目次
1. タコイカはどんな生物?

タコイカは深海の生息する生物である。あまり聞きなれない名前ではあるが、実際に食用として出回ることもあるのだ。ここでは、タコイカとはどんな生物か詳しく解説していこう。
足が8本のイカ
タコイカは見た目はイカだが足の数がタコと同じく8本のイカである。通常のイカは足が10本あるが、タコイカは子どもの時は10本で大人になると触腕(しょくわん)と呼ばれる足が無くなるためタコと同じ8本足になるのだ。
正式名称はマッコウタコイカ
タコイカの正式名称はマッコウタコイカで、マッコウクジラの胃の中から見つかったのでそう呼ばれている。テカギイカ科タコイカ属に分類されている。
2. タコイカの生息地

タコイカとはどんな生物なのか分かったところで、今度はタコイカの生息地について見ていこう。
日本海や釧路
タコイカは日本海や北海道の釧路などに生息している。幼少期は表層に分布することもあるが、深海の中層から海底に生息しているため中々見ることができない珍しい生物だ。過去には新潟の上越市立水族館に展示されていたこともある。
3. タコイカは食べられる?

タコイカの生息地について分かったところで、今度はタコイカは食べられるのか解説していこう。
イカの味
タコイカは食感が柔らかくイカのに味に似ているといわれている。珍しい生物のため食べたことがある人は少ない。しかし、釧路の弁当屋や給食でイカリングとして普通に食べられているという話もあるそうだ。ほとんど出回らないのでどんな味なのか詳しく知っている人は少ないが、稀に市場に出回る場合もあるので興味がある人はぜひ探してみてほしい。
結論
タコイカとは、イカの仲間に分類されるがタコと同じ8本足のイカである。日本海や北海道の釧路などの深海に生息し、正式名称はマッコウクジラの胃の中から見つかったためマッコウイカである。食べることはできるが、珍しい生物なので中々出会うことができない。もし出会う機会があったらぜひ食べてみてはいかがだろうか。