- ※1 農林水産省 特集2 香酸かんきつ(1):農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1701/spe2_01.html
1. 便秘解消で痩せる?朝に白湯を飲む効果とは
朝に白湯を飲むことで内臓機能が温められ基礎代謝が上昇し、脂肪燃焼に効果的。そのため毎朝白湯を継続して飲むとダイエット効果が期待できるのだ。ほかにも朝に白湯を飲むと得られる効果をいくつか紹介していこう。
朝の白湯の効果1:腸が刺激される
朝に白湯を飲むと、胃腸が内側から直接温められて刺激され、大腸のぜん動運動を促すため便秘解消効果につながる。便秘に悩まされている方は、便秘改善薬に頼る前に、まずは朝に白湯を飲む習慣から始めてみてほしい。
朝の白湯の効果2:身体が温まる
白湯を飲むと内臓機能が温められ、全身の血の巡りがよくなり身体全体を温められる。とくに冬の寒い朝に飲むと、冷えた身体が内側から温まってくるのを感じられるだろう。
朝の白湯の効果3:気持ちよく目が覚める
人間が朝気持ちよく目覚めるためには、寝ている間にホルモンが正常に分泌される必要がある。低体温の場合、ホルモン分泌がうまくいかず朝の目覚めが悪くなってしまう。そのため白湯を飲んで内臓や身体を温めよう。
朝の白湯の効果4:食欲をコントロールできる
空腹状態で白湯を飲むと、空腹感が紛れて朝からドカ食いするのを避けられる。腹回りが気になってきた方は、起きてすぐに朝ごはんを食べるのではなく、白湯から飲んで食欲をコントロールするのがおすすめだ。
白湯のそのほかの効果
白湯を飲むと血流がよくなり肩こりや腰痛の解消にも役立つほか、腸が温められて腸内環境が整い、ニキビや乾燥など肌トラブルの改善につながっていく。健康面や美容面に効果が期待できるのだ。また、夜寝る前に白湯を飲むと身体が温まりリラックスした状態で眠りにつけるだろう。
2. 朝の白湯の飲み方のポイント
ここでは朝に白湯を効果的に飲むポイントを3つ紹介していこう。
朝食前に飲む
朝の白湯を飲むタイミングは、朝食の約30分前。胃の負担や消化を助ける効果が期待できるためおすすめだ。ただし、寝起きの口の中は雑菌が付着しているため、しっかりと歯磨きをしてから飲むようにしよう。
ゆっくり時間をかけて飲む
白湯は10~20分程度時間をかけて、身体に浸透させるようにゆっくりと飲むのが理想的だ。1回に飲む量はコップ1杯程度であり、1日トータルで600~800mlを目安に飲むといいだろう。
朝食なしで白湯だけはNG
朝に飲む白湯は空腹感を落ち着かせてくれるが、そのまま朝食を抜いてしまうと昼食量が増えて血糖値が乱れ、脂肪を溜め込みやすくなってしまう。朝は白湯だけでなく、しっかりと朝食もとるようにしよう。
3. 朝の白湯の作り方とアレンジ
ここでは朝の白湯の作り方とおすすめのアレンジを紹介していこう。
白湯の作り方
白湯の作り方は、やかんに水道水を入れ火にかけ、沸騰したら火を止めて50度になるまで冷ます。朝時間がない方は、コップにミネラルウォーターを入れて電子レンジで適温になるまで温めるのもよい。温めすぎるとやけどをする恐れがあるので注意しよう。
レモン白湯も朝におすすめ
コップ1杯のお湯に対して、レモン汁を小さじ1、2杯入れてつくるレモン白湯もおすすめだ。レモンに含まれるクエン酸には疲労回復や血流改善の効果があり、白湯の効果だけでなくレモンの効果も得られる。(※1)レモンの酸味は、朝でまだボーッとしている頭や身体をシャキッとさせてくれるだろう。
結論
朝に白湯を飲むと、健康面や美容面に多くの効果が得られることがわかった。水を温めるだけで簡単にでき、財布にも優しく習慣化しやすいだろう。すぐにでも取り入れられる健康法なので、明日の朝から試して効果を実感してほしい。
(参考文献)