ラップなど、限定されたメニューが揃う。加えて、ソースやトッピングなど、自身の好みでカスタマイズできるところも、このファストカジュアルフードのよさである。

おしゃれな店内

ファストカジュアルフード店は、おしゃれなカフェを思わせるようなところが多く、居心地がよいのも魅力だ。食事のメニューだけでなく、その空間自体にこだわることで、顧客の満足感もさらに上がる。

3. ファストカジュアルフードと日本

サラダブーム再来

チョップドサラダが流行した昨年。コンビニにも数多くのサラダが並ぶことからもわかるように、日本ではサラダがサイドブームになっている。これもファストカジュアルフードの一種だろう。糖質オフのトレンド、新型のデリバリー業態の進出と相まって、まだまだ広がりを見せる様相だ。

既存店舗のファストカジュアル化

こうした時代の流れをくみ取ることに長けているファストフード店では、ファストカジュアルフードへとシフトする傾向もみられる。また、ある一定のメニューにおいてファストカジュアル化するといったケースも出てきている。

大人向けがキーワード

ファストカジュアルフードは、ファストフードよりも値段が高い。このことからも、ターゲットは若者というよりも大人世代であることは明白だ。もっと言えば、オーガニックや安心という、トレンドのキーワードに敏感な層に向けた業態なのである。そういった人たちの関心をいかにピックアップするかが、今後の展開の鍵となりそうだ。

結論

ファストカジュアルフードは、オリひと世代にとってもありがたい存在。美味しくて安全なのであれば、言うことはない。街に出て、お気に入りのファストカジュアルフード店を探してみるのもいいかもしれない。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2020年3月15日

  • 更新日:

    2020年10月 2日

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