1. 水餃子はスープで食べると美味しい

日本では餃子といえば焼き餃子がメジャーで、水餃子を食べる機会は少ない。さらにスープで餃子を食べるという習慣もあまりない。しかし、スープで食べる水餃子は、身体も温まる豪華なスープとして家族にも喜ばれるだろう。ぜひレパートリーに入れておいてほしい。
■余った餃子のリメイク法におすすめ
餃子を手作りするとなると手間がかかるため、一度に大量に作って冷凍しているという人もいるだろう。だが作ったはいいが、焼き餃子ばかりでは飽きてしまうときもある。余った餃子を飽きずに食べるためのリメイク法として、ぜひ水餃子入りスープを作ってみてほしい。いつもの餃子がまったく違った料理になり、新しい美味しさを味わうことができる。
■スープにほどよくとろみがつく
餃子の皮には片栗粉がまぶされている。そのため、水餃子をスープに入れると表面についていた片栗粉が溶けだし、とろっとしたスープに仕上がる。とろみのあるスープは保温性があがり、口当たりも優しくより美味しい。
■水餃子鍋もおすすめ
スープに水餃子を入れて食べる方法をアレンジして、鍋の具材として使うのもおすすめだ。冬に家族で鍋を囲む際は、ぜひ試してみてほしい。〆はうどんや雑炊ではなく、ラーメンで決まりだ。
2. スープに水餃子を入れるときのポイント

水餃子をスープに入れる際には、あらかじめおさえておきたいポイントがある。美味しい水餃子スープにするためにぜひ覚えておきたい。
■水餃子の具材はスープの味に合わせて変える
焼き餃子の定番の具材は、豚ひき肉にニラ、キャベツ、白菜、ネギなどだ。しかし、水餃子としてスープに入れる場合はこの通りというわけにはいかない。なぜなら、スープの味と具材が合わない場合があるからだ。たとえばコンソメスープなど洋風の味にしたい場合、ニラは合わない。スープの味とちぐはぐにならないよう具材も工夫したほうがよいのである。
■大判の皮を使う
水餃子をスープに入れると水分を含み餃子の形が崩れやすくなる。もともといびつな形の場合ごまかせるというメリットもあるが、具材を詰めすぎていると中身が出てきてしまう可能性もある。そこで、水餃子を作る際は大判の皮を使い、余裕をもたせて閉じるのがおすすめだ。もちもちとした皮にしたい場合は小麦粉から手作りしよう。
■水餃子を入れるタイミング
水餃子をあまりグツグツ煮すぎると皮が溶けだしてしまう。スープに火の通りにくい野菜などを入れる場合は、スープの具材に火が通ってから水餃子を加えよう。とくに具材を入れない場合は、スープができたタイミングで加えればよい。また、鍋に水餃子を加える場合はあらかじめ水餃子を茹でておき、食べる直前に鍋に入れてさっと温めるのがおすすめだ。
■つるんとした水餃子にする方法
水餃子のタネまでつるんとした食感にする方法がある。それは、具材に卵と片栗粉を加えるというものだ。具がまとまり口当たりがよくなるため、スープにして食べる水餃子を作る際にはぜひ試してみよう。
3. 水餃子に合うスープの味付け

水餃子入りのスープというと、中華風の味付けをイメージする人がほとんどではないだろうか。しかし、鶏ガラスープもたしかに合う。そのほか、水餃子に合うスープを紹介する。
- 和風スープ...かつお節、昆布、いりこなどの出汁にしょうゆや塩で味付け
- コンソメスープ...そのままでも、しょうゆで味付けしてもよい
- 韓国風ワカメスープ...鶏ガラスープに塩で味付け
- トムヤムクン風スープ...ナンプラーを加えてエスニックな味に
結論
水餃子はスープに入れて食べるとさまざまなアレンジが楽しめる。洋風やエスニック風にする場合は、具材の豚肉をエビに変えると美味しい。スープのバリエーションも豊富なため、具材や味付けを変えながらいろいろな水餃子スープを楽しもう。
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