1. 串カツのカロリーを確認

串カツは食べ放題を行っている店も多く、「串カツ田中」など人気の店もたくさんある。食べ放題や、美味しい串カツの店に行くときはやはりカロリーが気になってしまうだろう。ここでは、具材ごとの串カツのカロリーを紹介しよう。
豚肉
豚肉の串カツはボリュームがあり、食べごたえもあるためカロリーが高いイメージ。1本あたりのカロリーは大きさにもよるが、だいたい100~150kcal程度だろう。ヒレやモモなど、脂身の少ない部位を使うとカロリーを抑えられる。
玉ねぎ
玉ねぎ自体のカロリーは100gあたり35kcalとかなり低いため、串カツにした場合のカロリーのほとんどはパン粉と油。豚肉に比べると素材自体のカロリーが低いので、1本あたり50kcal程度と低い値になる。
じゃがいも
じゃがいもは100gあたり76kcalと、野菜の中でもカロリーや糖質が高い。串カツにした場合は、1本あたり100kcal前後。
アスパラガス
アスパラガスのカロリーは100gあたり22kcalとかなり低い。1本あたりのカロリーは30~50kcalで、玉ねぎと同様、ほとんどがパン粉と油のカロリーといえるだろう。アスパラガスはベーコンと一緒に串カツになることも多いが、ベーコンが加わると一気にカロリーがアップするので注意しよう。
れんこん
れんこんは100gあたり66kcalとややカロリーが高め。串カツにした場合は、1本あたり50~70kcalになる。シャキシャキとした食感で食べごたえがあるのが嬉しいポイント。
2. 冷凍串カツのカロリー

串カツは冷凍の商品も多く、自宅で手軽に揚げたてを楽しみたい人にはとくにおすすめ。たとえば業務スーパー「豚玉ねぎ串カツ」のカロリーは、1本(50g)あたり90kcal。油で揚げる前の状態のカロリーなので、食べるときにはさらにカロリーがアップするだろう。おかずやつまみにもピッタリ。
テーブルマーク「串揚職人 豚ロース玉ねぎ串カツ」は1本あたり150kcalだが、業務スーパーの商品と同じく揚げる際に油を吸収してカロリーがアップする。実際のカロリーは1本あたり200kcalほどになるだろう。カロリーは高めだが、豚肉と玉ねぎで食べごたえのある串カツといえる。冷凍の串カツのほとんどは、揚げる前の状態で冷凍されている。そのため、比較的カロリーは低めだが調理段階でカロリーがアップすることを覚えておこう。
3. 串カツはカロリーが高いが体重制限中でもOK?

串カツについて調べていると、体重制限をしている人にも向いていると書かれているのを多く見かける。油で揚げる串カツは脂質が高く、カロリーも必然的に高くなってしまう。また、衣を付けているため糖質も高いのだ。そのため、基本的には体重制限中には向いていない食べ物の1つ。
では、なぜ串カツが体重制限中でも向いているといわれるのだろうか。それは、脂質が高いことで腹持ちがよいのが関係している。串カツを食べるとお腹が空きにくくなり、間食が減って結果的に摂取カロリーが減るのだ。体重制限中に串カツを食べるときには、いくつか注意点がある。食べすぎないことはもちろん、カロリーの比較的低い食材を選んだり、よく噛んで食べたりするように心掛けよう。また、ごはんを一緒に食べるのは避けたほうがよい。串カツ自体に糖質が含まれているため、単体で楽しむようにしよう。さらに、串カツ自体のカロリーももちろんだが、ソースにもカロリーがあるのをお忘れなく。ソースをつけすぎると、カロリーがグッとアップしてしまう。
結論
串カツは基本的には高カロリーだが、食べ方を工夫すれば体重を気にしているときでも美味しく食べられる。外食や冷凍の商品を活用するのもよいが、カロリーを気にするなら手作りするのもおすすめ。自分で好きな食材を選び、薄めの衣を付けて揚げてみよう。いろいろな食材を試してみると、意外な発見があって面白いかもしれない。