1. チャツネとは?

チャツネとはカレーに旨みやコクを加える調味料だ。特徴はペーストのような状態で、とろみがある。使われる材料はさまざまで、たとえば野菜の玉ねぎや果物のマンゴーにスパイスを加えて作ることが多い。一般的なチャツネの使い方は、カレーの隠し味だ。スパイスの味をはじめ、材料の甘みや酸味なども加わり、コクと旨みのある豊かな味わいになる。チャツネは、こだわりのカレーを作りたい人にとって重宝する調味料といえるだろう。
チャツネってどんな意味?
チャツネという言葉を聞いたことがあっても、どういう意味かわからないという人もいるだろう。チャツネとはヒンドゥー語の「チャートゥナー」に由来し、言葉の意味は「なめる」だ。インド・パキスタン・アフガニスタンでは一般的な食べ物で、それぞれの家庭ごとにいろいろなレシピがある。
チャツネの種類
チャツネに使用する食材は地域や家庭で異なり、味や甘さ、辛さはさまざまだ。先述したように野菜や果物などを使い、砂糖・酢・香辛料で煮詰めて作るジャム状のチャツネは、トマトやマンゴーを入れる。ほかにもレーズンやりんごなど、それぞれの土地で入手しやすい食材が使われる。香辛料では、ミント・オレガノ・ココナッツ・コリアンダーの葉を用いるのが一般的だ。
チャツネはどこで手に入る?
チャツネは自作もできるが、既製品が市販されていることもある。意外と身近で、スーパーに並んでいることもある。また、輸入食料品店などでも売られているだろう。スパイスなどを揃えるのが大変だと感じる人は、まず市販のチャツネを買って味見してみるのがよいだろう。
2. チャツネの作り方

基本的なチャツネの作り方はフルーツや野菜を煮て水分を飛ばせばよい。ここでは代表的なチャツネの作り方を紹介しよう。
作り方
りんごとしょうがの皮をむく。玉ねぎとしょうがをざく切りにする。りんごは4等分に切り、芯を取り除いてざく切りにする。材料をすべてフードプロセッサーに入れ、撹拌してペースト状にする。鍋にサラダ油とペーストを入れて中火で熱し、全体にサラダ油がまわったら、はちみつ・レモン汁・塩を加え、あめ色になるまで30分ほど炒めて火から下ろす。粗熱をとってパクチーを添えればチャツネの完成だ。はちみつがないときは、砂糖で代用しても構わない。
3. チャツネの使い方

チャツネのおすすめの使い方は、カレーに直接入れて味付けすることだ。ここではカレーにチャツネを使う方法を具体的に紹介しよう。
カレーにチャツネを使う方法
たとえば甘みが強いチャツネなら、辛口のカレーを甘くすることが可能だ。逆に辛口のカレーが好みの人はチリペッパー入りのチャツネを入れるとよい。チャツネはカレーを個人の好みの甘みや辛みに味を変えることができるのだ。入れる量は1人前あたりで小さじ1杯くらいを目安にするとよい。
カレーに奥深い味をプラスしたいときは、2人前あたりで大さじ1杯くらいを目安に入れるとよい。入れるタイミングは、カレールウを加える前に食材を煮込むときだ。先に入れると独特の風味が加わり、奥深い味に仕上がるだろう。この方法は煮物全般に応用可能なので、ロールキャベツの隠し味や、しょうゆを混ぜて煮卵を作るときにおすすめだ。
カレーに奥深い味をプラスしたいときは、2人前あたりで大さじ1杯くらいを目安に入れるとよい。入れるタイミングは、カレールウを加える前に食材を煮込むときだ。先に入れると独特の風味が加わり、奥深い味に仕上がるだろう。この方法は煮物全般に応用可能なので、ロールキャベツの隠し味や、しょうゆを混ぜて煮卵を作るときにおすすめだ。
4. チャツネの代用品

チャツネは、なかなか店頭に並んでいない場合もある。また、自作も慣れるまでは大変かもしれない。そのような場合、チャツネの代用として使える食品がある。
ジャムで代用可
実は、チャツネは一般的なジャムで代用できる。果物の酸味や甘み、強いとろみはチャツネに似ている。そのため、ジャムを少量カレーに加えれば、ある程度チャツネに近い効果を得られる。ただしスパイスの味はジャムでは代用できないので、適宜スパイスのパウダーを追加するなどで対応するのがよいだろう。
おすすめのジャム
ジャムの中でも、とくにマーマレードやリンゴジャムがカレーによく合う。マーマレードには皮の苦みがあるため、カレーの味をより複雑で豊かにしてくれる。また、リンゴはカレーの隠し味に使われる食材でもあるため、ジャムにしてもカレーと相性がよい。ほかのジャムを好みで使ってみるのもアリだ。相性は商品によってもまちまちなので、いろいろ試してみるのもよいだろう。
まずはチャツネの雰囲気だけでも体験したいという人は、マーマレードやリンゴジャムを買ってカレーに加えてみるのはいかがだろうか。ただし入れ過ぎると甘みが強くなるので、注意したい。隠し味程度に少し加えてみよう。
まずはチャツネの雰囲気だけでも体験したいという人は、マーマレードやリンゴジャムを買ってカレーに加えてみるのはいかがだろうか。ただし入れ過ぎると甘みが強くなるので、注意したい。隠し味程度に少し加えてみよう。
5. チャツネをカレー以外に使う方法とは?

チャツネはカレーに加えることが多いが、ほかの料理に使って食べるのもよい。おすすめの使い方をいくつか見ていこう。
ビーフシチュー
ビーフシチューは、ベースとなるスープやさまざまな具材の組み合わせを楽しめる料理だ。チャツネを加えれば、より複雑な味わいを楽しめる。果物由来の甘みは牛肉ともよく合うため、ビーフシチューに加えても味を崩しにくい。スパイスの香りを追加できるという意味でも、おすすめだ。
パスタソース
チャツネの香りはパスタソースと組み合わせても美味しい。とくにミートソースなど、ひき肉を使うソースとの相性がよい。普段のパスタを一段グレードアップさせたい人は、ぜひ試してみよう。ただし、チャツネとクリームソースはあまり合わない場合もある。チャツネを効果的に使うなら、トマト系のソースなどに加えるのがおすすめだ。
ピザ
チャツネをピザの味付けに使うのもいい。トマトソースや野菜、ウインナーなどとよく合い、豊かな香りを楽しめる。チャツネにスパイスをしっかり使っている場合は、より一層美味しく食べられるだろう。なお、もっと簡単にピザトーストなどを作る場合にも、チャツネを使うと美味しい。ぜひ試してみよう。
結論
チャツネは、野菜や果物とスパイスの香りを楽しめるペースト状の調味料だ。カレーを甘くしたり、逆に辛口に味付けたり、奥深い味に変化させたり、いろいろとアレンジがきく。紹介したようにカレーのほかにも、ビーフシチュー・パスタソース・ピザに使うのもおすすめだ。いろいろと試して、お気に入りの料理をみつけてみよう。