1. カップ焼きそばの作り方をおさらい

カップ焼きそばは日本発祥のインスタント食品である。カップラーメンの作り方を応用したものだ。
カップ焼きそばは地域性のある商品で、地域限定となっているものも多い。東北、信越地方や北海道でしか売られていない商品もあるので、旅行などに出かける際はチェックしてみてはいかがだろうか。
カップ焼きそばは、お湯さえあれば調理ができるもので、スープのないカップラーメンともいえるだろう。しかし、厳密にいうとカップラーメンとは作り方が異なる。
まずは容器に焼きそばの具材となる「かやく」を入れて、お湯を注ぐ。3〜5分ほど時間をおいてお湯を切ったら、ソースや粉を入れて麺をほぐし混ぜ、完成だ。麺をふやかすのに使ったお湯は、捨てずにスープに使う商品もあるので、それぞれの商品をチェックしてみよう。
2. 気を付けて!カップ焼きそばは意外と高カロリー!

カップラーメンは麺とスープを一緒に食べるため、水分でお腹が膨れやすい。しかし、カップ焼きそばはスープがないので、麺の量が1.5〜2倍ほど多めになっている。
そのため、カップ焼きそばはカップラーメンに比べてカロリーが高めになっているものが多い。カップ焼きそばのカロリーは、通常サイズで500〜600kcal程度であり、カップラーメンは300〜400kcal程度だ。カロリーを気にするのであれば、カップ焼きそばではなくカップラーメンをおすすめしたい。
3. カップ焼きそばの美味しいアレンジ法

カップ焼きそばは、お湯を注ぐだけで簡単に作ることができ便利だが、いつも同じものを食べているとマンネリ化してしまう。具材を足したり、味つけを変えたりして美味しくアレンジする方法を見ていこう。
納豆
インスタント食品を食べるときに、栄養バランスを気にする人も多い。とくにカップ焼きそばはほとんど炭水化物と脂質から構成されているため、これだけではたんぱく質が不足しやすい。
そこでおすすめなのが、調理の必要がない納豆だ。納豆はたんぱく質のよい補給源で、カロリーも高くない。意外な組み合わせに感じるかもしれないが、納豆は日本人の舌によく合う食品である。ひきわり納豆はソースとよく絡むので、一度試してみてほしいアレンジ技である。
キャベツ
キャベツを小さめにちぎって、お湯を注ぐ前のカップ焼きそばに入れ、麺と一緒に柔らかくする。キャベツは普通の焼きそばにも入る野菜なので、違和感なく味わうことができるだろう。また、ビタミンや食物繊維の量もアップするので、普段野菜不足の人にはおすすめの食べ方だ。
温泉卵
麺類と卵は元々相性がよい。黄身がトロッと溶け出す温泉卵は、麺と絡み合ってカップ焼きそばをより美味しくしてくれる。温泉卵のうえに粉チーズやブラックペッパーを飾ればさらに見た目もおしゃれに仕上がる。
結論
カップ焼きそばは、色々なメーカーから出されている人気のインスタント食品である。忙しくて自炊ができないときには大活躍してくれること間違いない。しかし、もし味や食べ方に飽きてしまった場合は、家に常備してある食材をちょい足ししてアレンジしてみよう。シンプルなカップ焼きそばがゴージャスな食べ応えのある一品に変わるはずだ。