1. 生のトマトでトマトソース作り
トマトソースのメイン材料となるのは名前の通りトマトである。オーソドックスなのはトマト缶を使ってトマトソースを作ることだが、実はいろいろな状態のトマトを選ぶことができる。生のトマトやトマトピューレ、あるいは冷凍トマトを使ってトマトソースができるのだ。
トマトの旬である夏は、甘みが増した味の濃いトマトが店頭に並び、値段も安くなる。ぜひこの時期は、生のトマトを使ってトマトソースを作ってみたい。この時期限定の格別な美味しさに仕上がるだろう。
トマトの旬である夏は、甘みが増した味の濃いトマトが店頭に並び、値段も安くなる。ぜひこの時期は、生のトマトを使ってトマトソースを作ってみたい。この時期限定の格別な美味しさに仕上がるだろう。
■生のトマトで作るトマトソース
用意するもの
トマト中玉3個、玉ねぎ1/4個、ニンニク1/2片、オリーブオイル、塩、胡椒、ハーブ(ローリエなど)
下準備(トマトの湯むき)
トマト中玉3個、玉ねぎ1/4個、ニンニク1/2片、オリーブオイル、塩、胡椒、ハーブ(ローリエなど)
下準備(トマトの湯むき)
- トマトのヘタを包丁の刃先でくり抜く。ヘタの反対側は十字に軽く切れ目を入れておく。
- 鍋に湯を沸かしてトマトを入れる。10秒ほどで皮がめくれ始めるので、取り出して冷水につける。
- 手で皮をむく。
トマトソースを作る
- ニンニクと玉ねぎはみじん切りに、湯むきしたトマトは小さくざく切りにする。トマトの種が気になる場合は取っておく。
- フライパンにオリーブオイル大さじ2杯とニンニクを入れ、焦がさないように弱火で熱する。香りが出てきたら、玉ねぎを加えて飴色になるまでじっくりと炒める。
- 先ほど切ったトマトを加えて全体を軽く混ぜる。塩、胡椒を少々加え、ハーブも入れて8分ほど中火で煮込む。
2. ピューレでもできるトマトソース
トマトピューレは完熟トマトを煮詰めて3~4倍に濃縮したものだ。大量のトマトが手に入った時に、作って冷凍保存しておくと便利である。トマトピューレの作り方とトマトピューレを使ったトマトソースの作り方を紹介しよう。
■トマトピューレの作り方
- 完熟トマトを用意し、ヘタを取り除いて4つに切る。
- 鍋にトマトを入れ、弱火で約20分煮込む。この時木ベラなどを使いながらトマトを潰してピューレ状にする。
- 一度ザルでこして、皮を取り除く。
- 再度鍋に戻して、半分ほどの量になるまでさらに煮込めば出来上がり。
すぐに使わない場合は、フリージングバックなどに入れて冷凍すれば2~3ヶ月保存できる。
■トマトピューレで作るトマトソース
- 鍋にオリーブオイルとトマトピューレ、片栗粉を少々入れて混ぜ、弱火で加熱する。
- とろみがついてきたら塩・胡椒で味をととのえる。
3. 冷凍トマトも活用したいトマトソース
生のトマトを使いきれない時は、冷凍保存しておくと良い。いろいろな料理に使え、トマトソースにも活用できおすすめである。
■トマトを冷凍保存する方法
丸ごと保存する場合
よく洗ってから水気を拭き取り、そのまま袋に入れて冷凍する。
切って保存する場合
よく洗ってから水気を拭き取り、そのまま袋に入れて冷凍する。
切って保存する場合
- ヘタを取り湯むきする。
- 種を取ってからざく切りにして、フリージングバッグなどに入れて冷凍する。
■冷凍トマトで作るトマトソース
- 丸ごと冷凍保存したトマトを使う場合は、皮むきをしておく。ボールに水を入れて冷凍トマトをしばらくつけると、皮がふやけて簡単に手でむける。ヘタも取っておく。
- 冷凍トマトを耐熱皿に入れて、レンジ(700W)で完全に解凍するまで3分ほど加熱する。
- オリーブオイルとニンニクのすりおろしを入れて塩・胡椒を加え、トマトを潰しながら混ぜたら出来上がり。
結論
トマトソースを作るためには、どんな状態のトマトを使ってもよい。時期に合わせて選んでみよう。旬の時期に大量のトマトが手に入ったらトマトピューレに、あるいはトマトを丸ごと冷凍保存しておけば、いつでも手軽にトマトソースが作ることができる。