1. 爆発を防ぐししとうの天ぷらの下処理

ししとうを天ぷらにする時に、注意してほしいのが爆発だ。ししとうをそのまま天ぷらにしてしまうと、高温によって爆発を起こしてしまうおそれがある。ししとうを美味しくキレイに揚げるコツを見てみよう。
ししとうの天ぷらは下処理が大切
ししとうはそのまま衣をつけて油で揚げるのではなく、穴あけを行うことが大切だ。穴をあけることで、ししとうが爆発するのを防いでくれる効果があるからだ。穴は爪楊枝や包丁を使って1ケ所ほどあけておけば十分だ。さらにヘタを切ってから衣をつけることで、食べやすくなり辛さも抑えられる。
2. ししとうの天ぷらの美味しい作り方

よりししとうの天ぷらを美味しく仕上げるには、どうしたらいいのだろうか。衣の作り方や揚げ方について紹介する。
衣の作り方
美味しい天ぷらは衣の粉の配合も大切だ。天ぷら粉を使う場合は、袋に書いてある分量通りに水を加えて粉が少し残るくらい混ぜて使うのがおすすめだ。また、薄力粉で衣を作る場合は、薄力粉に顆粒和風出汁、溶き卵、水を加えて混ぜ合わせるといいだろう。
揚げ方
ししとうの天ぷらを揚げる際は、170℃くらいの油でサッと揚げるのがポイントだ。ししとうを衣にくぐらせたら、油に入れて衣が薄いきつね色になったら完成だ。サクッとした食感が感じられるくらいが目安で、揚げ時間は数十秒だ。一度にたくさん入れてしまうと、ししとうがサクッとならないので、量を調整して揚げてみよう。
ししとうの天ぷらを美味しく作るコツ
ししとうは、揚げ過ぎてしまうとシナシナになってしまい、ししとうが痩せてしまうので、揚げ過ぎには注意しよう。食べる際は、好みで塩や抹茶塩をつけて食べると美味しい。
3. ししとうの天ぷらが辛いのは種が原因?

せっかくししとうの天ぷらを作ったのに、辛くてビックリした人もいるだろう。通常ししとうが辛い割合は10本に1本ほどだが、その原因は決して種ではない。ししとうが辛くなるにはいくつかの原因があり、形がいびつになっていたり、香りが強かったりするししとうは注意が必要だ。さらに収穫してから日数が経っているししとうは、種が熟成し辛みが出てきてしまうので、できるだけ早く食べるようにしよう。ししとうはストレスがかかることで、辛さが増すので、種だけが原因ではない。ちなみにヘタは辛いことがあるので、取り除いて調理するのがおすすめだ。
ししとうの種の取り方
辛さにはあまり関係がないが、ししとうの種が気になる場合は種を取り除いて調理するといいだろう。簡単な種の取り方は、種と実の間につまようじを入れて、一周させて種と実をはがすようなイメージでもむキレイに種がとれる。さらに白い種は新鮮な証だが、種が黒くなっている場合はししとうの鮮度が落ちている合図でもあり、辛い場合があるので注意しよう。
4. ししとうの天ぷらのカロリー

天ぷらといえば、油で揚げているのでカロリーが気になる。ししとうの天ぷらのカロリーや栄養を紹介しよう。
ししとうの天ぷらのカロリー
ししとうの天ぷらは1個あたり、16kcalほどだ。ししとうは低カロリーの野菜でもあるので天ぷらにしても、カロリーは低い。
ししとうの栄養
ししとうは食物繊維やカリウム、β-カロテン、ビタミンなどを豊富に含んでいる野菜だ。また、ししとうの辛み成分でもあるカプサイシンには、食欲を促進してくれる効果などが期待できる。このカプサイシンは摂取しすぎてしまうと、胃腸の調子を崩してしまったりするので、辛いししとうには注意したい。
結論
ししとうを天ぷらにする際は、下処理を行って爆発しないように揚げるのがポイントだ。さらに揚げ過ぎてしまうと、ししとうの美味しさや食感が半減してしまうので、サッと揚げるようにしよう。ししとうの天ぷらはカロリーも低く、おつまみやおかずにもピッタリなので、ぜひししとうを天ぷらにして味わってみてもらいたい。
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