このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
【瓦そば】の作り方は?自宅でお手軽に作る方法を紹介!

【瓦そば】の作り方は?自宅でお手軽に作る方法を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2020年10月17日

山口県のご当地グルメ「瓦そば」をご存知だろうか。テレビドラマでも取り扱われてさらに有名になった瓦そばは、店で食べるだけでなく家で作って食べることもできる麺料理だ。ここでは、本場山口県での瓦そばの作り方を説明するとともに、家で瓦そばを作って食べるためのアイデアをいくつか紹介しよう。

  

1. 山口名物瓦そばの作り方とは?

山口県の名物である瓦そばは、抹茶を混ぜて作られた風味豊かな茶そばを瓦で熱し、その上に味付けされた牛肉と錦糸卵、ねぎ、海苔、レモン、もみじおろしなどを盛り付けた麺料理だ。これを普通のめんつゆよりも少し甘みのある温かいめんつゆにつけて食べるのが瓦そばの食べ方。瓦そばは、山口県のなかでも下関市豊浦町の川棚温泉を発祥の地としている。1877年の西南の役(西南戦争)で、熊本城を囲んだ薩摩軍の兵士たちが瓦で食材を焼いて食べていたという話に発想を得て作られた料理といわれている。現在では旅館や飲食店だけでなく一般家庭でも食べられるようになっており、山口県民にはなじみ深い郷土料理の1つとなっている。瓦の熱でお焦げができた茶そばの香ばしさと牛肉や錦糸卵との相性がよく、甘めのめんつゆともぴったりで、どんどんと口に運びたくなる美味しさだ。瓦そばの本場、山口での作り方は以下のとおりである。

本場山口での瓦そばの作り方

最初に、鍋にたっぷりの湯を沸かして茶そばを茹でる。茹でたら冷水で締め、しっかりと水気をきっておく。その間に薄切りの牛肉を塩で味付けして炒め、錦糸卵を作り、薬味のねぎや海苔、レモンスライス、もみじおろしを準備する。めんつゆはかつお節や昆布、砂糖、みりん、醤油などで少し甘めに作って温めておく。最後に、茶そばを鉄板やフライパンなどで炒めて、直火で熱した瓦に広げ、麺がパリパリに焼き付けられたら、牛肉と錦糸卵、ねぎ、のり、レモンスライス、もみじおろしを茶そばの上にのせて完成だ。牛肉は塩のみで味付けする以外に、砂糖や醤油などで甘辛く味付けする場合も多い。また、ここでは本格的な作り方を紹介したため、瓦が登場するが、瓦の代わりとして鉄板などを使うこともある。

2. 瓦そばの作り方!豚肉と普通のそばでも大丈夫

本場山口県の瓦そばには薄切りの牛肉と茶そばが使用されているが、家で作るときには薄切りの豚肉や、抹茶が入っていない普通のそばを使用して作ることもできる。牛肉や茶そばをしっかりと準備して作った瓦そばは、山口を感じることのできる本格的な味わいだが、豚肉や普通のそばで作った瓦そばも充分美味しく食べられる。豚肉や普通のそばのほうが入手しやすく、家に常備してあることも多い。瓦そばの材料がすべて揃っていないからといって諦めてしまわず、ぜひ身近な食材で作ってみてほしい。材料が多少変わってしまっても、本場の瓦そばと同じ作り方をすれば、ある程度本場に近い瓦そばができあがるだろう。
また、めんつゆについても、かつお節や昆布などを使って最初から作ることができない人は市販のめんつゆを温めて使うか、市販のめんつゆにみりんなどで甘みを足して使用するなど、独自の作り方で試してみてもらいたい。伝統的な瓦そばは店で楽しみ、自宅ではその家ならではの作り方で、気軽に瓦そばを楽しむという方法もいいのではないだろうか。

3. 瓦そばの作り方!フライパンやホットプレートでお手軽に

店で食べる瓦そばには瓦が使われていることもあるが、家で作って食べるときに瓦を準備するのはかなり難しい。瓦なら何でもいいわけではなく、調理にも使える瓦を用意しなくてはならないので、入手の難しさはなおさらだ。そのため、家で瓦そばを作るときには、瓦の代わりにフライパンやホットプレートを使うことをおすすめする。これらを使うと、鉄板またはフライパンと瓦を併用する本場の作り方とは違い、茶そばを炒めたあとに焼き付けてパリパリにするという工程をフライパンやホットプレートのみですべて行えるようになるので調理や後片付けもさらに簡単になる。
一人で瓦そばを楽しむ場合は、フライパンで作った瓦そばをそのまま食卓に持っていき、フライパンから直接豪快に食べるのもいいかもしれない。このとき見栄えが気になる場合はオシャレなフライパンや鍋敷きを使用すると見た目も美しい。また、ホームパーティーなどではホットプレートを使用するのがいいだろう。ゲストや家族に瓦そばの作り方を見てもらいながらパーティーを進めるとちょっとしたイベントにもなる。さらにフライパンよりもたくさんの量を作れるので大人数でも対応でき、保温機能で温度も一定に保てる。そのうえ、直接火を使うわけではないので子どもに作り方を教えながら一緒に作ることもできるなど、いいことばかりだ。いろいろな状況に応じてフライパンやホットプレートを使い分けながら、楽しんで瓦そばを作ってみてほしい。

結論

山口県のご当地グルメ「瓦そば」は、旅館や飲食店だけでなく家でも作れる麺料理だ。作り方もそこまで難しいものではないため、家では瓦の代わりにフライパンやホットプレートを使用して作ってみてほしい。牛肉や茶そばがない場合には、豚肉や普通のそばを使っても充分に美味しい瓦そばができるので、ないものは代用したり好きな具材を追加したりしながら気軽に試してみよう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2020年10月17日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧