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海ブドウは栄養豊富でヘルシー食材!栄養価と効果を徹底解説

海ブドウは栄養豊富でヘルシー食材!栄養価と効果を徹底解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2020年12月16日

透き通るような緑の小さな粒をたくさん持つ海ブドウ。その見た目からは別名グリーンキャビアとも呼ばれている。プチプチとした食感が独特で、酒のつまみにピッタリな海ブドウだが、実は豊富な栄養素が含まれていることをご存知だろうか?今回はそんな沖縄を代表する海藻である海ブドウの栄養について解説していく。

  

1. 沖縄の海ブドウの栄養成分

海ブドウとはそもそも、沖縄周辺の暖かい海に生息するイワズタ科の海藻である。まっすぐに伸びる茎と房の間がくびれていることに由来し、クビレズタという和名をもっている。そんな海ブドウは栄養価が高く、中でもマグネシウム、カルシウム、鉄、ヨウ素などといったミネラル分が豊富だ。ほかにも食物繊維やヒアルロン酸、ビタミンKが多く含まれている。これだけの栄養素を含む海ブドウだが実はカロリーが低く、その量なんと100gあたり4kcalである。栄養成分をしっかり摂取しながら満腹感も得られるため、体重制限中の人にもおすすめだ。

2. 海ブドウの栄養素の効果

海ブドウの栄養分が豊富なことを紹介したが、その栄養素による効果についても解説していこう。まずは海ブドウ100gあたり51mgと、含有量の多いマグネシウムについて。マグネシウムは、カルシウムと結びつくことによって骨や筋肉を作る。マグネシウムを摂取することによって骨や歯を丈夫にする効果が期待できるだろう。次に海ブドウ100gあたりに対して0.8g含まれる食物繊維について見ていこう。
食物繊維には腸を活発化させる働きがあり、便を柔らかくしたり腸内をデトックスさせたりする効果がある。その効果により便秘の改善も期待できるだろう。ほかにもヒアルロン酸やミネラル分といった栄養素には美容を助ける効果も。海ブドウはキレイを維持したい女性にとってもってこいの食材だといえるだろう。

3. 海ブドウの茎にも栄養分がある?

販売されている海ブドウの半数は茎を取った房だけの状態で売られているが、生産者が収穫するスタイルによっては茎つきで売られているものもある。房から取る工程が減るため、茎なしの状態で売られているものと比べて比較的安く購入することが可能だ。そんな海ブドウの茎も房の部分と栄養成分は変わらず、美味しく食べられるのはご存知だろうか。
房のプチプチとした食感とは違い、シャキシャキとした食感になっている。海ブドウの茎の部分は房の部分と同様に、サラダのようにそのまま食べたり、ドレッシングや酢をかけたりして食べるとよいだろう。茎がないと物足りないという人もいるほど、捨てるにはもったいない箇所なのである。

4. 海ブドウの塩分やカロリーは摂り過ぎに注意

栄養価が高くヘルシーな海ブドウだが、食べすぎには注意しよう。
その理由は3つある。1つ目は消化不良で下痢や便秘を起こす心配があるからだ。海ブドウに含まれる栄養素のひとつである食物繊維は、体内で消化することができない。適量であれば腸内環境の改善効果が期待できるが、摂取しすぎた場合は逆効果になるため注意しよう。
2つ目はヨウ素の過剰摂取により甲状腺が腫れるおそれがあるからだ。ヨウ素が不足すると貧血や成長障害になる危険性があるが、摂りすぎも甲状腺の機能が低下するといわれている。海ブドウにはヨウ素が豊富に含まれているため、1日100gほどを目安に食べるといいだろう。
3つ目は塩分を過剰に摂取してしまう可能性があるからだ。塩分を多く摂りすぎると、生活習慣病や高血圧といった病気にかかりやすくなる。海ブドウ自体はそこまでの塩分を含まないが、醤油や三杯酢といった調味料をつけて食べることで、その分塩分も多く摂取することになってしまう。栄養価が高くしかもカロリーが低い食材だからといって、食べすぎないようにしたほうがいいだろう。

結論

海ブドウに含まれる栄養素とその効果について解説した。さまざまなミネラル分をはじめ、食物繊維やヒアルロン酸が多く含まれている海ブドウ。カロリーも低いためダイエット中にはおすすめだ。しかし食べすぎると健康を害す恐れもあるため注意した方がいいだろう。
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  • 更新日:

    2020年12月16日

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